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織愛
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- ジャンル:釣行記
ログにあげていない釣行ばかりなこの頃ですが
年内にこれだけはご報告しておきたい、という釣りが一つ。
それは、三陸でのボートロック。
大分前に一度、松島でロックフィッシュに挑戦したものの
ものの見事に撃沈・・・
ずっとリベンジしたいと思いながら、機会が無かったのだけど
11月下旬に大船渡へのアイナメ釣行が実現!
発起人の浅川さんに、白井靖人さん、おっちーさんと
越喜来湾・崎浜港の喜多丸さんにお世話になることに。
大船渡と言えば、震災の津波被害が大きかった所。
震災後数日間、船長の中嶋さんの安否が確認できないと
浅川さんが心配していた記憶も。
実際、所有されていた船は2艇とも津波にさらわれ、
うち1艇が100日後に発見、1年経ってようやく戻ってきたとか。
念願の釣りへの期待はとっても大きいけれど、
初めて訪れる被災地の現状はどうなんだろう?
ただ楽しみという普段の釣行とは、少し違う心持ちで出発。
片道8時間の道行き。
これは長いぞ~と覚悟して臨んだのだけれど
唯一の経験者である浅川さんの話を三人で聞いたりと
釣人が4人も集まれば、釣り談義に花が咲くわけで
意外にさくっと三陸入り(運転しない私が言うのも何だけど…)。
港へ向かう道に「津波到達区域」なる掲示が現れたと思ったら
そこから急激に景色が変わった。
日付が変わる頃の暗闇で、よくは見えないのだけれど
いきなり建物が何もなくなったのだ。
こんなところまで…。
ぎゅっと胸を締めつけられる。
静かな港の前で仮眠を取るも、寒さに加え
色々な想いが交錯してあまり眠れぬまま朝を迎えた。
早々に現れた船長の中嶋さん。
朗らかで頼もしいお人柄で、「アニキ」と呼ばれるのも納得。
震災以来初めての再会という浅川さんと固く抱擁を交わす様に
ちょっとぐっと来た。

震災を文字通り乗り越えた喜多丸は広くて釣りやすそうな船。
高まる期待とともに出船。
で、やっぱり早々にこの人が釣る(笑。

初めて見る生アイナメにテンションさらにぐぐっとUP!
頑張るぞ~っ♪
続いて白井さんも。

ようやく私にも…

初アイナメ、嬉しい~!
そしておっちーさんとダブルヒット。

1oz程度のテキサスを打ち込んで、リフト&フォールを繰り返すと
ココっという小気味良いアタリ。
それを上手く乗せると、グングンっという首振りファイト。
そうそう、これが味わいたかったの♪
ワームのハサミだけちぎられて悔しいことも多いけど
だからこそ、しっかり乗せられた時の気持ち良さったら。
これは病みつきになりそう。

