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▼ 梅雨入り前のハマフエフキ釣行2018

ゴールデンウィーク前のハマフエフキの
様子伺い釣行では1度のバイトすらなく惨敗という結果でした。
 
彼らにとって水温が低位安定しており、
黒潮の影響で一瞬上昇したがまた低くなる、
という事があったのが影響しているのでしょう。
温暖系のハマフエフキにとっては
好ましくない状況だったのだと思っています。
 
さて、ゴールデンウィークの小笠原諸島母島遠征を挟み、
前回惨敗となった伊豆諸島某島の
ハマフエフキ釣行をレポートしてみたいと思います。
 
 
黒潮の影響をウォッチしつつ、
良い雰囲気に安定してくるだろうというタイミングで
船と宿と車の手配を済ませ、
あわせて過去の経験を踏まえたルアー選定と、
ラインの巻き替えをしました。
 
また、昨年より始めたベイトタックルも準備しています。
とは言っても1本キャッチするまではスピニング縛りという
自分ルールを踏まえた準備です。ふふ。
 
 
 
さて、遠征初日。
初日は毎回あえて大きくランガンしながら
ポイントの傾向を掴むべく海の観察を優先していきます。

しかし、広く見ていきましたが
ハマフエフキ好みと思われる場所がなかなか見つかりません。
 
 
さて困った。惨敗パート2か。
 
 
こんな事を思いながら、
実績の有無にかかわらず探っていきました。
が、普段のハードワークが祟ったせいか疲れを感じてきました。
まあ明日もある事なので釣りを切り上げ、温泉に寄って
民宿に帰還しました。
 
 この日の釣果は、
磯際でルアーのピックアップ寸前に
体当たりしてきた薄っぺらいショゴちゃん。
 
フックを丁寧に外し、
近くのタイドプールで体力回復させた後、リリースしました。
 
 
 
 
遠征2日目。
3:15に目覚ましをセットしていましたが
まんまと3:00に起床。この辺りに老いを感じ始めています。

遠征最初の早朝に、必ず入る場所があるのですが、
この日はこれを無視し、
ダイビングと漁師が重なるポイントまで行き、
戻りながらのラン＆ガンという作戦を取ります。
 

さて、1ヶ所目。
いきなり先行者がいました、しかもルアーマン。
地元ナンバーです。そそくさとポイントに降りて行きました。
様子を伺うとダイペンを投げ始めています。青物師か。
マサ狙いか、ふーん。

ちょっと離れた場所からこの方の迷惑にならないよう
ルアーをセットしキャストをしてはちょっとずつ離れる方向に移動して行きます。

はい、ノーバイト。
＆次のポイントに移動です。
 
2ヶ所目。
ここは去年の大型台風の影響により
水中の岩がかなり打ち上げられている
＆掘られてしまっています。

ここでも端から撃ちながらチェックするものの、反応はありません。
ハマフエフキ好みの海況じゃないもんね、仕方ないから次に行こう。
 
 
再びクルマに乗り、今回の潮の向き、風の向き、
タイド、水温などについて整理しつつ
次のポイントはどうしようかと、海況をチラ見しながらクルマを走らせます。
 
 
すると普段はスルーしている場所が
なんだかとても美味しそうに見えました。

時間もまだ7時を回ったばかりだし、
撃てる場所がこの先沢山あるか分からないので、
ダメ元で降りてみるか、と思いました。
 
 
タックルをセットし、ポイント到着。
 
とりあえず水深やら色々掴めていないのでルアーセレクトも適当です。
 
歩きながら海況を観察して撃ち始めた数投目、
リトリーブ開始数回転後に待望のヒット！
 
 
ハマフエフキならではの
自由奔放なファイトを感じながら、こちらに近づけてきます。
磯際まで寄せ、波のパワーで優しく磯に乗せ、勝負あり！
 

今シーズン初のハマフエフキは67cm、まずまずのサイズです。
 
c0108336_23482405.jpg
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
素早く写真を撮ってリリースします。
 
 
ルアーチェンジして更に進みましたが、
この場所で追加のバイトは得られなかったので一旦上がります。
 
 
スピニングタックルは御用納めとし、
ベイトタックルに交換します。
 
 
 
