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▼ いつも釣れてる訳じゃない②　ジョイクロ持って三千里

ヤバイ、このままではいつも釣れてる人みたいな認識が広がりかねない。

なので・・・、釣れない話も脱力気味に書いておこう。



真実の記録、ここに敗北の棋譜を残す。

我、敗れたり。




禿げ上がる遠征記


わざわざホテルとって、泊まりで釣りしたのに、夜だけでウンザリして気持ちが折れて、朝マヅメはやらないで帰って来た話です。





釣り場に立った瞬間、勝ったと思ったね。


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このこぶし大の石が転がるシャローに、このタイミングで誰も立ってなかった。

確かに、浅すぎるって考えるかもしれない。


いやいや・・・、これまでの経験が自分だけには最高のシャローだと感じさせてくれる。

だが、視覚情報と言うのは恐ろしいものだと改めて思い知るのである。

五投目くらいまでワクワクしてたもん。



だって出るでしょ、これ。

絶対凄いやんここはって、信じて疑わなかったよ。


もうね、流れも底質も、水深も、地形も、全部良いんだわ。

テンションかけて流してるジョイクロの感覚が、釣れる手応えなんだから。



俺の目も曇ったもんだよ・・・。

20分も胸が踊っちまったよ、踊らされちまったよ、裸の王様ならぬ、ネイキッドボディダンサーだよ。


これは無いなって解りつつも、片隅に押しやってたのかもな。


無駄にしがみついたわ。

夜の0時にドアが閉まって危うく閉めだされ、早朝帰ろうとしたら受付が誰も出てこないで置き手紙して帰るくらいの、ど田舎ビジネスホテルのくせに1泊5,000円もとるんだもん。


頼む釣れてくれなんて思ったら、終わってる。と思いながら頼む釣れてくれとか少し思ったよ。

オマケに無駄に打つ場所があるもんだから、久々に2時間も釣りした。

 

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