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山田 大輔

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クロダイ、キビレを狙ってみましょう!Blooowin!80Sブリーム・ドライブ



さて、
ソロソロ彼等の季節がやってきます。


ブリーム・ゲーム!
(クロダイ・キビレゲーム)


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ニンジャリSS


私は例年ですと、
クロダイをバイブレーションのナレージや、
シャローブレイドのシャルダスで狙う釣り
と言うのを本格的にスタートさせる時期なんですが、
地元でも今年は、少し違ったブリームゲームを発信してみたいと思い、研究、実釣を繰り返しているのが、


ライトミノーによる
ブリームゲームです。

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Blooowin!80S
チャートバックパール


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既に、他地区では目新しい釣りでは無いのですが、
ようやくパターンとして、成立させる事が出来たので、お披露目です。

関東圏で、定着して来たバイブレーションを使った
クロダイ釣りを、
更に広げて行けると良いかな?っと、思っています。




そして、今年からブリームゲーム(クロダイ・キビレゲーム)を始めてみたい方々へ
簡単ですが、まずはその魚の生態について。

チヌと言っても、
日本に多く生息しているのは、
大まかにキビレと言われるタイプと、
クロダイと呼ばれるタイプになります。


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マチヌ、チヌ、クロダイ
と呼ばれるタイプ。

雑食性で、甲殻類、貝類、小魚、海藻。。。とにかく何でも食べます。
その食性の広さから、餌釣りのスタイルも多様で、
ルアー釣りでも、トップからボトムまで様々なルアーで狙う事が出来ます。


50cmに達するのに20年以上かかる事から(捕食量により違いが出ますが)
50cmを超えた個体の事を
歳無し(トシナシ)と呼びます。
トシナシクラスになると、おでこが出っ張り
シルバーになってくる個体が居ますが、
コレがとてもカッコいいのです。

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シャルダス20

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ニンジャリSS

そして、このクロダイは大型になると、70cmにもなるとか、ならないとか。。。

夏場になると、群れをなして河川に入ってくるクロダイ。

恐らくですが、
夏季になるにつれ海水温が高くなると、
居心地も悪くなり
海のベイトが少なくなります。
それにより、河川へ入ってくるようになります。
本当の理由は解明されていませんが、
涼みと、餌を求めて関東圏では淡水域まで遡上して来るのでは?と、思われます。

その個体を狙う釣りとして、
西日本ではトップや、ラバージグなどを使って楽しみますが、
食性の違いなのか、
関東では今一つトップでの反応が良くないので、
バイブレーションで、ボトムを攻めるスタイルが広まっています。

産卵期は春だそうです。




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キチヌ、キビレ。

名前の通り、ヒレの一部が黄色くなっています。
体高もクロダイより丸味をおびています。



食べて美味しいのはこちららしいです。

雑食性なのはクロダイと同じ。
大きさはクロダイより小さく、
50cmともなれば、トロフィークラスです。
しかしクロダイと比べると、
ファイトが荒いのはキビレの様に感じます。



どちらかと言うと、クロダイより好奇心旺盛な感じが見受けられます。
中層の早い動きにも興味を示して、果敢にルアーを追いかけて来ます。

産卵期は秋だそうです。


そして、生物学的には
このキビレの方が先だそうで、
クロダイは、このキビレから枝分かれして派生したそうです。

確かに、キビレの方が
ヒレなどもアーマーチックで、古代魚の風格を残していますね。


このキビレ。
関東では淡水域を嫌うようです。
河川でも、あまり上流域まで遡上して来ないのですが、

面白い事に西日本では全くの逆。

キビレは淡水域をドンドン遡上してくるのに対して、
クロダイは、汽水域で止まってしまうそうですね。


食性の違いなのか、何なのか。
不思議ですね。


そしてこのチヌ。
シーバスよりも、学説では色認識能力が高いと言われてます。
シーバスは、3色程しか認識出来ないのに、
チヌは、5色も認識する能力が有るらしいです。

確かに、バイブレーションなどで
仲間と同一ルアーで、カラーをそれぞれ変えて投げてみたことがあるのですが、
明確にバイト数が違う時がありました。

前日の当たりカラーが、次の日は全く通用しない
なんて事は日常的に起きます。

学習能力の高さも、見受けられる為に
これらの事も視野に入れたゲームプランの組み立ても、このブリームゲームの魅力の1つとなっています。


まだまだ解明させていないのが、
キビレ、クロダイの生態なのです。




解明されてないならば、尚更。
固定観念を捨てて行きましょう!

