ジギングタックルで平政を釣る時に気をつけている事

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昨年の秋に釣ったヒラマサ。

同船者の方からジギングにおけるファイトの質問を幾つか下さったので、ファイトの注意点を重点的にレポートしましたのでご参考にして下さい。

当日は、1日を通じて潮風共に弱く、ジグを動かすのに苦戦した状況でしたが、夕方頃から南風が吹き始め、水深20メートル前後の根周りで同船者の方々にヒット。
状況を伺った所、ボトムの立ち上がりから数ジャーク以内でバイトが多発している共通点に気が付き、ボトムから10メートル以内を集中してジャークしていたところ、陽が沈みかけたタイミングで待望のヒット!


かなり水深が浅く、ミスが一つも許されないと思いながらファイトを開始。

私が良型のヒラマサをジギングタックルで攻略する為に重要と考えている事は、一巻きでも早くリールを巻いて魚との距離を詰め、根に向かって走った際に、根までの距離を確保する事です。



しかし、ヒラマサが走っている間にリールを無理矢理巻く事は出来ないので、魚の走りが落ち着いたり動きが停滞したタイミングで、アングラー側がリールを巻く為の「巻きシロ」を作り、如何にリールを巻けるよう工夫するか、だと思います。

自分の場合は、ロッドを脇挟みのままバットの反発力を使ってロッドを持ち上げ、スクワットの様に体勢を瞬間的に落とし、リールの「巻きシロ」を作って一巻きでも距離を詰めるようにしています。

今回私が使用したNS614は、ティップベリーはジグを繊細にコントロールする為にマイルドに仕上げてますが、バットパワーはそれに反して強く設定しています。
バットパワーを強く設定した理由は、前記のファイト中における「巻きシロ」を作る為のもので、バットが曲がり切ってしまうと前記の動作がやり辛いと考えています。

今回のヒラマサはバイト後にファーストランで走りましたが程なく止まり、その瞬間に間髪入れず前記の方法で巻き上げ、水深が元々浅い事もあり直ぐリーダーが見えました。
しかし、船が見えて魚がパニックになったのか、反転して何度か首を振り、全力を振り絞る様に短いランを繰り返して抵抗。
私は、ロッドのテンション抜けによるフックアウトを起こさない様、いなしながら、出されては巻きを繰り返し、魚の顔が手前を向いているのを確認した瞬間にロッドティップを水面方向に向けたまま、一気にゴリ巻いてネットインに成功。
船上計測9.5キロのヒラマサを釣る事が出来ました!



掛ける事と釣り上げる事、それぞれに難しさと面白さがあるヒラマサジギングですが、NS614を駆使して是非チャレンジして頂けたらと思います。

tackle
rod:Ripple Fisher SELFISH NS614
reel:SHIMANO StellaSW 8000HG
lure:Second Stage マグマ140g
line:♯4
leader:#16
※ドラグは曲げた状態で約6キロ


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