穴撃ちからロックフィッシュ、フラットフィッシュからSLJ、SBKまで、僕のバーサタイルな釣りで活躍してくれている20メタニウムHG。

あ、SBK=サビキです。


コンパクトで飛距離もすごく出てお気に入りなんですが、先日の釣行でハンドルに異変が・・・




これは帰宅後に撮影したもの。





たまになんだけどハンドルが逆転してしまう。

ベイトリールではありえないことですよね。






多くのベイトリールで、ハンドルの逆転を防止しているのはローラークラッチ（ワンウェイクラッチともいうらしい）。

これがたまにうまく機能しなくなっている模様。

メンテナンスで何か悪いことしたっけなー。






このまま使い続けられないこともないんだけど、Webでいろいろ調べてみると、どうやらやってはいけないことを自分はやってしまったらしいと分かる。



それは、ローラークラッチには潤滑用のオイルを入れてはいけない、らしいということ。




入れるならグリス、非極圧タイプのグリスを入れるらしい、ということがなんとなく分かった。



らしい、とかなんとなく、と書いているのは、調べれば調べるほどいろんな記事があって何が正解なのかよくわからなくなるから。




あくまで自己責任でおねがいします。



シマノさん公式サイトにはベイトリールのローラークラッチには何も書いてくれてないんだよね



で、思い返すと、前回メンテナンスしたときに、自分はこれをローラークラッチに塗ってしまっていた・・



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これは飛距離を伸ばすための潤滑オイル。
ちなみにこれはこれでベアリングに差すとめっちゃ回転良くなります。



正確には、これをローラークラッチに塗ったわけではなくて、ここに接するインナーチューブ側に結構な量を塗ってから組み上げて、完了後、おー、スムーズに回るーとか言って喜んでいた(^^;



でもそこからたしか2回目の釣行でハンドルが逆転してしまう異常が発生。



これはもうローラークラッチが原因で間違いないと判断して、昨日分解してみた。






で、問題のローラークラッチ。上の丸い奴ね。

もう潮で固着してしまって、外そうと思ってもびくともしない（もともと外しにくい部品だそう）。



仕方ないのでこのままパーツクリーナーをじっくり吹き付けて中のオイルを流して、そして十分乾燥させた後に筆でグリスを塗ってみた。







使ったのはどこでも売ってるシマノのリールグリススプレー。




シマノ リールグリススプレー SP-023A
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これも非極圧タイプらしい。
そうはどこにも書いてないんだけれど。



ちなみにこういう専門用品も売ってるそうです。

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本体開けたついでに、シャーシャー言ってるベアリングを交換。

そりゃシャーシャーいうよなってくらいの潮orz　

釣行後毎回洗ってるのになー

で他の気になるところもグリスアップして組み上げ。


自分がベイトリールの組み上げで一番苦手なのがこれ。




ドラグノブの取り付け。

不器用番長ゆえに、スプリングのせいでぜんぜんうまくハマらなくてめっちゃ時間かかるorz

みんな苦労しないのかな？

誰かコツあればぜひ教えてくださいm(_ _)m


何とか組みあがったので、早速試してみる。






うん、逆転しようとしてもしないんで大丈夫そう。
（シャーシャーまだいってるのはきっとベアリング洗浄足りてないところありそうなんでまた今度メンテします）





今回のまとめ

しないはずのハンドルの逆転
↓
ローラークラッチ（ワンウェイクラッチ）の異常
↓
自分の場合は潤滑オイルが回ったせい
↓
洗浄してグリスを塗ったら解決したっぽい

でした。


もちろんこの異常にはいろんな原因があると思うし、解決策も自分で調べてみると分かりますが、なんだかめちゃくちゃ情報錯そうしてるので、ほんと自己責任でお願いします。
シマノさんちゃんと書いてくれ・・・。


不安な人はメーカーに修理出したほうが絶対にいいです(^^)





参考にさせてもらった動画はこちらです。