バイブレーションで狙うクロダイ一辺倒な釣りから
スローなアプローチで狙うミノー・ゲーム。


そして、今年チャレンジして欲しいのは、
ミノーでキビレを狙って釣ってみよう!
と、言う事ですね。


今回使うルアーは。
Blooowin!80S


釣り方は、先日も動画でお見せした
気絶ドリフトです。


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Blooowin!80S
レッドビアー

キビレ連発です!



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Blooowin!80S
チャートバックパール

本当に綺麗なブルーグリーンと、
ワンポイントのイエローがとても美しい魚ですね。


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気絶ドリフト中に、40オーバーも飛び出しました!


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しかし、圧倒的にブレイクでのバイトが多い
キビレです。


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クロダイより、ランが強いのがキビレの特徴です。
一瞬シーバスと間違えてしまいますが、
キビレ、チヌ特有の「叩く様なファイト」が始まるので、区別が付きます。
そのパワーは、同サイズのシーバスなんて比べ物にならないくらい強く、激しいですね(^^)


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フックなんか、簡単に折られてしまいます。

基本は気絶ドリフトなのですが、
バイトはブレイクラインで出る事が多いです。

気絶ドリフト中でもバイトしてくるのですが、
それで回収するのではなく、
そのまま、ターンさせてキビレをブレイクまで連れてくるイメージです。

なので、バイトのほとんどが
ブレイクラインで出ます。


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シッカリとBlooowin!を見せて、
追わせて、追わせて、
ブレイクで食わせる。

名付けて
ブリーム・ドライブ

コツとしては、Uターンしても
なるべくルアーを暴れさせず、
ブレイクまで持ってくる。

そこでバイトが出なければ、
少しリトリーブを早めて、追ってきている(であろう)キビレから逃げる演出をしてあげる感じです。

最初からブレイクに着いている個体も居ますが、
どちらにしても食わせの場所は
ブレイクラインだと思って
最後の最後まで気を抜かないのが大切です。

ルアーがUターンすると、波動が大きくなります。
リトリーブは音楽用語の、クレッシェンド<
(だんだん強く)
コレを、イメージしてみて下さい。


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好奇心の強いキビレには、
この波動増幅と加速がバイトのキッカケになる様です。


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この釣りの良いところは、
なんと言っても、バイプレーションより
はるかに根掛りが少ない。


したがって、根掛かりの多い蠣瀬ポイントで断然有利!

トップ系のルアーでバイトが出ない時に
試して欲しいメゾットです。


特に今、キビレにとても効果が出ている釣り方です。
そして、シーバスも同じ釣り方で狙えるのも
この釣り方の良いところでしょうか。




是非、今年はナレージ、トレイシーの他に
Blooowin!80Sも使ってみてはいかがでしょうか?
d(*・ω・*)b♪ 


バイブレーションによるブリームゲームはコチラ


有難い事に、この日に限って、
チヌ祭りとなってしまった(実はお題はシーバスでした)(・・;)
気絶ドリフトの解説動画はコチラ






スピニング
ロッド : G -CRAFT MSLS -982 -PE
リール : SHIMANO TWIN POWER XD C3000HG
ライン : ヨツアミ G -SOUL UpgradePE X8 #0.6
リーダー : DAIWA Emeraldas X‘treme II #3
ルアー : 【BLUE BLUE】Blooowin!80S ニンジャリSS Shaldas20

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