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下手でも釣れる2つの要素

『 凄いですね、TOPとビッグベイトだけでアレだけ釣れて! 』

( よーし、まだバレてない )



先人が作り上げてくれたイメージのお陰で甘い汁を吸わせて頂いております。
困難や努力なんて、する訳がないという本質をうまい事カモフラージュしてくれるのに非常に役に立っています。



ライフハックという思想

命を危険に限界まで晒して、体一つで岩肌を登っていくという競技性は理解しますが、自分でやるなら如何に楽で危険じゃない方法を考えるかというのがライフハッカー。

例えば、上の条件ならヘリコプター使います。

エベレストとか早く、子供から老人まで楽に行けるように、エレベーターを開通するか、酸素問題を解決するエアドーム型通路を開通させれば良いのにと考えます。

月面基地建設に比べたら遥かに楽に出来る筈だし、あの山が北米大陸にあったら既にそうなっているでしょう、現状はやれるけど需要が無いのでやらないだけと思います。


最大効率こそが最大需要

努力や労力を如何に楽に効率化するか?


この点から高い技術や、惜しみない行動力を伴わずに、釣果を確実に積み上げる2つの法則を実践しています。

ですが、あくまでも目標は出来るだけ少ない労力で、楽に釣果へ繋げるか?

であって、ランカーを釣る為の攻略法でもなければ、1日20本釣る為の話でもありません。

つまり、切り立った200m崖の頂上にとにかく登ればいいのと、200mの崖を自分の力で登りきった感動が欲しいのは違うと言う事です。




1、2次元でしか戦わない

これだけで数倍効率的に釣れる様になります。

TOPしか使わないという事は、基本的に水面しか引かない
つまり、平面(2次元)での釣りという事になります。


手抜きイラスト





10キャストして線上に魚が居れば釣れるイメージ。

これが2次元。


そしてこれで終わらないのが3次元の釣り、つまりレンジ(水深)と呼ばれる物を考慮した、層が形成されているイメージ。





1つの線上に魚がいれば釣れると思っているのが2次元の釣り。

→10キャストで終わる。

2つの線が交わらないと釣れないと考えるのが3次元の釣り。

→10キャスト×6が必要になる 


で、得られる対価が6倍に・・・・ない?
それなら、6倍の労力に見合わない非効率な事をしている、となる。

浅ければ浅いほど、労力は3倍、2倍と減っていくけど、TOPとボトムにいる魚との距離が縮まり、2次元側も出る確率も高まりますからね。

これで『 レンジとか考えるの面倒クセー 』という効率化を行いました。


壁打ちも2次元

いやぁ、いきなりTOPだけとか・・・と思った人は絶対にレンジが存在しない2次元にならざるを得ない釣りでどうでしょうか。

そう、壁打ちですね。



レンジを探る?
やめましょうコンクリートの中に魚はいません。

止めた方がいい事が解かる図





2、もしかして下手糞なんじゃないの?


シーバス釣りを始めた数ヶ月、とある人のブログを参考にしてました。
数年間やっているようで、最終的な釣果という結果で私の2倍強釣っています。

だけど、少なくともこの人のブログを読む限り、この人私の3倍以上は魚をHITさせているんです。

この人のブログは参考になったんですけど、まるで意味が解からない言葉が毎回毎回、無かった事は一度も無い位に出てくるんです。

それで、何も知らない私は心の底からこう思いました。
この人は下手糞だけど、場所がいいから釣れてるだけなんだなぁと。

無知って怖いですね。



バラスってなぁに?おいしいの?それ

最初の一ヶ月は0本の惨敗。
それから情報を収集し、最終的にデビューの3ヶ月で14本釣りました。

別に毎日行っていた訳じゃなくて、むしろ潮周りがいい時中心なので、確率的にも初心者として上々の結果と言えるでしょう。

ではバラシを何回経験したか?

こっちは誇れませんけど、ラインブレイクが2回だけで、いわゆるフックアウトは0です。

その結果、最初のうちはこのブログ主を凄いと思っていましたが、『 バラシすぎじゃないの?下手糞なんじゃないの 』とか思うようになってしまったんですね。



ティップ位置0が最高

何にも特殊な技術や道具も使っていません。
この運河のテラス、満潮で水が触れるくらい水面に近かったんです。

そして足元は2m近い適度な水深があるので、魚が潜ろうとします。
例えば、自然型河川で50cmのシャローだと底という面があるから、上に活路を求めてきますよね。

そして船とは違い自分方向を完璧にブロックしてくれる壁が対応範囲を180度に限定してくれます。

ウェーディングと違い、魚を上から見下ろせ、足場は最高。

足場が水面まで4m以上になれば、どうしても上に引っ張るので、飛びますね?

私もこの数ヵ月後、バラスってこういう事かと散々、学習することになります。



もうタモは背負わない

バキッ!

こんなもん使ってられるかと、肝心な所で背中に引っかかって取れなかった奴をへし折りました。

携帯性を効率化して、実は釣果に対しては非効率なんです、背負うって。

制服は間違った事を緻密にやるというパターンですね。

釣果を最大効率する上で、バラシの削減が極めて効果があるのは上で述べました。

つまり、ランディング作業の最大効率化が重要と言う事になるのですが、タモを背負うというのはこれに反します。

魚がヒットした時にタモを背負っていると言うのは、ヒットしてからランディングを最適化しようとしているという事です。

重要な事を二の次にして、携帯性を求めますか?

キャストする前にこそ、ランディングの最適化を行ってください。

つまり、どこでどうやってタモ入れするのが最適かをその時に考えれば、そこにタモを直ぐに使える状態で置いておけばいいんです。




「愚かなる行いのほとんどは自分とは似ても似つかない人間のマネをしようとする事から生じる」

サミュエル・ジョンソン



貴方が消費したい労力はどれくらいですか?
それはいくら最適化しても限界があります。

つまり・・・

1000万円と300日を投資できるならエベレストの頂上が狙えます。
優秀なガイドはそれを最適化し700万円と150日にするかもしれません。

ですが、50万円と一週間では到底無理で、別の、それに相応しい最大効率的使用方法がある筈です。


私も、このままではランカー連発やメーターオーバーには縁が無いでしょう。

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