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磯狂-okm

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▼ 冬季はベイトが全て

例年より雪の降る事が少ない今季の山陰地方。

暖冬は生き物のリズムを狂わす。

子供が通う学校でも、インフルエンザが猛威を振るう。

自分も体調が付いて来ず、熱は出てはいないものの釣りに出かけるのを断念。

そんな時は、タックルのメンテナンスに限る。

ベアリングの状態が気になったので、分解、脱脂、注油。

磯で酷使してきたので、大分ギアにクセが付いてしまいましたが、パーツを入れ替えながらこれからも長く相棒として傍に置く予定。

体調も普段のリズムを取り戻し、「釣りに行きたい！」という気持ちが内側から湧き出てくる。

やはり、何事も健康な体無しではなし得ない。

リールに目をやると、マズイ、バラバラw

何が何でも組まなければ、海が呼んでる！

ベアリング、ピニオンギア、ドライブギア、シャフト、マイクロモジュールギア、どれもこれも要なパーツ。

今までの蓄積から生み出される精密機器。
メーカーさんには頭が上がりません、スゲェ。

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ギアのクセを考慮し、最適な当たり面をとりボディの締め付けトルクを調整しながら芯出し。

あとワンシーズンしたら、駆動ギア系を交換してみてもいいかも、、、

なんとか許容範囲まで調整が決まったので、明日の山越えに備え足早に就寝。

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朝、子供達を見送り、遅いスタート。

深瀬釣りの方と挨拶を交わし、自分はどんどん深い緑の中へ。

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木漏れ日が気持ちいい。

木々の間から覗く日本海に胸踊る。

森を抜け、いざロックショアへ。

ハイシーズンだと、間違いないポイントからミノーで攻めるも反応は返ってこない。

冬の日本海。

ベイトが全てを支配する。

磯際は見切り、沖目の沈み瀬へ意識をシフトチェンジ。

最近お気に入りのルアーである、メガバスのマキッパを沈み瀬の反転流へ打ち込む。

先程まで生命感が感じられなかった海が、急激に息を吹き返す。

ショートバイトから、20cmまでのメバルを2尾キャッチ。

アフターなのか、雄なのか、抱卵はしていない個体。

沖目のボトムに意識を集中。

そんな自分を嘲笑うかのように、最初に入っていたポイントで急に鳥山が立つ。

最初は気にしないようにしていたのですが、次第に鳥が増す。

行くか。

磯場での焦りは怪我の元。

ゆっくり、ゆっくり向かう。

案の定、お祭りの後w

鳥も散り、先程の騒ぎはどこえやら。

まだ残党が居るはず。

表層に出ていないなら、ボトム一択。

シーバス用にチューンしたマキッパ30gで、ボトム擦れ擦れをじっくり探る。

すると、ゴッとバイト！

バレないように、慎重に浮かせて波に乗せランディング！

60cmないくらいのシーバス♪

後ろからもう1尾チェイスしてきていたので、キープキャスト！

しかし続かない。

ワンチャンスを信じて、ひたすらキャスト。

海の地平線を眺めながらリーリングしていると、無心になり自分が溶けていくような感覚。

ピックアップ手前、そんな心境の時に限りドスっ！ジジジジーと引っ手繰るようなバイト＆ラン！

もうね、心臓に悪いからやめてほしいw

かかりが甘かったようで、スプールを手で加圧するとフックアウト。

少し一人で呟きながら笑うw

その後、軽いアタリが頻繁したのでドラグを調整してやると、やはりメバル。

この場で産み落としそうなくらい抱卵しパンパン。

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少し立ち位置を変えて、手前でもう一尾追加。

これも抱卵し、いい魚だった。

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メバルを意識して緩めていたドラグが、またも手前で唸りを上げる。

根に巻かれないように軽くスプールを加圧しながら魚を誘導。

シーバス！しかも、銀ピカなヒラスズキ！

手前でランディングしようと、魚の頭を反転させたのですが、これがいけなかった。

フッとフックオフ。

なにげに今日一番の失態。

しかし、海の神様はまだ見ていてくれたようで、最後にまたワンチャンスをくれた。

カタクチイワシがまた回りに回って磯にぶつかる！

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手前で花火のように水面で弾けるカタクチイワシ。

目の前を通過したほんの一瞬。

弾けた方向へマキッパを投げ入れたフォール。

ゴンっ！

最後の最後でもう一尾シーバスを追加。

どちらも抱卵し、プリスポーン。

例年より産卵がだいぶズレている感じがする。

少し今年のシーバスの行く末に不安を感じましたが、、、楽しかった♪

また来よう。

海の神様、ありがとう。

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《tackle》

#ヴァリアントレクシータ107MM

#ツインパワーXD4000XG

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#マキッパ20g/30g

《apparel》

#RBB

#mont・bell

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