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ランカーとラトル音

 

先日のシーバス釣行の際に少し考えさせられる事がありました。


それはルアーから発せられる音!についてです。


マグネットで固定されていない重心移動がコトコトと鳴ったり、ジャラジャラと鳴るように作ってあったり。


更に細かく言うとフックがルアーにアタル音、フックとリングだったりスナップとアイの擦れ合う音。


音があってもなくてもシーバスは釣れるんですが、ランカーサイズ(ここでは80up以上)を対象として考えた場合、ない方が良いと思っていました。


普通に考えるとベイトとなる魚から音は発せられませんよね。


だから自分は頭が良いランカーサイズ程、本物(ベイト)と偽者(ルアー)の区別がつくのでは?と考えていた訳です。


ルアーから発せられる音がゼロになる事はないでしょうが、極力なくしたい。


その中でも一番になくしたいのが重心移動などのラトル音だった訳です。


そんなの関係ないよ、と言うアングラーも居るとは思いますが、自分はそう考えていました。




セイゴ・フッコクラスでも満足していた自分が、いつしかランカーサイズに拘りを持つようになり、自然に一軍ケースの中にはラトル音が鳴らないルアーが殆どになりました。


ウッドはプエブロシリーズなので固定重心、プラに関しても固定もしくは重心移動でもマグ(磁石)などでナマリが固定されるものとなりました。




 


そして過去に揚げた80upの殆どが自分の考えた通りのルアーでの釣果となった訳です。




ただ、先日の釣行では良い意味でシーバスに裏切られました。


ここからの話はルアーの宣伝でもないし、自分に利益がある訳でもなく、ただこういう事実があったという事です。




先日の釣行は過去に良い思いをした事がない河川だったので、その中でも実績の良かったグース125Fをそっと一軍ケースに入れました。


グースって結構ゴトゴトとうるさいじゃないですか。


デットでルアーを引いても途中からゴトゴト聞こえてくるでしょ。


当然水中でもその音が響いているだろうし、セイゴ・フッコクラスは別にしろランカーサイズは警戒するだろうと。


だから最近は全然出番がありませんでした。


まぁ、この日はセイゴ・フッコクラスの反応でも拾えればいいなぁと思っていた訳です。


で、グースで始めにヒットしたのがランカーサイズでバラシ、その後に75cmが獲れました。


グース以外のルアーも投げましたが、この日はアタリさえありませんでした。


「もしかして音がキー?」ってのは少し考えていたのですが、レンジやアクションがたまたまハマッたのだろうと思っていました。


その次の同河川での釣行では似たようなレンジ・アクションのルアーを持参したのですがダメで、反応あったのはグースとTKLMのみ。


で、TKLMでは深いバイトを得られず、すぐにバレてしまったのですが、グースで1本目75cm、2本目85cmが獲れました。


75cmを獲った時点で「やっぱり音がキーでしょ」って確信した訳です。


隣に入ったアングラーと情報交換した時に「音の出るルアーが良かった」と伝えたところ、グース同様のかなり音の出るルアー(自分は持っていないルアー)でシーバスからの反応を出していました。


そして3回目の釣行で確信をもってグースで89cmを出せました。

 





ランカーサイズを獲るのに不必要と考えていたラトル音が今回の釣行ではキーとなり、ランカーサイズからの反応が良かった事実。


更にはグースがなかったらランカーどころか、シーバスからの反応を得るのが難しい(渋い)と判断していたかも知れない事実。




今でもランカーサイズを獲るならラトル音はない方が良いと思っていますが、それだけではない事実を受けた時に素直に受け入れられるか否か。


それが自分で体験した事であったり、他のアングラーから聞いた事だったりってのはあるかも知れないですが...。


改めてシーバスの楽しさや怖さを知り、一辺倒になってしまわないように気をつけ、日々精進と先の見えないゴールへ少しでもシーバスの事を理解できるようにと思った出来事でした。


 

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