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▼ カジキと死闘2時間半
スピニングマーリン(カジキ)へ:沖縄遠征3回目からつづく
今年最後。
ルアースピニングマーリン沖縄遠征4回目です。
いつものクレーンズさんです。

日の出頃、朝6時出航。
地獄の死闘が待っているとは思いもしませんでした。
また、意外なトラブルが起こるなんて想像もしてませんでした。

約3mのうねりはあるも、波はほとんどなくスタンディングには好条件でした。
3本のスピニングロッドとティーザー1個を流し始めます。
ルアーはパクラルモLとM。そしてパクラフズL。
ルアースピニングマーリン。
いつも6から10時間ぐらいしないとヒットがないのですが、
この日はいきなり開始後30分ぐらい。
ビャッツーーーーーーーー
きたっつつ!!!
右舷のパクラルモMに。。。
パクラルモM、リップルフィッシャー BIG TUNA 710 JAPAN Special、ステラSW20000PG、20000MAXスプール、PE5号550m、ナイロン130lb30n、クランキングリーダー300lb5m、ルアーリーダー400lb150号4.5m
ドラグは3kgぐらい。ドラグはビャッツーーー。ロッドを水平に持ち、カジキのファーストランが止まるのを待ちます。なかなか止まらない。船長が船を短時間ブオオンっと急発進させフッキング。

(↑↑参考イメージです)
ずっとかなたをマーリンがジャンプ。ジャバジャバジャバーっとテールウオークしている。映画の1シーンみたい。他人事のように感じ、自分の持ってるロッドとあのカジキがつながっているとは思えませんでした。
でも手元のステラSW20000PGからはビャッツーーーっとラインが出続けています。スプールを見ると残りラインは100ー200mぐらいしかないような。。もう4,500mライン出たってこと?! ヒエッツーーーーー。パニクって『船長っつ、ラインがなくなるっつ〜。ドラグしめてもいいっ?』『締めないで!今、後進して追っかけマスッツ!!』

スゴイ勢いのファーストランでドラグを締めるとPE5号なのでウオータープレッシャーでラインブレークする可能性があるのです。
船がブスッブスッツとゆっくり後進を始め、やっとラインがリールに巻けるようになった。数10mラインが巻けたと思ったら、またビャッツーーーっとラインが数10m出て行く。
長い長いファーストランが終わり、ゆっくりだが船でカジキを追いかけられるようになりました。ロッドにテンションをかけながらラインを回収してゆきます。しかし何回も何回もカジキの突っ込みがありそのたびにドラグが鳴きます。ほんのわずかづつだけどスプールにラインが増えていくのがうれしかったです。船長がいつも言っていた、ファーストラン乗り切ればばかなりの確率でカジキゲットできます。という言葉を思い出していました。ついにスピニングでカジキが獲れるかもしれない。ドラグもほんのわずかづつだけど上げてゆきます。
船長とアシスト君は、甲板の上を忙しく動いて整頓してます。他の機材等が邪魔にならないよう。
あれ?? だんだん弱ってくるハズのカジキ。それが弱る気配がないんです(~_~;)。どんどん潜っていこうとします。垂直の闘いになってきた。巻いては出され、巻いては出され、が延々と続きます。炎天下の下、アシスタント君にグビグビ水分を補給してもらいます。
やがて1時間。ふつうこのぐらいでカジキあがるはず。。なんだけどぜんぜん元気なカジキ。も、もう、腕が効かなくなってきた。弱る気配のないカジキ。
も、も、もう、だめだ。。。。
屈辱の試合放棄。
このゲーム、カジキの勝ち。自分の負けの瞬間でした。
アシスタント君にロッドをしばらく持ってもらったからです。
この時点でカジキをゲットしたとしても、ひとりで上げたことにならなくなりました(;_;)

その後は禁断のスピニングハーネス登場。
これがとても快適!
(ただしこれで海に引きずり込まれたら、、死ぬ。。)
し、しかし1時間半経っても、、、
2時間経っても、、、、、、、
カジキは弱る素振りがみえません。。。
なぜ? なぜ?なぜ??
一番きつかったのは、碧い海の中に緑色のルアーの色がうっすら見えたとこまで寄せるのに、すぐ猛烈な力でまた潜ってしまうんです。この繰り返しが20回以上続きます。スピニングハーネスなかったらとても耐えきれなかったです。また、カジキの姿が見えているのに、なぜリーダーが見えてこないのか??っと不審に思いました。なぜ?? あとで理由がわかります。
2時間を過ぎた頃やっとカジキが浮いてきました。船のすぐ近くまで寄せるんですが、船を見ると猛烈な勢いでまた潜ってしまいます。この連続10回以上。きつい。。この時も、なぜリーダーが見えないし、リールに巻き込まれないのかっと大きな不審が。なぜ30mの130lbナイロンリーダーとダブルラインが見えないのか?。カジキをよく見ると、、、、な、なんと!! リーダーがカジキの体の近くですべて絡まって弛んでいる!!
30m以上あるナイロンがまったく用をなしてなかった。。 船長もこ、こんなこと、はじめて見たと。これはかなりまずいと。(1)ナイロン部分をリールに巻き込めないので最後にドラグをかけて勝負に出られない。(2)ナイロンリーダーを持てないのでカジキにフックや銛を打てない。(3)スクリューにナイロンが巻き込まれる可能性がある。
自分:ライン切りましょうか?
船長:イヤイヤそんな。獲ります!
もっと弱らせるしかない・・・
2時間半。カジキもかなり弱ってきたようで船のすぐ近くまで寄せられるようになりました。でも船を見ると残った力を振り絞って潜ります。船長がもつれたナイロンリーダをなんとかしようとしたとき、、
ブッツツツん!
ラインブレーク。。。
終わった。
カジキはゆっくり潜って行きました。
悔しさよりも、やっと開放されたという安堵感。