この時点でまだ9時前。移動を続けます。
 

この後、3ヶ所ほど撃ちましたがノーバイト。
遠征とはいえ、こんなもんです。つぎ行ってみよう。

さて、時間的に干潮ピーク。
偏光サングラス越しに、厳しめの根がゴロゴロしているのが確認できます。
海況は悪くありません。
 
 
ドラグのセッティングを確認しキャスト&キャスト。
 
 
ルアーの後ろから追尾！
 
 
後方でバイト！
 
 
フックアップせず！
 
 
もういっちょ！
 
 
リトリーブを工夫しながら、誘いを続けます。
 
 
またバイト！
 
あーダメか！
 
追尾はつづいています。来いっ！
 
 
遊んでるのか遊ばれてるのか分かりません。
 
 
 
リトリーブを可変的に行い、あと10mないくらいのところで漸くヒット！
 
スピニングとは異なるダイレクト感で
すごく楽しませてくれました。
そんなハマフエフキちゃんがこちらです。
 
c0108336_23560831.jpg
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ハマフエフキもワタクシもお疲れ気味、
魚を優先して回復し、無事お帰りいただきました。
 

この後はワタクシのランチなど長めの休憩を経て、
昨日の午後に攻めたポイントに向け大きくサイドチェンジ。
前日の追尾を目撃したことから、追加ゲットに期待していましたがノーバイト。
その後いくつかのエリアを叩いていきましたが、反応は得られませんでした。
 
 
 
遠征3日目、最終日。
昨日よりも遅めの起床。
というのも今回の遠征にヘッドライトを持参し忘れたため、
足下が見えるようになるタイミングで準備せざるを得なかったからです、反省。
 
 
さて、最終日は毎度のエリアから撃ち始めます。
海況は昨日よりも良さげです。
移動しながら広範囲を探り、1時間程経過したあたりで待望のヒット！
 
 
気を抜かず、突然のダッシュも想定しながら
落ち着いてファイトを楽しみます。
磯際で軽い抵抗を見せましたが、難なくキャッチ。
 

c0108336_23585932.jpg
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
フックを外し、少し休ませてからリリース。
 
 
軽く休憩し、更に進みますが追加を得られません。
しかしこれまで3キャッチ、上出来な気もします。
 
 
徐々に干潮ピークが近づいてきたタイミングで
キープできるイサキでも釣れないかと思い、
遠征最後の時間をどこで納竿しようかと思案しながら
昨日と同様に大きく場所移動する事に決めました。
 
 
良い感じのサラシから
イサキが出てくると良いなと思いながら撃ち歩きます。
 
キャストする事10数投目でしょうか。
すっかりハマフエフキの事が頭から離れていました。

納竿もそろそろかなあ、でも
もう一本来ないかなぁ、などと
漠然と考え始めたその瞬間突然のバイト。
 
 
おー、掛けちゃったよ。ハマフエフキ。
 
 
ドラグセッティングもいい加減でしたので、好きに走られます。
そしてまんまと根に張り付かれました。
 
ロッドテンションを効かせたまま膠着状態が続きます。
ビタッと張り付いたまま動きません。
幸いにメインラインは擦れていないようです。
クラッチを切ってラインテンションを抜きます。

弛ませない程度に張ったラインを巻き取りながら
ロッドを煽りますがビクともしません。
 
ルアーだけ根に残して外されたか？
 
いや、そんな感触は無かったはず、次の打ち手を考えます。
 
根に張り付かれてから既に7〜8分経過しています。
膠着を打開するにはこの手しかないか、と、あることをしました。
 
せーの！
よっしゃ剥がれた！
ラッキー。
 
ハマフエフキはフックから外れていませんでした。
激しく暴れる事はなく、すんなり寄せキャッチ。
 
 
c0108336_00033086.jpg
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
良きファイトでした。
 
ありがとう。
 
最後のはラッキーとは言え、
1度の遠征で4キャッチは初めてです。
 
67を筆頭にすべて60UPでしたが、
スポーニング時期のため、全般的に優しめのファイトでした。
 
夏場の本格ファイトに向け、
とても良い練習となりました。
 
 
 

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