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▼ 考察 ザリガニパターン
- ジャンル:日記/一般
- (シーバス)
鱸はザリガニを捕食するのか?
河川での鱸釣り、
特に小河川の上流、淡水エリアをホームグランドにしているアングラーなら一度は疑問に思った事があるだろう
まずはじめに、なぜ鱸はこんなにも河川を遡るのか、
考えられるのは、的水温を求め、餌を求め
あるいは鮭鱒類のごとく母川回帰しているのか?
消去法でいけば先ずは母川回帰
母川回帰とは生まれた川に戻ってくるという魚の習性
今のところ、鱸は海で産まれているとされている
(個人的には少し疑問な部分もあり)
ので母川回帰という言葉は当てはまらない
次に的水温、
どこかに鱸の的水温は12〜24°cというデータを見たことがあります
私の経験では最も早く淡水エリアで鱸の釣果をあげたのは3月中旬
計ってはいませんが、恐らく一桁後半でしょう
その時期の埼玉県内河川上流域は水深も浅くボラや鮎の稚魚の大漁遡上もありません
浅いということはカワウやサギなどの外敵から狙われるリスクが高いということです
海の方が絶対に水温も安定し、餌も豊富なはずですが彼らは何故川を遡るのか?
ここからは私個人の仮説になりますが
やはり鱸特有の回帰性があるのではないかと思います、
鱸が河川を遡上する時期は海にも充分な酸素は存在していますが、夏になると貧酸素状態に毎年のようになっています
一般的に水温が上がると水中の溶存酸素量が減るといわれています、
鱸はこのとを本能的に知っていて、あらかじめ遡上してきるのではないか?
次に餌、
海で最も安定的に捕食できる餌はイワシ類であろう、
しかしイワシも回遊魚
毎日必ず餌にありつける保証は無い
その点、淡水魚はイワシほど大量に一度に捕食できないが毎日安定して捕食できると予想される、
そして最も栄養価の高そうな手長エビやザリガニも存在し、捕食されているのでは
よって鮭鱒類のような母川回帰ではないが
鱸は鮭鱒類のように産卵しても死なないので
過去の記憶を辿り河川に回帰してきているのではないでしょうか
ちょっとテーマとズレてしまいましたね
本題に戻ります、
鱸はザリガニを捕食するのかでしたね
ザリガニは甲殻類です、
海での鱸は甲殻類を捕食している事は既知の事実です、
エビはもちろんカニやシャコも捕食対象です
では淡水エリアではどうでしょう?
私の経験では釣り上げた鱸の喉から手長エビの手が出ているのを何度も見ています、
しかしザリガニの手が出ているのを見たことがありません、
淡水魚のブラックバスはザリガニを捕食対象にしているのは皆さんもご存知だとは思います
ブラックバスはザリガニを捕食した後にハサミを吐き出します、
昔、ブラックバス釣りに傾倒していた頃、
沼のシャローエリアでザリガニの手だけが落ちているのを良くみました、
それはブラックバスが捕食し手だけを吐き出したものだと
私が高校生の時所属していた生物部で飼っていたブラックバスにザリガニを与えた時に知りました、
鱸もブラックバス同様、ザリガニを捕食後、ハサミ部分を吐き出していれば釣り上げた鱸の喉からザリガニの手が出ているのを見ることはない
5月下旬、田んぼの水が河川に落ちる頃
鱸は農業排水に集まってくる
私同様、埼玉県内小河川で鱸を狙ってる人たちは
この農業排水を狙っている、
そして農業排水から供給される餌はザリガニだと推測しているだろう
しかし、釣り上げた鱸の腹を割く訳にはいかず
魚の定位する位置からザリガニを捕食していると予想し、ザリガニパターンと呼称されている
この季節に有効な手段で有ることは間違いない
しかしこれだけでは机上の空論
鱸のポジショニングでザリガニを捕食しているであろうと推測したに過ぎない
テーマを検証し実証する必要があるだろう
実証編に続く
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- 2015年6月3日
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