その気になるのはイイけどね?

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先日の日曜日。アポなしでT氏とホーム同行中の際。

T氏『あ、今日も浸かってる人が居ますよ』

「え?あ、ホントだ。」

防波堤で竿を振っていると、川を挟んだ対岸のシャローに数人の人影が見えた。

『アレですかねぇ…釣りビジョンで取り上げてたから。』

「え?ココを!?www」

『そう。“ブランドの湘南シーバス最高ゥ”とかって(苦笑)』

「ブランド!?(爆)」

そんなやりとりをしてると、反応の薄さに諦めたらしい浸かり人達が引き揚げていくのが見えた。

「早っwwwもうオシマイ?正味1時間浸かってないですよね?」

『まあ、“回遊待ちで粘る”って出来ない人達なんでしょ。云っても川の水冷たいしね』

「まあ映像に感化されて試しに来たってトコですかね?」

しかしながらT氏が言うには“めぼしい場所は撃つトコも無いほどズラッと並ぶんじゃないか?”と危惧していたらしく、『意外と反響がなくて一安心した』との事www

すると引き揚げて行った人達と入れ替わるように、人影が浸かって行くのが見えた。

「あ~、また被害者が1人www」

『よく浸かるなぁ…オレはムリ(笑)』

「地雷源なのにね~(苦笑)」

しかし“彼”は我々の予想に反し粘りを見せていました。

『おー!!だいぶコッチに来ましたよ、彼。』

T氏の声に視線を送ると、彼の位置は対岸から100mを越えた辺りでしょうか。

「あの辺って向こうの川の本流の辺りですよね?」

『でしょうね…もう臍丈超えてそうだし。でもまだ歩いてますよ彼』


「お、浅くなってきたみたいですね~」

気付くと彼は対岸から200m程の河口ド真ん中、我々が“馬の背”と称している浅瀬に立っています。その時点で股丈くらいでしょうか?


『ん?あのピカピカ点滅してる赤いLEDってなんだろ?』

「“後ろからモノを投げないで下さい”って意味…じゃなくて、船に突っ込まれないようにする為に背中に付けるマーカーらしいですよ」

で、その時私は有ることに気付きます。

「そう云えば、ず~っとマーカーが見えてますが…ひょっとして後ろ歩きで移動してませんか?彼…」

『うーん…そうかもwww』

「て言うかねTさん」

『ん、なに?』

「1人であんなトコまで浸かっちゃってるけど…足が埋まったり、座布団地雷踏んでザックリ刺されたらどぉすんでしょうね彼。」

『さぁ?考えてないんじゃないですか?(呆)』

「仮に悲鳴が聞こえたり、マーカーが流れ出したら…ドコに通報しましょうか(笑)」

『118でしょう!!』

「海保(爆)」

『海のことは118です(·`ω·)bキリッ』

「いや…せめて119にしてあげましょうよ。近いし(苦笑)」


そんなネタになってるとは知らないであろう彼は、都合3時間ほど竿を振り続けウロウロと地雷源を迷走しながら帰って行きました。





笑い話で済んで良かったですが、気が気じゃないので···

浸かるときは、せめて別の人と浸かって欲しいと思う私でした。



帰宅後···

「この辺の海保事務所って…まさか横須賀(田浦長浦港)じゃないよね?」

調べてみたら事務所はホームに有りました。www

そう云えば、ヨットハーバーに一隻停泊してたなあ、と。


うん、流された人を見たら118!!…とりあえず。('-')(,_,)

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