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クリアカラーが釣れるのは理由がある!

  • ジャンル:日記/一般

こんにちは。

BlueBlueの吉澤です。

先日、お魚観察のため近くの水族館へ行ってきました。

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飼育下の環境とはいえ、水中に泳ぐ魚を間近で見られるのは釣りに対しても大きなヒントになることが多々あります。

今回、コレだ!と思ったのは小型のハタンポ?(うろ覚え)が入っている水槽を下から眺めていた時です。

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下からの視点はハンターの気分を味合わせてくれます。


まだ色も殆どついていないほぼ透明な魚も下から見ればそれなりにシルエットが見えるんだなと実感すると共に、ルアーをイメージしていました。


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ナレージ65 フルクリア


水槽の横からみた魚のイメージはこんな感じでした。


クリアカラー
よく釣れるカラーの1つですがこの色がついていないカラーがなんで釣れるのだろうかを考えてみたいと思います。

『クリアにしか反応しない。』
『クリアが強かった。』


こんな経験をお持ちの方、多いと思います。

シーバス釣りの場合、使い所として多く上げられるのは下記の状況かと思われます。

・満月の夜
・澄み潮
・常夜灯下
・ハイプレッシャー時


なぜ、このような状況下で強いのでしょうか?
諸説あります。

・遠くで見切られにくい。
シルエットがハッキリしないため魚がルアーの近くにまで存在を確認する→魚とルアーとの間合いがつまりバイトを引き出しやすくする。

・シルエットを小さく見せる事が出来る。
クリアカラーはカラーリング1つで本来持っているボディーサイズよりも小さく見せる事が出来、ハイプレッシャー時に効果的である。


全ては光を透過させる事が出来る事に由来する事かと思います。
ただ、これはあくまでも人間側からの考察で自然界はもっとシンプルな考え方の方が合うような気がします。


シンプルに一言!

『弱肉強食』

所詮、この世は弱肉強食の世界です。(どっかで聞いた事あるセリフ)

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自然界でクリアカラーと言えば生態系の底辺を支える仔稚魚やアミ類などのプランクトンに共通する弱者を示すカラーです。

弱者=被食者 と考えるとクリアカラーが良く釣れる理由に大分近づいてきた気がします。

被食者は身を守るため体に色を付けず、光の中にカモフラージュする。

捕食者はカモフラージュを見破るべく進化、学習していく。

このイタチごっこのような展開が自然界では行われているのではないでしょうか?


弱い者を狙うというのは様々な面でリスクが少ないという面もあります。
①遊泳力が低く、食べ逃すことが少ない、食べやすい餌である。
②反撃のリスクがない。口に入れても攻撃されるリスクがない。


所詮、この世は弱肉強食!

弱い者を狙い撃ち!
逆に言えば狙い撃ってもらうカラーがクリアカラーなんです!


そして、クリアカラーをスズキが選ぶ事を裏付けるこんな論文もあります。

スズキについて調べた事がある方はきっと既にたどり着いていると思いますが、水産行動学を研究する川村軍蔵先生の論文です。

異なる背景色におけるスズキのルアー色の選択
岡 本 一,* 川 村 軍 蔵 ,田 中 淑 人
(2000 年 5 月 16 凵受付,2000 年 11月 10 日受理 )
鹿 児島大学 水産学 部
日本水産学会誌 67(3), 449-454, 2001-05-15 
公益社団法人日本水産学会


論文はコチラ
(PDFファイルです。)

実験内容と結果を超簡単に説明

背景色の異なる水槽を複数用意し、その中に冷凍オキアミで餌付けしたスズキを泳がせます。
その水槽に色の異なる擬似餌を投入すると背景色によって選択する擬似餌の色が異なる結果となりました。

実験の結果、スズキの好きな背景色や擬似餌の色を見つけ出す事は出来ませんでしたが、どの水槽でも背景色と擬似餌のコントラストが強くでるパターンによく反応する結果となりました。

透明擬似餌は背景に関係なく高頻度で選択され、餌料生物と見間違えやすい事が原因ではないかと考察されています。



//////////////論文抜粋///////////////

透明な擬餌は全ての背景色に対して見えにくいと思われたが、
擬餌毎の総食付き頻度は白に次いで高く、背景が赤では他の色より顕著に高頻度で選択された。

透明な物体でも、表面における光反射によるる鏡面反射効果で供試魚に視認されやすくなる可能性が考えられたが、記録ビデオを再生精査した結果この可能性は否定された。
また、透明な擬餌と他の色の擬餌に沈降速度など動きに違いがあったとも思われなかった。

供試魚が透明な擬餌に高い食付き頻度を示した理由の一つとして、供試魚の低いコントラスト閾値が考えられる。
Kawamura and Shimowadaiは学習実験によってブルーギルのコントラスト閾値がヒトより遥かに低いことを示した。
したがって供試魚はヒトには見えにくい透明な擬餌を十分視認できたことが考えられる。

もう一つの理由として、供試魚の摂餌履歴に起因する学習効果の可能性が考えられる。
通常,スズキ稚魚の餌料生物となるアミ類、稚エビ、仔魚は色素が未沈着か非常に少ないため透明あるいは半透明であり、成長初期の摂餌によって透明の物体に興味を示すようになった学習効果の可能性である。 

////////////////////////​​//////////////////////​​


すなわちルアー選択は背景に対してコントラストが強く出る色か、クリアカラーを選ぶのがキーとなるようです。



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と、言う事で弊社オンラインショップ担当の小田(見た目BlueBlue最怖キャラ)は魚は釣れるけどマニアしか手に取らないのでは?というフルクリアのカラーラインナップをオンラインショップ限定で着々と増やしています。





オンラインショップ限定クリアカラー!
ルアー名をクリックすると製品ページにとびます

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『ブローウィン140S』

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『ブローウィン165Fスリム』

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『スネコン130S』

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『シャルダス20』

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『シャルダス14』

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『ナレージ65』

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『ナレージ50』

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『ラザミン90』

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『バシュート105』

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『ガチスラ230HS』





弱々しいことが時にアピールとなる!


実験にも裏付けされた釣れる色!

クリアカラー是非使ってみてはいかがでしょうか?


BlueBlue 吉澤

 

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