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8月の高知遠征 その1~雷神降臨~

  • ジャンル:日記/一般
いつも思うことがある。

釣れない釣りとはなんでこんなに楽しいのだろうと・・・。


 どんな状況でもひたすらに粘って粘って引き出した1本に格別の悦び

を見出してしまう。

最近、そんな苦行な釣りがたまらなく楽しくて仕方ない。



 雨が降る中、黙々とひたすらフルキャストしてみたり・・・

 仲間たちとあーでもこーでもないと熱く語ってみたり・・・


 最終的な釣果だけでない。

 そこにいたるまでのすべてがアカメ釣りの魅力なのだと。


 だからこそ足を向けてしまうのだ。


 あの聖地へと・・・。



今年も8月に入るやいなや計画していた高知アカメ遠征。

 フリーになったのを良いことにじっくりたっぷりアカメゲームを掘り下げてみようとたくらんでいたのだが・・・

お盆前に暴れまくった2つの台風のおかげで滅茶苦茶になった四国。

 たくさんの友人たちの身を案じながら、西に向けてとりあえず車を走らせた。

自分の住む横浜から約10時間の弾丸ドライブで四国入りすると、

進路を南下して徳島に寄り道。

10数年来の友人 team Finのみなさんに元気の出るお水を持ってお見舞い。

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連日の消防団活動おつかれさまです。

みなさん疲れ切っていたけど、元気そうでホッとしました。


とはいえそのあとに向かった高知も甚大な被害が出ており、

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道すがら・・・こんな風景が視界に飛び込み、その威力のすさまじさを実

感する。


 こんな状況で果たして釣りになるのか・・・と思いつつ翌日はアカメフォーラムに出席してみる。

 自分の好きな生物のことをもっと詳しく知りたい・・・純粋にそんな理由で顔を出してみた。

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長野さんの研究者的見地からの発表に耳を澄ませる。

①アカメの稚魚はコアマモだけでなくセキショウモなどの違う植物でも生育が可能→生育場所が広がる。

②徳島でのアカメの採捕例の話→成魚の分布の拡大vw48xzy35mpbp7p4cpxk_480_480-93fabe53.jpg

会場に詰めかけたアカメアングラーが興味シンシンなテーマ満載。

目から鱗な内容に生き物フェチな自分にはたまらない内容でした。




お次は自分のリスペクトするいまや世界的ルアーデザイナーのノースクラフトの北出さん。
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カニパターンでアカメ釣りの新境地を切り開いたエアーオグルの生みの親。

エアーオグルの開発秘話などを熱く語って頂きました。


そして最後は・・・この方。

村越正海さん。
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世界中のラテス属を釣ってきた経験から、釣り人の視点から解説。

 話の内容もさることながら、その話し方や話題のもっていき方等、わか

りやすく丁寧なトークに勉強になることばかり。

 自分自身は普段から他人の記事とかトークとかにはほとんど興味ない

ので(いわゆるマイワールドに入っている人なんで・・・)、そんな意味で今

回のトークは非常にタメになりました。


 とくにミノーに反応しない個体がトップウォーターに激しく反応する話が

非常に興味深かった。

 アカメのトップ・・・前々から気にしてたパターンだけに、食い入るように聞きこんでしまった。

こんな感じで自分の中でのアカメへの世界観を広げられる機会がある

のはうれしい限り。


 そんなアカメフォーラムの会場を後にして、テンションあげあげでその

ままアカメ釣り大会に突入。

 何か所か目星をつけていたポイントを廻り・・・

 各ポイントに同じ遠征組のみなさんが先に入っているのを目視で確認(爆)。

 1人や2人しかキャパのないところは、諦めて一番の大場所に向かう。


 アカメに限らず、一級ポイントって限られた人数しか入れないピンスポ

ットのイメージが大きいが、自分の好むシャロー戦は基本回遊してくる

ルートをどう捉えるかがカギとなる。

 仮に一番良いところに先行者がいて、2番手、3番手になったとしても

攻め方とポイントは無数にある。

 実はポイントというのはピンでなく、自分で「ここで出す」と決めた場所

で回遊してきた魚のルートとルアーの軌跡を交差させれば良いだけの

話なのだ。


そんで入ったポイントは水深80cmほどの砂で形成された広大なシャロ

ー帯。

そのエリアの中でも地形変化も乏しく、2番手、3番手どころか普段はあ

んまりやらないポイントに立つ(爆)。


 なぜ、そこか?

 この辺一帯は満潮時になると魚が岸沿いを回遊してくるから実はどこ

でも一緒(笑)。



 つまりあんまり無理に立ちこまなくても・・・というか立ちこむとその魚が

自分の後ろをスルーしてしまう結果になる。



 シャロー戦においてはどんなに近くても浅くてもそこが魚の回遊してく

る確率が高いポイントであればそれを狙い撃つことを忘れてはならないのだ。


陽も暮れて、散発ながらアカメとシーバスのライズが出始めるといよいよ戦闘開始。


はなから本命一直線のため、まずは秘密兵器ブルーオーシャン140SSPを投入。

 ブリブリと潜らせて水深60cmほどの美味しいゾーンをトレースしながら、時折スローにドリフトさせていく。

 このポイントでの鉄板アクションだが、意に反してバイトはない。

 何度かトレースコースを変更して通していくと・・・

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ベイトは20cmくらいのボラ。

これが水面付近で追われて、逃げ惑う状況は決して悪くはない。

そこで15cmクラスの強波動を出すミノーを投入。

フルフルフル・・・と水面で引き波&悶絶フラッシングをさせると・・・

ガンッッと男らしいバイトが伝わる。


悪天候下の貴重なバイトを丁寧にヤリトリしながら、徐々に寄せてくると

水面に体高のあるシルエットが浮かび上がる。

「・・・?!」

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ブリブリのナイスヒラ(笑)

これはこれで嬉しい1本。


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ヒットルアーは男のビッグミノー"ザブラミノー15HD”。

ビッグミノーでの1本というのもなかなか格別でござ候♪


結局、この後は雷ビカビカのため強制終了。

このあとの日程でこの雷パターンに苦しめられようとは、この時点で知る由もなかった・・・。


その2に続く・・・。




















 

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