夕方までに家族サービスを終え、久しぶりにホームレイクへ向かう


行きしなに早朝より釣りをしていた某氏に連絡をとる


どうやらなかなか厳しい状況のようだ


『な～に、実力の違い見せてやるさ』と軽口を叩き


自分にプレッシャーをかける


湖の状況が分かっただけでも参考になる


ありがたい


通い慣れたワインディングロードが気持ちを高ぶらせる


現地に着く


この時季にしては冷たい風が、首筋を撫でる


そそくさと準備をしポイントに立つ


いつ来ても懐かしい感じがして心落ち着くホームレイク


イメージ通りの風と波と湖流


得意なパターンだ


トップゲームが好きな俺だが


今日はシンペンを結ぶ


バリスティックミノー８０（初代）をサーチルアーにしてランガンを始める


しばらくして微弱な離岸流を発見する


一投目から答がでた


懐かしい引きだ


アベレージサイズのブラウンが迎えてくれる


二投目


バイトがあるがのらず


数投後、アベレージサイズが再度顔を見せる


もらった！


サイズは厳しいが数釣りパターンの日だ


良い日にあたったものだ


その後もコンスタントに反応がある


２時間あまりで最大６２センチ（スタッカリングスイマーで）とサイズは厳しかった


しかし６匹のブラウンが遊んでくれた


続ければまだ釣れるだろうが明日に備え帰路につく


以前なら明日の事など気にせずいたのに、歳をとったものだ


いや、少しは大人になったのだろうか


ホームレイクに癒されて、仕事の喧騒に身を投げだす勇気が湧いてきた


ホームレイクのホームたる由縁だ


夏枯れの時季でも優しく迎えてくれたホームに感謝しつつ


次回の釣行に想いを馳せるのである