4月後半でござる Part2

  • ジャンル:釣行記
予感はあたっていた。
前回のブログを書き終えて、
今日は釣りはお休み。疲れを取る。仕事が終わったら寝るぞ。
と頭は考えていたのだが・・・

気がつくと、
真っ暗ないつもの地磯への山道を下っておりました。

ええ、二人とも釣れるのが嬉しいんですね。
数釣りってわけじゃぁないんですが、良いサイズがくるし
なんといっても、サイズに関係無くファイトがよろしい!
小さくても、良く引いて良くエラ洗って釣ってて楽しいのですよ。

そんな日も変わる深夜の時間帯。
潮位が高いので、
まずはちっこい足場のとこから釣り始める。
相棒は少しでも動きが良くなるように
スパイク付きの長靴を手に入れたが、
ヨタヨタ具合は相変わらすだ。

んで、今日から新ルール採用。
アタリ(自己申告でおっけー)
もしくはバラしたら缶コーヒー1本。
釣上げた場合はラーメン一杯もしくはタバコをおごってもらえる。
っつー勝負ルールでございます。
お互い同じ数だとチャラ。つーことで勝負開始です。

釣り始めてすぐに俺にアタリ。
40ちょいのせいご君を早速釣り上げラーメンゲット!

相棒はアタリはあったが釣り上げるにいたらず。
そして、そろそろ潮もいい具合に引いてきて
いつもの場所にいけるなぁ、ってトコで
またもや俺にアタリが!
おお、サイズアップ!さっきより重いぜ!!!
とやりとりを開始。
ちょいと足場が悪いんで、ちょっと移動したそのとき
すぐ目の前にある、まだ沈んでる岩場にラインがひっかかる!
「あ、やべ」と呟いたとたんに、
パチッと小気味よい音&ズバシャっと激しい水音がして
痛恨のバラし。

わかってたのですよ、そこに岩があることは・・・
岩がない左に寄せて、
「あーもう大丈夫やろー」と思ってしまったとですよ・・
移動する時に一瞬だけ竿が寝て
ラインのテンションがほんのちょっと緩んだ瞬間を
ヤツは見逃さなかったとですよ・・・
とりあえずは、ヤツにかかったままのルアーが
外れてくれること祈りますばい・・

それから場所変えて、いつもの磯へ上がる。
相棒はここんとこ、この場所では釣れていないので

「場所変えるや?元の場所にいくね?」

っつーと

「あそこはもう浅過ぎて駄目だ。ルアーばなくす」

ということで、釣り始める。

すると・・

「きたー!」

と、相棒にヒット!

「タモいるか??」
「いや、ちいさいけんよかろー」

と40ちょいを釣り上げる。
相棒はこの場所での久々のせいご君に嬉しそーだ。
俺は、あー、ラーメンがチャラになったーーー。と
ちょっと悔しい。

そして俺がタラタラ巻いてると、コツッとアタリが

「よし、きたっ!」

これまた40ちょいのせいご君ゲットー!ラーメン復活ーー。
まだまだ行けるばい!

その後、二人ともアタリもなく時間だけが過ぎていく・・
時間も時間やし、そろそろ終わるかなー。と思ってると

ゴツっとアタリが!

「よっしゃ、きた!」

おー明らかにサイズアップの重さ。
しかもよく暴れる!間近でテールウォークするのを初めて見た!

「タモいるかー?」

と相棒が言うが、
あいつがいる場所は水の上に突き出た小さい岩場の上。
非常に腰がひけた情けない格好で竿を降っている。
距離は非常に近いのだが、
その岩場に行く時のヨタヨタ加減を見ている俺は

・・・タモを使う為に相棒は急いで戻ってくるだろう・・・・
・・・ただでさえヨタヨタしてるのに、
      急いで戻ろうとしたら
         間違いなく足を滑らせて
            水の中に足を落とすだろう・・・
・・・いや、下手をすると
      ちょっとはやい海開き状態になるかもしれん・・・

と思った俺は

「よかろー、ここのスロープみたいなとこ使ってずり上げる」

と、暴れる魚をコントロールして足下のスロープへ誘導する。
でもね、よく暴れるのよ。
寄ってきたかと思ったら激しいエラ洗い!
そしてグングン引きまくる!
久々にドラグがジージー鳴ったよ
なんとか寄せてスロープに上げようと魚を見てみると
フックのかかりがヤバい状態に気付く。
かかってるのはリアの3本のうちの1本だけ。
しかも今にもちぎれそーに。
すぐに魚体は掴めないが、リーダーは掴める。
手を伸ばしたとたんに
最後のひと暴れでフックが外れた!

