休日には、
何時もより少しだけ、車を走らす。


少しだけ開けた窓から流れ出る紫煙と入れ替わるように

乾いた風がステアリングと襟足の温度を少しだけ下げる


FMからは、
Mariah Carey 。


「もうすぐ冬なんだな…。」

最近仕事もハードになっていて、
少し季節感を無くしていた。





車は、広い水平線を目指していた。


するべき事は、決まっていた。



そして、遮るものの無い広大な
蒼と白のコントラストの狭間に立つ。




足元を、優しく「さざ波」が撫でる。



しばらく、その感触を楽しみながら
少し冷たい風を、全身に受け入れる。

まるで、血液を入れ換えるかのように
その、汚れなき風と、無邪気な波で、
疲れた身体を濾過する。




「さあ。行こう。」


心が高ぶる。





久々のサーフ。

手には《BACC：Ⅲ》

そして、その剛竿を「ブチ曲げる」弾丸は、

《FALLTEN 40g》



タラシを長めに取り、振り子の様に揺らす。

ペンギュラムキャストのつもりなのだが、
仲間から言わせると、私は独特の投げ方らしい。
遠くからでも、仕草や投げ方で私だと解るそうだ
。

あくまでも、普通のつもりなのだが…。




大きくFALLTENを揺らす。

後方まで、FALLTENを見つめる。


そして、蒼色のその先を目指し
BACC：Ⅲのトリガー絞り混む。


「行け」





その初速は刃。

その弾道は、流星。


導かれたモノは、
さながら「contrail」の様に
海と空を隔てて行く。



「流星」は 一瞬でも見失うと、
二度と見付けることは出来ない。

しかし、その滞空の余白には、
心中は何も無い。

その目に映るものは「延々と拡がるBlue」



何も無い数秒が、永遠と流れる。


蒼色に溶けていく。








ようやく
「想い」が、海に届く。

カウントを数える。

1.2.3.4.5.6..7.....


しかし、もはやソンな事はどうでも良かったのかもしれない…。



何より大切だったのは、

「今、ここに居ること」


そして、

「こうして、いられる事」



海は良い。

何時でも受け入れ、そして洗い流してくれる。


特に、サーフは良い。




《FALLTEN》が、深海の手触りを
《BACC：Ⅲ》に伝える。


左腕が、鉛に息吹を吹き込む。

右腕が、水圧を引き裂く。


FALLTENに魂が宿る時、

その命は、水面を蹴散らし
答えを与え、その姿を現してくれる。







砂浜と遊んでいた、見知らぬ子供達が駆け寄ってくる。

「ヒラメだぁ～♪ヒラメ～♪」




海よ、ありがとう。


今日も海は、私をも少年に還してくれる。




「来週もまた ここに来よう。」



FALLTENを放ちに…。

BACC：Ⅲ
を、携えながら。



海と空の《蒼色》を、心に沢山含ませに。







TACKLE

Rod：APIA《Foojin'AD》BACC：Ⅲ
http://www.spartas.jp/product/rod/foojin_ad/
Reel：DAIWA Catalina 4020PE-H

LINE：PE 1.2号 フロロ 7号
Lure：BlueBlue《FALLTEN》40g 30g
http://bluebluefishing.com/m/products_fl.html


☆☆☆ヒラメの釣り方は、☆☆☆
BlueBlueテスター
《Joker》目黒 毅久氏の動画を参考にしてください♪



うまく再生出来ない方は、下記のBlueBlueホームページの「movie」から、御覧ください
http://bluebluefishing.com/m/

☆☆☆☆☆☆☆☆☆

そして、11月21日発売のソルト&ストリーム
2015年 １月号は、
BlueBlue
村岡昌憲&目黒毅久によるメタルジグのサーフフラットフィッシュ攻略 付録DVD付き!!

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