堂々とした佇まいから、ぽろりとこぼれた蟹の爪。
根魚ですな~っ!と萌え。

白井さんが婚姻色の出始めた綺麗な個体を釣ったと思ったら

浅川さんが、婚姻色極まれりって感じのを追加。
同じ魚とは思えないほどの変わりっぷり。
見事な金色で本当に美しい。
ちょっと泳ぎが違うぞ?と思ったら

初マゾイ♪
関東ではあまりお目にかかれない、遠征ならではのサカナ。
これまた嬉しい。
ちょっとポイント移動したら

鳥だらけ!!
確かにベイトがわらわら見える。
そして何故かここはソイマンション。
マゾイ、黒ソイがどんどん釣れる。

お腹ぱんぱん。
大量のベイトを見て、タックルを持ち替えたおっちーさんは

良型のアイナメをGET。
湾奥の釣りで釣れたそうです(笑。
さらに白井さんがベッコウゾイを追加。

マゾイ、クロソイ、ベッコウゾイと三種釣りあげる快挙。
ロックフィッシュ初挑戦なのにお見事!
私はアイナメ、マゾイ、クロソイ合わせて15本で大満足。
着底と同時に根掛り、なんてこともあって何度もリグり直したので
次回は根掛り回避が課題かな。
でも初めての三陸ロック、心ゆくまで満喫。
絶対に、また来たい!
その思いはメンバー全員同じだった様子。
沖上がり後、船長に震災の話を少し伺うことが出来た。
こんなに楽しませてくれる豊かな海と
あらゆるものを奪っていく荒々しい海とのギャップが
あまりにも大きすぎて、言葉を失う。
これまでも色々な言葉や映像を目にしてはいたけれど
その地に立って、被害を受けた人から直接伺うと
当然ながら重さが大きく違う。
想像していたことではあったけれど、
帰り道、明るい中で眼にする大船渡や陸前高田の景色は
本当に筆舌に尽くしがたくて…。
もっと早く来たかった。
こんなに時間が経ってしまったけれど
釣りをしてトンボ帰りという、とても短い時間だけれど
それでも、きっと better than never.
来られて、良かった。
「本当は今でも海に出るのが怖い」
「復興じゃなく、まだまだ復旧だ」
底抜けに明るい「アニキ」から漏れる深刻な言葉。
「頑張ってるから、って伝えてな」
本当に、本当に、精一杯頑張っている方だからこその
とてつもない、言葉の重さ。
関東や東海を襲うという大地震を懸念して
「来ないと良いな」
「こんな思いするのは俺たちだけで十分だから」
応援したいと思っている方に、気遣われるなんて。
その温かさに、ありがとうございますの二の句を継げないほど
胸を打たれ、その場では涙することも失礼な気がして。
あれから1ヶ月。
思い出す度、涙が止まらない。
優しくて、強くて、優しい人たち。
彼らに「がんばろう」って言えるほど
私は頑張れているのかな?
思い返してみると、大切な人たちに支えられ
応援してもらってばかりの一年。
来年は少しでも、誰かを支えられるように。
頑張る。

年内にこれだけはご報告しておきたい、という釣りが一つ。
それは、三陸でのボートロック。
大分前に一度、松島でロックフィッシュに挑戦したものの
ものの見事に撃沈・・・
ずっとリベンジしたいと思いながら、機会が無かったのだけど
11月下旬に大船渡へのアイナメ釣行が実現!
発起人の浅川さんに、白井靖人さん、おっちーさんと
越喜来湾・崎浜港の喜多丸さんにお世話になることに。
大船渡と言えば、震災の津波被害が大きかった所。
震災後数日間、船長の中嶋さんの安否が確認できないと
浅川さんが心配していた記憶も。
実際、所有されていた船は2艇とも津波にさらわれ、
うち1艇が100日後に発見、1年経ってようやく戻ってきたとか。
念願の釣りへの期待はとっても大きいけれど、
初めて訪れる被災地の現状はどうなんだろう?
ただ楽しみという普段の釣行とは、少し違う心持ちで出発。
片道8時間の道行き。
これは長いぞ~と覚悟して臨んだのだけれど
唯一の経験者である浅川さんの話を三人で聞いたりと
釣人が4人も集まれば、釣り談義に花が咲くわけで
意外にさくっと三陸入り(運転しない私が言うのも何だけど…)。
港へ向かう道に「津波到達区域」なる掲示が現れたと思ったら
そこから急激に景色が変わった。
日付が変わる頃の暗闇で、よくは見えないのだけれど
いきなり建物が何もなくなったのだ。
こんなところまで…。
ぎゅっと胸を締めつけられる。
静かな港の前で仮眠を取るも、寒さに加え
色々な想いが交錯してあまり眠れぬまま朝を迎えた。
早々に現れた船長の中嶋さん。
朗らかで頼もしいお人柄で、「アニキ」と呼ばれるのも納得。
震災以来初めての再会という浅川さんと固く抱擁を交わす様に
ちょっとぐっと来た。

