釣れないと思っても川に行こう

 釣れる時を狙えるか 

バチ抜けで割と簡単に釣れてしまったのが勘違いしてしまった原因だと思います。

気を良くして、その後何回か川に行きましたが今度は全く釣れません。

それで、釣れそうな時間、潮回りを狙って釣りに行かないと結果は出ないと思い込んでしまいました。

実はこれが大きな誤解でした。

釣れそうかどうか判断できるのは百戦錬磨の強者(ツワモノ)のスキルであって、オッサンのような初心者はとりあえず川に行け、と今回はそういう教訓のお話です。


 休みの日だからと言って釣りばかりしてるわけじゃないですよ 

先の休日です。

この日は天気がいいので家族で自転車であちこち回ることにしました。

駅前で食事をしつつ、買い物の予定です。

ところが子供が家をでたがりません。

買い物に付き合うよりゲームの方が楽しい事を私以上に良く知っているのです。

すると、妻が子供を説得するためにとんでもないことを言い出しました

「パパが釣りに連れて行ってくれるよ」

「うん、じゃあ行く!!」

即答です。

うちの子は釣りが大好きなんです。

しかし、ちょっと待ってください。

これから駅前のレストランで食事をして、それから買い物ですよ
自転車でお店まわるんですよ?

妻は「釣り道具持って歩けばいいじゃない」と簡単に言いますが・・・

結局ロッドを持って家を出ました。

ロッドを担いで申し訳なさそうにダイソーをふらついてるオッサンがいたら、それ自分です。



 川に来たけど釣れなさそうですよ 

買い物も終わり、子供を連れて川に来ました。

タイドグラフを見ると最も潮位が低い時間です。

全く釣れそうにありません。

足元ではハクが大量に沸いています。
水は赤く濁っています。
子供はモンシロチョウを追いかけています。

天気が良くてのどかなもんです。

しばらく投げて異常が無い事をしっかり確認したのち、子供にロッドを渡しました。


ルアーは根がかりしないようにエリテンです。

追い風のおかげでルアーが良く飛びます。

子供はなにか動画でも見たのでしょうか、上下にロッドを揺らしながらルアーを引いています。

まぁ、釣れなくても春の暖かい日差しの下でロッドを振る楽しさを感じてくれればと思います。




「パパ、釣れた!」

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数投で釣り上げてしまいました。

初めて釣ったシーバスに子供は大喜びです。

しっかり記念撮影をして魚をリリースしました。




 ここからは俺のターン 

「すごいぞ!! よし、パパにロッドを返しなさい。

魚がいるとなれば話が違います。

丁度上げが始まった時合い、これは爆釣の予感です。







「パパ、今日の夕ご飯なんだろうね」
「う~ん、やっぱりエリテンなのか」


「パパ、そろそろ家に帰る?」
「うん、5投したら帰ろう」


「パパ、そろそろ帰ろう」
「あと3投、3投したら帰ろう」


「パパ」
「ぐぬぬ・・・」


釣りって難しいですね。

オッサンは釣れそうとか釣れなさそうとか思う前に、まずは川に立つことの大事さを子供に教わりました。

 

次も頑張ります!

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