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一夜一本・・・!!

File No.2011.03.004 


Field Date                     09.March.2011
Field Time          02:00 ~ 04:00 
Sea Bass Size        54cm 
Field Place          筑後大堰下流域 筑後川
Field Information      中潮  ↘   (三池)  曇



激務で疲れた身体を3時間ほど休め、

ふっと目が覚めるとちょうどいい時間帯

明日の朝は少しゆっくりできるので、睡眠を分割することにする。

フィールドインすると、

筑後川は静かに待っていてくれているようだった。

そう「静かに・・・」

大潮から中潮に変わった潮はそれなりに大きく、

上げはともかく下げは利きそうな予想を見事に覆し、

全く静かで流れが出ない。

止水のまま、ただただ潮位だけが虚しく下がっていく。

昨日とはうって変わった状況。


「これだからフィールドに立たないとすべてははじまらない・・・!?」


そう、一日として同じ状況はない。

特に潮位変動が最大5mもある有明海沿岸では、

その傾向は煩著に出てしまう。

そしてその「ノーカン」な状況は最後まで変わらなかった・・・。

ジグミノーやミノーを早めに巻いてきたりするもダメ・・・!!


「こんな日もあるさ・・・???」


と自分を慰め、最後に「もう一投」 「もう一投」と

諦めの悪いキャストを繰り返す。

自分の潜在的な記憶が

過去の釣れない状況とリンクしてしまっていた。

本当に最期に、もう一度だけ「スロー」でと思い、

散々通したラインをトレースする。

岸際から10mのところで止めたミノーがふらついた瞬間・・・

「ガツッ・・・」と強烈に引っ手繰っていった。

下へ引き込んだ瞬間にはそのほとんど止水のフィールド状況からも

「ブラックバス・・・???」

と思ったが、リフトした瞬間にギラッと光った銀鱗は

有明シーバスのそれだった。




54cmの筑後川の有明シーバス




おそらくスポーンには関係のない個体。

美しい銀鱗・・・!!

こんなノーカンな日に手にすることができた有明シーバスは

自分の経験則や潜在的な記憶すらも書き換えてくれた・・・

難しい「一夜一本」を繋げることができたことに満足して、

しばらく静かすぎる筑後川の川面を眺めた後に、

ゆっくりとフィールドを後にした。




Tackle
Rod                    Shimano GAME AR-C S906L
Reel                    Shimano 08StellaSW 4000PG + 10 Stella 4000S Spool
PELine                UNITIKA Silver Thread SaltWater-PE 20Lb.(♯1.2 ) 200m
Joint                   Sasame 200-F RedPowerStainSwivel Size10
Shock Leader       Duel Sea Bass Leader 20Lbs. Fluoro Carbon
Lure                    Floating Minnow  
 



  
 

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