毎年上流に田んぼの濁り水が入り春の良い時期が終わる頃、良くなる明暗がある。

水は生活排水の黒く澱んだ水に、油が薄く張り時期的な物なのかゴミも多い

昼間であればとても竿を出す気にはならないであろうその明暗に夜ともなれば凄い光景を見る事が出来る事を知る人間は少ない

最近は楽をしてこのポイントを使う事が多いのだが、毎回同じでは飽きてしまうので後で来る事にした。

先日ソル友のこんぶさんがホームでナマズ大漁と言っていたのを思い出し少しやってみる

着いたのは午後１０時過ぎ、水はビタ止まりの満潮だ

車で下げ待ちをしてから降りていく

この時期の満潮下げはえてしてゴミが多いのが特徴だが今日は格別に多いように見える

土の陸地際にはマイクロベイトが黒い絨毯のようになっている

南風強風でかなりやりづらいのだが、いつものようにシンペンを流す

もちろんバイトは無い

時折補食音が聞こえるがボイルは明暗ではなく明暗から５メートルほど離れた潮目で起こっているようだ

こういったボイルは食わせるのが難しく自分には出せませんでした。

陸地際に居たベイトがナマズに襲われているのを見て終了となりました

そして移動

いつもの明暗に来るのが最終目的ではあるが、今日はもう一つ目的がある

それはニューリールのテストだ。

先日入魂を果たしたパワーマスター96mhkに装着する為のリール

13バイオマスターSW 5000PG

自分は最高級の釣り道具というのは竿でもリールでも持っていない

どうせ欲しくなるんだから最初から良い物を買えという友達も居るが、竿もリールも２万前後、３万以下のいわゆる中途半端物が好きなのです

唯一の高級品はナマズ用のコンクエストDCか・・・

バイオswは4000HGを持っているのだがシーバスならノーマルギアの方が使いやすいので4000とスプールを換えシーバス用とした

いつもの明暗は川の曲がりが絡んでいるので片側が浅く片側が深い

流れが緩いから浅く、流れが入るから深いという理屈はここでも同じだ

流れの度合いにもよるが基本的には浅い方から出てくるベイトを深い方でシーバスが待つという単純なからくりを考慮すると浅い方に立ち深い方でシーバスをかけ、強引にシーバスの居ない浅い方に寄せてしまった方が地合いは長い

楽をして深い方に立ち位置を取るとかけるのは楽だが地合いは短いものだ

だが最近は楽をしたいので深い方に立ち位置を取る事が多い(笑)

この日も２、３本穫って終わりにしたいので深い方に立った

土手を降りていくと案の定祭りが開催されていた

ベイトはハクかレンギョの稚魚だろうが、かなり入っているそいつらが補食されまくっている

いつものシンペンを装着し明暗にキャスト

明暗際どころかそこいらじゅうで補食しまくっているが際以外はベイトボールに突っ込んでいるだけなので食わせるのが難しいのだ

明暗際のシーバスもベイトボールに突っ込んでいるのは同じだが、思うに際のシーバスだけは完全な偏食をしていないのではないか

だから９センチクラスのシンペンも食ってくるのかな？

明確なバイト、迫力あるファイト、たまりませんな



更に小粒


リールも思った通り！パワーギアの恩恵をさずかり寄せるのもルアーの操作も楽

終わりにしてもよかったが別河川で楽しい釣りを展開している友達に負けまいと更に頑張り追加



まだまだ補食はしていたが食わせる事は出来ませんでした。

更に翌日にあたる今日の昼間にシンペンで橋脚を狙い１キャッチ



こちらはかんかん照りの方が良いのだが小雨も降っていたのでサクッと帰りましたとさ

今日はビールが美味いなぁ～


ロッド:パワーマスター96mhk

リール:13バイオSW5000PG

ルアー:波切、ドリペン






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