▼ 手長蝦竿もさまざま

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江戸和竿では高価な手長えび竿が存在するが、手を出せるはずもない。
かと言って、手長えびを狙うための市販竿はない。
一般的に手長えびはウキ釣りが多いかと思うが、ウキでアタリを待つ釣りも楽しーが、潮が引いた汽水域での見釣りがたまらん！

しかーし、見釣りに適した竿は売っておらず作るしかない。
去年作った手長海老竿もそれなりに納得のできだったが、バタバタっと作ったんで釣るだけの竿だった。

手長えび釣りをもっと粋な遊びにするために、ブランクスクは漆塗り、ガイドは絹糸巻き、柄は本樫の木目を活かして籐を飾り巻きに添えた。
本来の手長竿とは全く別物だが、なかなか気に入っている。
梅雨が明ける頃、この竿で最盛期の手長蝦を誘惑してやろ〜かの！

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