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原田
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▼ 外房秋マサ 詰めて寄せて獲った1本
- ジャンル:釣行記
原田です。外房秋マサのレポート
かなり細い調整でイメージ通りに食わせた1本でした。
1 当日の状況など
秋マサ狙いで外房へ行って来ました。船宿は、いつもお世話になっている大原港松鶴丸さんです。当日の状況は、午前中に北風が吹き、正午頃にベタ凪となった後、夕方の午後4時頃には南風に変わる予報でした。
2 同船者の方々からヒントを頂く
午前中は、船長が色々なポイントを回ってもらいましたがノーバイトで終了。
午後からは、楽しみながらも釣りに向ける気持ちは本気の仲間達が合流。
テスターのコテツさんも乗船です!
午後のスタート時点は、予報通りのベタ凪で船がなかなか流れず、ジグをジャークしても動いている感触を掴めず苦戦。
しかし、ポイントを移動してから第1投目のタイミングで同船者の方が同時に2名ヒット!
ヒットのタイミングを伺ったところ、着底した後の巻き始め直ぐでヒットしたとの事。
その後、コテツさんがバイトを的確に拾いヒット!
残念ながらあと少しの所でフックアウトでしたが、バイトのタイミングは先程と同じく着底直後の動き始めとの事でこのアドバイスがその後のイメージへと繋がりました。
3 ヒントからの推論(頭の中で考えていた事)
ヒラマサがヒットしている共通点は、いわゆる「落ちパク」気味で、着底後すぐにバイトしているという点。
また、潮の向きがドテラ流しで風を背負う形になる「迎い潮」側の人がキャストして最初の一連のジャークでバイトを得ていました。そこで、私は「フォール中にジグを見つけたヒラマサが着底まで追いかけ、立ち上がりで食う」という仮説を立ててみました。
当時の状況は、時刻が夕方の4時過ぎで予報通り風が南風に変わり、船は風に押されて流れ水深は概ね20メートルから18メートル。
先程の推論・風・地形・水深から、1番効率的にチャンスを呼び込む方法は?と考えたところ、「迎い潮に対して、ボトム着底から5ジャーク区切り3回で計15回ワンピッチ、最初の着底の方がヒット率が高いから落とし直しは1回まで」という作戦で行く事にしました。
ジグは、縦軌道のジャークで使う時に1番アクションレスポンスが良く、マズメ時に効果があろうと提案させて頂いた10minute &タックルベリー狭山店オリジナルカラー「オレンジコップ」のマグマ140gをセレクト。
しばらくジャークしていたところ、着底後の4〜5ジャーク目でバイトを拾うも乗らず。
5回で止めなければ少し追って食ったかも?と思い、「着底からワンピッチで10ジャーク、その後5回転タダ巻きして、落とし直しの場所をずらして着底、落とし直しは1回」と修正しました。
4 想像と現実が交差する瞬間
午後4時10分頃、頭の中で「ここで食うはず」とイメージしながらジャークしていたところ、着底後のワンピッチ8ジャーク目でいきなりジグを引ったくられ猛烈にドラグが引き出されヒット!!
水深がたったの20メートル前後しかない場所の為、1つのミスも許されないファイトとなりましたが、仲間の支援もありランディングに成功!
船上計測9,5キロのヒラマサを釣ることが出来ました!
頭の中で思い描いたイメージ通りのヒットだった事から、非常嬉しい1本になりました。
なかなかその日その時のレンジとスピードを見つけるのは難しいですが、一度見つけてしまえばバイトは拾えます。
これからもヒラマサ狙えます!
tackle
rod:Ripple Fisher SELFISH NS614
reel:SHIMANO StellaSW 8000HG
lure:Second Stage マグマ140g
line:♯4
leader:#16
※ドラグは曲げた状態で約6キロ
- 2020年11月23日
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