「あーあ、ばらしたー」

とおもいきや、
スロープに半分程乗っかってて、すぐには動き出さない。

「ラッキー」

と魚を掴もうと一足出したとたんにツルッと横滑り!
派手な音と芸術的な体勢でずっこけてしまった。

もちろん魚はお逃げになった。
俺は片足水の中&ジーパンずり破れ。
ああ、やはり木ネジ使ったなんちゃってスパイクは
駄目なのねーーー

とりあえず片足ぬちょにゅちょだが、まだまだ釣れる!!と
釣り再開するが。シュッと投げて軽く竿をあおったとたんに

「バキっ」

あ、折れた・・竿が折れちゃった・・・・

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どーやらブチこけた時に、
竿を岩場に打ち付けてしまっていたらしい。
あっけない幕切れで終了〜〜〜〜〜〜

その後相棒も釣りをやめ、朝日のあがるのを見ながら
魚を捌くふたりであった・・・・・
新ルールによってラーメンをゲットした俺は
変わりにタバコをおごってもらったよ。

次の日。っつーかその日の午後。
色々と用事を済ませ、釣具屋巡り。

お金ないんで、安物竿を探してPとCとKの各店舗を巡る。
あー、これでよかやろー。と
リール付き(PEライン)の入門セットがお手頃価格だったので購入。
これで竿がおそろいではなくなったよ。
リールはいらないので、ナイロンラインを使っている相棒に

「ほれ、君もこれでPE使いだ。条件も五分になったな」

と差し上げる。

んで、夜になったので連チャンで出撃。
疲れも眠気もピークだが、相棒は明日の朝に北九州に帰るので
今晩がひとます最後の連チャン釣行だ。

この頃の感じと、時期的に考えてみると、まずボウズはないだろう。
しかし去年竿を折った後、俺はじぇんじぇん釣れなかったのだ。
心の片隅に一抹の不安を感じながら、
満潮(中潮)ちょい前からいつもの場所へ入る。

最初に水位が多い時に行く場所に行って、二人で釣り始める。
すると、しょっぱなから相棒がせいご君ゲット。
30半ばくらいでちいちゃいが、その後が不安なのでとりあえずキープする。
あ、ラーメンゲットされた。

それからお互いに1アタリのみ。
そして潮がいい感じで引いてきたのでいつもの磯場へ直行。

ここは上がれる岩場が2つ連なっていて、
奥の岩場が本命ポイントなのだが、
まだちょいと水位が高い今は手前の岩場までしかいけない。
ちょこちょこ投げていたが、
相棒は辛抱たまらんごとなって奥の岩場に渡ろうとチャレンジしだした。

相棒はスパイク付き長靴に変えて滑るコトが非常に少なくなった。
しかも、雨具のズボンを足首でガムテープを使ってぐるぐる巻きにした
なんちゃってウェーダーなので、結構高い水位でも動けるようになっていた。

「おー、行けたぞーー」
「でも水も入った。ちょっとぐちゃぐちゃ」

と、軽い被弾はしたが、渡ることに成功した。

手前の岩場でなげてはいたが、俺も辛抱たまらんごとなってチャレンジする。

タモの柄を使って深さを測りながらゆっくりと渡り始める。
が、最後のトコがちょこっと深く、長靴ギリギリだ。
小さい波でも確実に水が入る深さだ。
そうだ、つま先立ちで行けばなんとかなるかもしれない。
と、つま先を使って一気に岩場に乗る。

ガッポガッポ言うくらいに水が入ったが、なんとか成功だ!
よし、釣るばい!新しい竿で一匹上げるばい!

とやってみるが、いっこうに来ない。アタリすら来ない。
竿おろしのときは相棒はでっかいのあげたけど、俺は釣れないのか??
う〜〜ん、とか思いながら、ひたすら投げ続けているとぉ〜〜〜

「よっしゃ、きたぁ!!」

ヒットしましたよ!ルアー変えて2投目、ガツンときましたよ!

サイズもいいいみたいで、ガンガン引く!エラ洗いもバッシャバシャ!!
相棒も投げたルアーをサッサと巻き取りタモ持って隣で待機状態!
おニューの竿でしっかりきたぜぇ、後は釣り上げるだけだーー

結構慎重にやりとりして、しっかりタモ入れ。
おー、70アップ〜〜〜やりぃ〜〜〜
ラーメンはチャラだ〜〜

「まだおるかもしれんけん、アソコんとこに投げやい」

とフックを外しながら、相棒に投げさせる。

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いやいや嬉しいねぇ。サイズがいいのがまたまたいいねぇ。
撮影なんぞをして、ストリンガーにつないでキープする。

するとー

「きたっ」

と相棒がヒット! あ、またラーメンとられた

これもなかなかいいサイズみたいで引きまくっている。
タモ入れしてみると60オーバー。
二人で一緒にいいサイズを釣ったのは初めてかもしれん。

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そんなこんなで日が明けてきた。

いやぁ、今日もよかったね〜

相棒が今度こっちに来るのは2週間後くらい?
それまで大人しくして体力温存せねばいかんね。

相変わらずの長文&駄文失礼いたしました!

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