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▼ データから導き出した答え…
先日から取り組んでいた、最終型のウエイト用モールドが完成。
直ぐに、数種類のブランクでテストブランクを作製してデータ収集しました。
そして、その結果と答えは…
①従来のウエイトデザインでは、シルエットを細くするとアクションが劇的に悪化し、物によっては全く動かない物も多数出ました。
テール側のボリュームは全体のシルエットとしての背の盛り上がりやリップの無い「RB カタクチ 110 / D」に関して、この時点では(ボリュームによって受ける水の抵抗は)必要不可欠でした。
②ウォブリングへの移行時期を早める為にテール側のウエイトをヘッド部や全体に振り分ける事によって全体重量を変えずに重心位置を移しました。これは、ブランクの姿勢角度とリトリーブスピードの関係をウエイトバランスにより調整したテストでしたが、ウォブリング時期は確かに早まりましたが重心位置の移動は、飛距離UPを考えた時にある程度の制約が付きます。更には、ローリングアクションも緩慢になる傾向が見られました。
③全体のウエイトの増減やマテリアルの比重を変えてみましたが…確かに全体重量が22グラム以下になると細身ブランクでも動きが復活してきますが、これも遠投性能を考えると没です。
④根本的なウエイトのデザインを変えてみました。カタクチである以上セッパリデザインはNGという姿勢を変えずに、更にはキャスト時の空気抵抗を考え従来よりも細身にした上で、アクションを変えずにウォブリングの移行時期だけを早める為にはここしかないと言う結論。
実は、これが一番難儀な作業でした。
ブランクの前後バランスと上下バランス、更には「RB カタクチ 110 / D」特有の動きを出す為のリトリーブ方向に対するベクトルの調整を全体重量を変えないままで行いました。
何種類ものウエイトをデザインしモールドを作っては、ブランクに仕上げ…テスト!更にブランクを削り更にテスト!
今度は、そのウエイトを削り同じことを繰り返し、データを収集。
この一連の作業を繰り返す事、約3週間。
その間も良さげな物が出来た時には、フィールドでキャストのテストをしていました。
そして、今日最終結論が…
ウエイトデザインの変更が上手く行きました!

導き出した結果がこれです。(上下ともにウエイトは今回製作した同じ物を使っています。)
上がDancer専用ブランク。
下がノーマルのブランクです。
従来品は、ノーマルもDancerも同じブランクを使っていましたが…、テール側を細く仕上げると、現時点でのROKUの能力ではベリーフックを装着してのアクションには無理がありました。
ノーマルブランクも従来品よりも細目に仕上げています。但し、これ以上細く仕上げると、ベリーフック装着時のアクションが出ません。
バスタブでのスイムテストでは、ウォブリングの移行時期を早める事に成功!その代わりスラローム傾向への移行も早目になりました。
ノーマルタイプの場合、ベリーのフック装着については若干の制限が出来ましたが、気にするレベルではないと思います。
但し、両タイプをテールフックのみでのアクションを比べた場合ノーマルタイプとDancerでは若干の違いが出ました。
(基本的にはノーマルタイプの方が動きはGOODです。)
遠投性能も、データから導き出した答え的にはUPしている筈です。
物理的にもUPする要素が満載ですので問題ないでしょう。
後は、フィールドでのキャストテストとスイムアクションの確認をし、必要であれば更に微調整を致します。
長々と書きましたが…
この一ヵ月半、終始 デザイン変更・モールド製作・ブランク製作・テスト・データ収集を繰り返してきた結果を書き連ねました^^!
