兄貴からのエール。

  以下は、僕の尊敬する先輩であり、兄貴分のブログより頂きました。


僕は、「サービス業」に従事している。 今の会社に入社したのは、12年前かな・・・
それから、色々な事があった。 あの時抱いていた、汚れなき思いと、譲れない誇りと、迷いのない心は、何処へ行ってしまったのか・・・
 
 
その志を、今も 強く強く 持ち続けている男がいる。
僕より 数ヶ月後に入社して来た「S君」だ。 歳は僕より7つも下で、まだ あどけなさの残る少年のようなイメージだったと記憶している。
当時 二十歳過ぎだったS君は 社会経験も少なく、それが故に素直で真っ直ぐな
好青年だった。
 
あれから 十数年・・・ ウチのお店も「第2号店」を出店する事になった。
店長に抜擢されたのは、あのS君だ。
この十年で、あの あどけない少年が 立派なリーダーへと成長を遂げた。
どんな仕事や状況でも 決して逃げたりせず、高い志と誰にも負けない熱意を持って
事にあたる。 先輩を立て、後輩達をとてもかわいがり 、好き嫌いでなく、その人の
真意を見極めて付き合い、周りの者を「ヤル気」にさせる。
何より 損得勘定で事を計らず、お客様を大切にする姿には 脱帽させられてしまう。
影では 他人に言えない苦難をいくつも抱えているくせに、そんな姿は微塵も見せず
 いつも元気に笑っている。 本当は、僕ら先輩が教えなければいけない事を
恥ずかしながら、沢山 教えられた。 僕も 彼に救われた事は一度や二度ではない。
 
 
今 S君は、新店準備の為に東奔西走している。
そして 今、我が社は 大きな変革の波が押し寄せようとしている。
「これから、自分達はどうなるのか?」戦々恐々としている人も多い中、
彼の軸はブレない。 どんなに周りがザワつこうが しっかりと地に足を着け、目標を
見据えている。 その姿は、 まるで「風にむかって立つライオン」のようだ。
決して人は、歳の数だけ皺を刻むとは限らない。
きっと「成功する人」というのは、こういう人間の事を言うのだろう。
 
 
「事にあたって無理をせず、責任感を持ち、誤りなき決断を下す」
君は間違いなく、立派な指導者、経営者になれるだろう。
将来、きっと S君と一緒に仕事をした事が 僕の自慢になる。
今は 大変かも知れないが、くれぐれも身体にだけは気を付けて頑張って欲しい。
 
真っ白い帆を高く揚げ、大いなる勇気を持って 大海原へ旅立つ君に、
心から 熱い「エール」を送りたい!!
そして いつかS君の未来に、大きくて綺麗な虹がかかる事を願ってやまない。

 イメージ 1




 最近は、本当に忙し過ぎて、肉体的にも精神的にも、まいってました。
 でも、また嬉しくって力が沸いてきました。
 僕は、仕事にしても、釣りにしても本当に良い人に恵まれて幸せです。

                                     ぶうやん

 

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