今回は、真剣に数を伸ばすことを考えつつ縛りました。

長時間コンスタントに釣るためには、レンジの刻み方が重要と言われています。確か。
ジグヘッドの重さとリトリーブスピードだけで如何に釣果を伸ばせるか？
これをマスターできれば、ワンランク上のメバリストになれる気がするのです。
ということで、本日は特訓の日。

今回使うワームはこれ。
俺の中でダントツの実績ワームです。


また、今回は本気の数釣りのため、ラインもPE0.2号＋フロロリーダー1号という組み合わせで、アイナメ事故を考慮しないセッティングに。
（まー、アイナメ来たとしてもなんとかなるとは思いますが…）




さて、現場入りに際して、非常に気になったことがひとつ。

スゲー風強いの。

ライトリグ最大の敵が、その実力を遺憾なく発揮している模様。
海況も、メバル凪からは程遠く。
釣れるのかいな…



風向きがコロコロ変わるので、キャストの向きを毎回調整。
なるべくリトリーブ中にラインが張る向きを…
また、姿勢を低くして極力ラインを水から出さないようにし、強風の間に神経を集中させると

コツッ！

と。

サイズはこんなんですが、風のなかでもアタリはしっかりとれそう。
ということで、やりようはある！
俄然、闘志に火が点きます。

今回は潮回りもよく、程なくしてワンキャスト・ワンヒットタイムに突入。
着水直後にヒットすることもしばしばで、上のレンジだけを狙って順調に釣れています。
若干波立っている分、メバルの警戒心が薄れてレンジが上ずっているのかもしれません。
カウントダウンもいつもより少なめに。

渋ってきたらレンジを少し下げるとアタリが戻ってきます。
あとは、遅い動きに慣れてきたら速い動きに変えて、その辺はリグの重さを変えて細かく調整。

チョイ下げレンジでも渋ってきたら、そのままさらに下げるのではなく、一旦表層に戻すと再びアタリ。
今回はボトムまで落とす必要がなさそうだなぁ…


結局、上半分（と思われる）の層だけで、実釣開始から2時間半ほどで100匹達成。
もちろん、ワームは変えず。

今日はたまたま活性が高かったということもありますが、レンジコントロールだけでここまで釣り続けられるものなんですね。
渋ったタイミングをどれだけ早く見切れるか、その後のレンジを即座に見極められるかなど、取り組むべき課題はまだまだ多いですが、「釣れにくくなったときにどうするか？」の手がかりをつかめたような気がします。

気のせいかもしれませんが。



さて、100匹釣って満足したところだし、今日はそろそろ…

プラグに挑戦してみましょう。

実は、メバルをプラグで釣ったことがありません。
これだけ活性が高ければ、今日は釣れる気がする…

プラグに関してはズブの素人なので、なんとなくそれっぽい品を購入し、なんとなっくそれっぽく投げて、イイカンジに引いてくると、なんと一発ヒット！

マジか！プラグすげぇ！

使用したのは、スミスのメバペンソリッド。
体積が小さく、かつ中身が詰まっているため、逆風ニモマケズによく飛んでくれます。

たまたま選んだプラグが良かったらしく、また活性の高さも相まって、短時間で7匹ほど釣れました。
今後の釣りの選択肢に入りそうですねぇ、プラグ…

しかし、フックはシングルに換えたほうがいいかもですね。
トレブルが3本とも口に刺さったのを外すのは大変です。
魚にも申し訳ない…


その後はまたワームに戻し、普段やらないような釣り方をいろいろ試して、引き出しを増やす作業に。
こういうのはやはり、活性の高いときにこそやるべきですね。
釣れないときにあれこれ試しても、「このルアー釣れない…」で終わってしまいます。

実験もそこそこ好調で、今回のメバルは合計160匹ちょい。
次回に弾みが付きそうな、非常に良い釣行でした。


しかし、今回の爆釣劇は

　①ラインが細かった
　②そもそも単純に活性が高かった
　③爆風のため他に釣り客がいなかった

という三点によるところが大きそうだな、結局…

まーいいや。
楽しければそれでいいのだ。


【ロッド】PALMS Expression EXSS-66XUL
【リール】DAIWA 15LUVIAS 2004
【ライン】Rapala Sufix 832 6.3lb（0.2号）＋フロロリーダー4lb