もう、精根尽きました。。

ばたん。。。

リールを巻いていた左手はグローブしていたもベロベロになってました。
もう疲れ果てて、気持ち悪くなり、その後自分は船室で寝てました。
【船長との反省会】
(1)元気なカジキだった。フッキングが完璧すぎて、出血もなく、窒息もしなかった。最後まで元気だった。カジキ本来の力をみられた。
(2)ナイロンリーダー30m以上が絡んでいたのは見たことがない。多分、ファーストランの時、ラインのたるみがそうさせたのだろう。ナイロンの力なしでPE5号が2時間半もったのはすごい。ナイロンの水抵抗や弾力がなかったせいで長いバトルになった。このPEは酷使したので全交換したほうがよい。
(3)マーリンロッドではなくツナロッドにヒット。ツナロッドはマーリンには長すぎる。寄せるのが大変だった
【自分での反省】
(1)ドラグ力5-8kg、1時間でギブアップはショックだった。体と耐久力を上げなくては。はじめて使ったスピニングハーネスの効果が高いことに驚いた。
(2)2時間半の後、カジキは逃がしたが、大マグロゲームの良い練習になった。
(3)バトル中はすごい発汗で水分の補給が重要。持って行った水分が不足した。多めに持参すべき。
(4)2時間半の激闘にラインやタックルが保ってくれて少し自信になった。
(5)ルアーとリーダー付いたまま逃げたカジキ。生き延びてくれたらいいのだが。カジキの凄さが想像以上だった。尊敬の念あり。

最後に、
全力でサポートしてくださったサポート君(上写真)と鶴巻船長に心から感謝致します。

(鶴巻船長のトローリングリール。でかっつ!!)
今年最後。
ルアースピニングマーリン沖縄遠征4回目です。
いつものクレーンズさんです。

日の出頃、朝6時出航。
地獄の死闘が待っているとは思いもしませんでした。
また、意外なトラブルが起こるなんて想像もしてませんでした。

約3mのうねりはあるも、波はほとんどなくスタンディングには好条件でした。
3本のスピニングロッドとティーザー1個を流し始めます。
ルアーはパクラルモLとM。そしてパクラフズL。
ルアースピニングマーリン。
いつも6から10時間ぐらいしないとヒットがないのですが、
この日はいきなり開始後30分ぐらい。
ビャッツーーーーーーーー
きたっつつ!!!
右舷のパクラルモMに。。。
パクラルモM、リップルフィッシャー BIG TUNA 710 JAPAN Special、ステラSW20000PG、20000MAXスプール、PE5号550m、ナイロン130lb30n、クランキングリーダー300lb5m、ルアーリーダー400lb150号4.5m
ドラグは3kgぐらい。ドラグはビャッツーーー。ロッドを水平に持ち、カジキのファーストランが止まるのを待ちます。なかなか止まらない。船長が船を短時間ブオオンっと急発進させフッキング。

(↑↑参考イメージです)
ずっとかなたをマーリンがジャンプ。ジャバジャバジャバーっとテールウオークしている。映画の1シーンみたい。他人事のように感じ、自分の持ってるロッドとあのカジキがつながっているとは思えませんでした。
でも手元のステラSW20000PGからはビャッツーーーっとラインが出続けています。スプールを見ると残りラインは100ー200mぐらいしかないような。。もう4,500mライン出たってこと?! ヒエッツーーーーー。パニクって『船長っつ、ラインがなくなるっつ〜。ドラグしめてもいいっ?』『締めないで!今、後進して追っかけマスッツ!!』