少しの間カタクチの製作作業は休みます。
来月には、製作再開をする予定です。
ご予約を戴いている方々には、大変ご迷惑をお掛けいたしておりますが…
製作者自信が納得の行かない物をお渡しする訳には行きません。ましてや他の商品よりも高価なROKU BAITではなおさらの事なので、時間を掛けさせて戴きました。
本当に申し訳ありません。
直ぐに、数種類のブランクでテストブランクを作製してデータ収集しました。
そして、その結果と答えは…
①従来のウエイトデザインでは、シルエットを細くするとアクションが劇的に悪化し、物によっては全く動かない物も多数出ました。
テール側のボリュームは全体のシルエットとしての背の盛り上がりやリップの無い「RB カタクチ 110 / D」に関して、この時点では(ボリュームによって受ける水の抵抗は)必要不可欠でした。
②ウォブリングへの移行時期を早める為にテール側のウエイトをヘッド部や全体に振り分ける事によって全体重量を変えずに重心位置を移しました。これは、ブランクの姿勢角度とリトリーブスピードの関係をウエイトバランスにより調整したテストでしたが、ウォブリング時期は確かに早まりましたが重心位置の移動は、飛距離UPを考えた時にある程度の制約が付きます。更には、ローリングアクションも緩慢になる傾向が見られました。
③全体のウエイトの増減やマテリアルの比重を変えてみましたが…確かに全体重量が22グラム以下になると細身ブランクでも動きが復活してきますが、これも遠投性能を考えると没です。
④根本的なウエイトのデザインを変えてみました。カタクチである以上セッパリデザインはNGという姿勢を変えずに、更にはキャスト時の空気抵抗を考え従来よりも細身にした上で、アクションを変えずにウォブリングの移行時期だけを早める為にはここしかないと言う結論。
実は、これが一番難儀な作業でした。
ブランクの前後バランスと上下バランス、更には「RB カタクチ 110 / D」特有の動きを出す為のリトリーブ方向に対するベクトルの調整を全体重量を変えないままで行いました。
何種類ものウエイトをデザインしモールドを作っては、ブランクに仕上げ…テスト!更にブランクを削り更にテスト!
今度は、そのウエイトを削り同じことを繰り返し、データを収集。
この一連の作業を繰り返す事、約3週間。
その間も良さげな物が出来た時には、フィールドでキャストのテストをしていました。
そして、今日最終結論が…
ウエイトデザインの変更が上手く行きました!

導き出した結果がこれです。(上下ともにウエイトは今回製作した同じ物を使っています。)
上がDancer専用ブランク。
下がノーマルのブランクです。
従来品は、ノーマルもDancerも同じブランクを使っていましたが…、テール側を細く仕上げると、現時点でのROKUの能力ではベリーフックを装着してのアクションには無理がありました。
ノーマルブランクも従来品よりも細目に仕上げています。但し、これ以上細く仕上げると、ベリーフック装着時のアクションが出ません。
バスタブでのスイムテストでは、ウォブリングの移行時期を早める事に成功!その代わりスラローム傾向への移行も早目になりました。
ノーマルタイプの場合、ベリーのフック装着については若干の制限が出来ましたが、気にするレベルではないと思います。
但し、両タイプをテールフックのみでのアクションを比べた場合ノーマルタイプとDancerでは若干の違いが出ました。
(基本的にはノーマルタイプの方が動きはGOODです。)
遠投性能も、データから導き出した答え的にはUPしている筈です。
物理的にもUPする要素が満載ですので問題ないでしょう。
後は、フィールドでのキャストテストとスイムアクションの確認をし、必要であれば更に微調整を致します。
長々と書きましたが…
この一ヵ月半、終始 デザイン変更・モールド製作・ブランク製作・テスト・データ収集を繰り返してきた結果を書き連ねました^^!
少しの間カタクチの製作作業は休みます。
来月には、製作再開をする予定です。
ご予約を戴いている方々には、大変ご迷惑をお掛けいたしておりますが…
製作者自信が納得の行かない物をお渡しする訳には行きません。ましてや他の商品よりも高価なROKU BAITではなおさらの事なので、時間を掛けさせて戴きました。
本当に申し訳ありません。
- 2012年6月22日
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