釣りに行ける日にはなぜか強風が吹き付ける、ちょもです。そんな中、風のない日もあるのですが、そんな時には。

こんなのget。


これって、ハクですかね？ひと月前には見かけなかった、こんな数cmのマイクロベイトがわんさかあふれるようになりました。

春ですね〜。と、余裕をぶっこいている訳には行きません。３月ももう終わりに近いのです。僕の今年の目標は年間５０匹のシーバスをこの手に掴むこと。なのに、２月に２匹穫った後は全く続かず。

ひと月に４〜５匹は釣っておかなきゃイカンのに。ムダに釣行回数だけが増えるばかり。でも、ルアーを投げなきゃサカナには届かないんだから。

ってことで、本日も行ってきました。ちょっと目先を変えて東京湾奥。思ったより冷たい風が吹き付ける中、橋脚の明暗を攻めることにいたします。

バチはいませんね。クラゲがイッパイですね。でも何やら水面にライズのような動きがちらほら。じゃあってことでシンペンを中心に投げてみます。

時々コツコツとアタリがありますが、掛けられません。乗りません。一度、ピックアップ寸前で小粒ちゃんがアタックしてきました。心の中で「ぐわー」「むおー」「ああっ」と叫びます。風はますます冷たく、このままトボトボと帰って行くであろう自分を想像すると泣けてまいります。情けない・・・・

とにかくこのアタリの主は突き止めないと悔しすぎる。バチのシーズンだからってシンペンに偏ってる自分もまずいなあ。と思い、X-80sw（もちろんカラーはインコ）をつなげます。

このルアーを使う時、僕は少し沈めてデッドスローで巻くことが多いのですが、今回はあまり沈めないでスローで巻いてみました。なんとなく、サカナが上を意識してる気がしたんですよね。


で。




小粒ちゃん。フロントフックが下あごに掛かってます。ってことは下から突き上げてきたのかね〜？本気で食いにきてくれたって事？

すっげえ、ウレシイ。小粒ちゃんだけど、ファイターであることは間違いありません。しっかりと今年3匹目にカウントさせていただきましょう（あ、このログの最初の画像のハク氏は、もちろんノーカウントですぜ）。

敬愛する開高健氏は、小粒ちゃんを釣って憮然としている釣旅仲間に「女は女やろ」と言ったとか、言わないとか。

これでもう一人、いやいや一匹穫れれば、再現性がある釣りになったんですが、鼻も垂れてきたので帰ることにいたしました。

今日分かったこと。

バチにこだわるな。風は冷たくても、もうサカナは上を向いている。

おそまつさまです。