久々の淡水域リバーシーバス

やってきました梅雨!!


雨の季節、リバーシーバスアングラーにとっては待ちに待った増水パターンの到来です

大地は潤い、吸収しきれなかった雨水は小川へ流れ、中規模河川、大規模河川へと沢山のゴミとともに栄養をもたらします

ゴミに集まるベイトも居れば、流れに逆らえなくなり浅瀬で待機するベイト、水門が開き大移動が可能になったベイトなど大雨が河川にもたらす環境変化は計り知れません


自分が当て嵌めていく河川の増水パターンは

小魚などが普段着いている場所の流速が上がってしまい、増水してできたシャローにベイト達が避難

そのシャローの一段下がったラインにシーバスなどのフィッシュイーターが構える構図になります

なので狙うラインは普段水際になってる部分が増水によりブレイクっぽくなり、そこに流速差が生まれるような流れが刺している場所

水位と地形との睨めっこです^ ^

 

そんな6月上旬の某日、この梅雨一番の長雨が降りました

僕がホームとしてる利根川中上流域のリバーシーバスと増水は切っても切れない関係にあり、1m以上の増水が今回やっと起こりました

 

しかし増水真っただ中の日は平日・・・しかも出張中とあって河川のリアルタイム水位データを眺めながら妄想していました(泣)

そして週末の夕方、やっと釣行に出向くことができました

1m以上あった増水も30㎝の微増水に落ち着き、普段の河川の表情に戻ろうとしていました

 

そんな中、微増水でも可能性のある一番川幅が絞られている浅瀬に向かう

そこなら微増水でも流速差はそれなりに生まれるのでは?という淡い期待です

 

現場に着くと、ベイトっ気はなく・・・
今思えばベイトっ気がないのは普段の位置にベイトが戻れていないといういい条件だったのかもしれません

(平水位ではシャロー一面ベイトが平和に泳ぎ回ってることが多いです)

 

急いで準備して出てきた僕はヘッドライトを忘れたので日暮れまでの1時間程度がストレスなく釣りができる時間!一応ハンディのライトは持ってるので粘っても帰ることはできますけど・・・

 

自分の利根川の増水パターンは

増水アップクロス

平水位ダウンクロス

がハマることが多いです

 

どっちかわからないので真ん中くらいのダウンとアップでキャストしてみる

答えは意外と早く、ややアップにキャストしてダウンに入った瞬間にTKLMを咥えてくれました


突然すぎてハラハラで、久しぶりの淡水シーバスの引きを味わう間もなく陸揚げ

 

元気すぎるミドルサイズのシーバス

リバー特有の顔がしゅっとして銀色の個体です

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河口から100㎞以上も遡上して自分のルアーを咥えてくれる確率なんて物凄い低いと思うけど、このたま~に釣れる時の感覚って脳汁が出て辞められない・・・

なんだかんだで楽しい釣れない釣り

 

リリースして間もなく・・・

ゲリラ豪雨到来でずぶ濡れになる一歩手前で帰ることができました

夕日が雨雲からカーテンのように落ちる雨を照らし、ものすごい光景でした・・・

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シーバスを運んでくれた増水、自然に感謝!

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