スゴイ勢いのファーストランでドラグを締めるとPE5号なのでウオータープレッシャーでラインブレークする可能性があるのです。
船がブスッブスッツとゆっくり後進を始め、やっとラインがリールに巻けるようになった。数10mラインが巻けたと思ったら、またビャッツーーーっとラインが数10m出て行く。
長い長いファーストランが終わり、ゆっくりだが船でカジキを追いかけられるようになりました。ロッドにテンションをかけながらラインを回収してゆきます。しかし何回も何回もカジキの突っ込みがありそのたびにドラグが鳴きます。ほんのわずかづつだけどスプールにラインが増えていくのがうれしかったです。船長がいつも言っていた、ファーストラン乗り切ればばかなりの確率でカジキゲットできます。という言葉を思い出していました。ついにスピニングでカジキが獲れるかもしれない。ドラグもほんのわずかづつだけど上げてゆきます。
船長とアシスト君は、甲板の上を忙しく動いて整頓してます。他の機材等が邪魔にならないよう。
あれ?? だんだん弱ってくるハズのカジキ。それが弱る気配がないんです(~_~;)。どんどん潜っていこうとします。垂直の闘いになってきた。巻いては出され、巻いては出され、が延々と続きます。炎天下の下、アシスタント君にグビグビ水分を補給してもらいます。
やがて1時間。ふつうこのぐらいでカジキあがるはず。。なんだけどぜんぜん元気なカジキ。も、もう、腕が効かなくなってきた。弱る気配のないカジキ。
も、も、もう、だめだ。。。。
屈辱の試合放棄。
このゲーム、カジキの勝ち。自分の負けの瞬間でした。
アシスタント君にロッドをしばらく持ってもらったからです。
この時点でカジキをゲットしたとしても、ひとりで上げたことにならなくなりました(;_;)

その後は禁断のスピニングハーネス登場。
これがとても快適!
(ただしこれで海に引きずり込まれたら、、死ぬ。。)
し、しかし1時間半経っても、、、
2時間経っても、、、、、、、
カジキは弱る素振りがみえません。。。
なぜ? なぜ?なぜ??
一番きつかったのは、碧い海の中に緑色のルアーの色がうっすら見えたとこまで寄せるのに、すぐ猛烈な力でまた潜ってしまうんです。この繰り返しが20回以上続きます。スピニングハーネスなかったらとても耐えきれなかったです。また、カジキの姿が見えているのに、なぜリーダーが見えてこないのか??っと不審に思いました。なぜ?? あとで理由がわかります。
2時間を過ぎた頃やっとカジキが浮いてきました。船のすぐ近くまで寄せるんですが、船を見ると猛烈な勢いでまた潜ってしまいます。この連続10回以上。きつい。。この時も、なぜリーダーが見えないし、リールに巻き込まれないのかっと大きな不審が。なぜ30mの130lbナイロンリーダーとダブルラインが見えないのか?。カジキをよく見ると、、、、な、なんと!! リーダーがカジキの体の近くですべて絡まって弛んでいる!!
30m以上あるナイロンがまったく用をなしてなかった。。 船長もこ、こんなこと、はじめて見たと。これはかなりまずいと。(1)ナイロン部分をリールに巻き込めないので最後にドラグをかけて勝負に出られない。(2)ナイロンリーダーを持てないのでカジキにフックや銛を打てない。(3)スクリューにナイロンが巻き込まれる可能性がある。
自分:ライン切りましょうか?
船長:イヤイヤそんな。獲ります!
もっと弱らせるしかない・・・
2時間半。カジキもかなり弱ってきたようで船のすぐ近くまで寄せられるようになりました。でも船を見ると残った力を振り絞って潜ります。船長がもつれたナイロンリーダをなんとかしようとしたとき、、
ブッツツツん!
ラインブレーク。。。
終わった。
カジキはゆっくり潜って行きました。
悔しさよりも、やっと開放されたという安堵感。

もう、精根尽きました。。

ばたん。。。

リールを巻いていた左手はグローブしていたもベロベロになってました。
もう疲れ果てて、気持ち悪くなり、その後自分は船室で寝てました。
【船長との反省会】
(1)元気なカジキだった。フッキングが完璧すぎて、出血もなく、窒息もしなかった。最後まで元気だった。カジキ本来の力をみられた。
(2)ナイロンリーダー30m以上が絡んでいたのは見たことがない。多分、ファーストランの時、ラインのたるみがそうさせたのだろう。ナイロンの力なしでPE5号が2時間半もったのはすごい。ナイロンの水抵抗や弾力がなかったせいで長いバトルになった。このPEは酷使したので全交換したほうがよい。
(3)マーリンロッドではなくツナロッドにヒット。ツナロッドはマーリンには長すぎる。寄せるのが大変だった
【自分での反省】
(1)ドラグ力5-8kg、1時間でギブアップはショックだった。体と耐久力を上げなくては。はじめて使ったスピニングハーネスの効果が高いことに驚いた。
(2)2時間半の後、カジキは逃がしたが、大マグロゲームの良い練習になった。
(3)バトル中はすごい発汗で水分の補給が重要。持って行った水分が不足した。多めに持参すべき。
(4)2時間半の激闘にラインやタックルが保ってくれて少し自信になった。
(5)ルアーとリーダー付いたまま逃げたカジキ。生き延びてくれたらいいのだが。カジキの凄さが想像以上だった。尊敬の念あり。

最後に、
全力でサポートしてくださったサポート君(上写真)と鶴巻船長に心から感謝致します。

(鶴巻船長のトローリングリール。でかっつ!!)
- 2014年9月16日
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