震災を文字通り乗り越えた喜多丸は広くて釣りやすそうな船。
高まる期待とともに出船。
で、やっぱり早々にこの人が釣る(笑。

初めて見る生アイナメにテンションさらにぐぐっとUP!
頑張るぞ~っ♪
続いて白井さんも。

ようやく私にも…

初アイナメ、嬉しい~!
そしておっちーさんとダブルヒット。

1oz程度のテキサスを打ち込んで、リフト&フォールを繰り返すと
ココっという小気味良いアタリ。
それを上手く乗せると、グングンっという首振りファイト。
そうそう、これが味わいたかったの♪
ワームのハサミだけちぎられて悔しいことも多いけど
だからこそ、しっかり乗せられた時の気持ち良さったら。
これは病みつきになりそう。

堂々とした佇まいから、ぽろりとこぼれた蟹の爪。
根魚ですな~っ!と萌え。

白井さんが婚姻色の出始めた綺麗な個体を釣ったと思ったら

浅川さんが、婚姻色極まれりって感じのを追加。
同じ魚とは思えないほどの変わりっぷり。
見事な金色で本当に美しい。
ちょっと泳ぎが違うぞ?と思ったら

初マゾイ♪
関東ではあまりお目にかかれない、遠征ならではのサカナ。
これまた嬉しい。
ちょっとポイント移動したら

鳥だらけ!!
確かにベイトがわらわら見える。
そして何故かここはソイマンション。
マゾイ、黒ソイがどんどん釣れる。

お腹ぱんぱん。
大量のベイトを見て、タックルを持ち替えたおっちーさんは

良型のアイナメをGET。
湾奥の釣りで釣れたそうです(笑。
さらに白井さんがベッコウゾイを追加。

マゾイ、クロソイ、ベッコウゾイと三種釣りあげる快挙。
ロックフィッシュ初挑戦なのにお見事!
私はアイナメ、マゾイ、クロソイ合わせて15本で大満足。
着底と同時に根掛り、なんてこともあって何度もリグり直したので
次回は根掛り回避が課題かな。
でも初めての三陸ロック、心ゆくまで満喫。
絶対に、また来たい!
その思いはメンバー全員同じだった様子。
沖上がり後、船長に震災の話を少し伺うことが出来た。
こんなに楽しませてくれる豊かな海と
あらゆるものを奪っていく荒々しい海とのギャップが
あまりにも大きすぎて、言葉を失う。
これまでも色々な言葉や映像を目にしてはいたけれど
その地に立って、被害を受けた人から直接伺うと
当然ながら重さが大きく違う。
想像していたことではあったけれど、
帰り道、明るい中で眼にする大船渡や陸前高田の景色は
本当に筆舌に尽くしがたくて…。
もっと早く来たかった。
こんなに時間が経ってしまったけれど
釣りをしてトンボ帰りという、とても短い時間だけれど
それでも、きっと better than never.
来られて、良かった。
「本当は今でも海に出るのが怖い」
「復興じゃなく、まだまだ復旧だ」
底抜けに明るい「アニキ」から漏れる深刻な言葉。
「頑張ってるから、って伝えてな」
本当に、本当に、精一杯頑張っている方だからこその
とてつもない、言葉の重さ。
関東や東海を襲うという大地震を懸念して
「来ないと良いな」
「こんな思いするのは俺たちだけで十分だから」
応援したいと思っている方に、気遣われるなんて。
その温かさに、ありがとうございますの二の句を継げないほど
胸を打たれ、その場では涙することも失礼な気がして。
あれから1ヶ月。
思い出す度、涙が止まらない。
優しくて、強くて、優しい人たち。
彼らに「がんばろう」って言えるほど
私は頑張れているのかな?
思い返してみると、大切な人たちに支えられ
応援してもらってばかりの一年。
来年は少しでも、誰かを支えられるように。
頑張る。

- 2012年12月30日
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