継ぎが抜けなくてワンピース化してしまったシーバスロッドがあった。


部屋に片付けようにも、ロッドが長くて邪魔なので車の中に起きっぱなし。



それじゃマズイと、過去に散々頑張って抜こうとしたのだが抜けず。

使ってればそのうち緩むだろうと、かれこれ半年近くそのまま使ってる。



まぁ、半年たった今でも全く抜ける気配無いけどね。



もはや、

「このままコイツは1ピースとして使おう。」

とキメ顔で言いつつも、やっぱりバイクで釣りするときに不便。


重い腰を上げて再びチャレンジ。


今回はちゃんとゴムバンドも準備ｯｯ


早速ゴムバンド使って引っ張るもやっぱり抜けず。

ただ、素手に比べ、遥かに力かけれる。


大概はこれで抜けんじゃねーかな。





次に冷やす作戦。

なんかねーかなとネットサーフィンしてたら、熱膨張した竿が抜けにくくなるとネットに書いてあった。

今回のパターンだとちょっと違うと思うもダメもとで冷やしてみる。


その後、再度ゴムバンド作戦を実施するもやっぱり抜けず。





最終手段。

嫁にお願いして二人がかりで引っ張る。

がｯｯ、やっぱり抜けず。




(というか、嫁の筋力無さすぎて俺一人で引っ張った方が強かった。。。。)




さぁ、どうにもこうにも抜けない。

困ったなぁ。





なんかとかならないかなと、自宅の工具置き場へ。

ふと、目につく潤滑剤。

ネジの固着はとれるけどロッドの固着は？


とりあえずやってみようと、繋ぎ目部分に少量油を注す。
(塗りすぎると、手が滑って力入らなくなるよ。)




で、再度引っ張るとスポンｯｯとあっさり抜けた。






えっっ！？　　
うぉースゲー！


あれだけ苦労したのに……。

ずいぶんとあっさり抜けたのでちょっと拍子抜けしたけど。

やっぱり一家に一本5-56だな。





抜けた後のロッドはパーツクリーナーで脱脂。


どうなんだろ、継ぎ部に問題無いのかな？




下手に力任せに抜くよりはロッドダメージは無くて良いと思うけど。



脱脂した後、実際に釣りに使ってみて、途中で緩んでくるとかのトラブルは無かった。



個人的には、抜けなくて諦めてたロッドが抜けたから大満足。



久々にこいつを持ってバイクで釣りに行こうｯｯ。



以上。
抜けなくても捻ったらアカン、捻ったら。