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サクラマスの夢>望ましい豊かな川/釣り場環境


今年も仕事と釣りに没頭していたらあっという間に年末になってしまいました。

さて、以前もブログに書いてましたが、相模川のサクラマス。
いまだ出会えぬ憧れの魚体。

そんな同じ思いを持つ人々が結束し、今年は具体的なアクションがありました。

この場を借りて紹介したいと思います。

「森と川と海を繋ぐサクラマス復活プロジェクト」
 平たくに言えば、再び相模川にサクラマスが戻ってくる川にしよう。ということです。
 でも、この『復活』の言葉には、単純に稚魚放して戻ってきたら釣っておしまいという単純なものではありません。

 源流から海までの自然環境状況を判断するのに、環境にデリケートな魚だからこそサクラマスの復活は、一つの指標になるだろという事が私の見方です。
 ※もちろん、釣り人なのでまず釣りたいですが。

 相模川に限らず日本の各地で、というか世界的にも川も海も
 魚資源、釣りの環境は黙っていても良くはならないという状況かと思います。
 釣り人はさなかを通して最も自然環境の変化を感じ取っているはずです。

 そんな事を以前から感じていたのですが、一人では何もできずにもやもやしていました。が、今年、この活動の情報を知り『第一回サクラマス幼魚放流会』に参加しました。
 簡単に紹介すると。

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※事前に降海するであろう選りすぐりの個体

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※当日はその中の一部の脂鰭をカットし、再捕獲時に識別できるようにします。

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多くの参加者でバケツを使って運びます。

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プレスの取材もありました。さらに親子連れもありほのぼのと。

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神奈川県内水面試験場の方々のお話も聞けてみなさん興味津々でした。

この様子は下記でも報道されています。

カナロコ
 サクラマス復活願い 相模川へ幼魚3千匹放流 

タウンニュース
 甦れ 相模のサクラマス 有志団体が稚魚放流

また、発起人であるZANMAI LURES 小平氏のブログでも詳細が掲載されています。
詳しい報告はこちら>「森と川と海を繋ぐサクラマス復活プロジェクト」第一回放流会は無事に終了いたしました。

発起人と同志の熱い思いが伝わると思います。

今後のアクションに興味がある方は、ぜひ下記をご覧ください。
Catch&Clean
https://catchandclean.naturum.ne.jp/c20106946.html
今回の活動も含めていろいろ活動されている上位団体です。
※放流活動に伴う募金などは上記で受け付けています。

ZANMAI BLOG
 https://blog.goo.ne.jp/zanmailures-blog
小平氏のブログ。いろいろ興味深い記事がありますよ。

以前から別の機会でも述べていますが、ひとりひとりが自然と向き合ってアクションを起こす時がとっくに来ているように思います。今からでもやれることは勧めたいと思います。

ソルト系の方はあまりピンと来ないとは思いますが、漁協は高齢化、人手も足りなく、釣り人も減少傾向、運営もままならない事実もあるようです。
※過去、私はトラウトフォーラムという団体で、奥多摩の放流活動支援などもしていましたので少しは知識があります。

今回の放流は、初期段階でできる一つの手段ですが、(お金は必要ですケドね。募金はいつでもウェルカムです!)やがては自然再生/生産サイクルが成り立つ川にしたいと同志の誰もが考えていると思います。

行政は、こちらから働きかけないと気づかないし、何もしてくれませんでしょう。

でも、この活動で、何らかの結果が出て可視化できれば、次に何をするかのアクションも明確になりますし、対外的(報道、行政もろもろ)にも訴求ができて、仲間を増やせれば大きな力を得るのではないかと私は期待しています。

ここまでは、相模川の事ですが、日本全国、様々な魚種で似たような傾向は存在すると思います。

神奈川県内水面試験場の方の言われる危機的な状況、小平氏も語っていましたが、海、川、湖沼、もう、手つかずで維持できる釣り場は無いように思います。これだけ人の手が加わってしまった環境ですからね。
どの地域の方も、ご自身の釣り場環境に目を向けて気が付く・考える良い機会になればと思います。

来年の春は相模川にサクラの夢を追い求める同志が通うと思います。
どうぞ温かい目で見守り、応援してください。

※その後、規模は小さいですが、2回目の放流もありました。
 いろいろ勉強になることもあり、今後コツコツ経験を積み重ねていければと思います。
 夢を膨らませるのってのは、楽しいな。
 また、アクションがあれば情報発信したいと思います。

さて、初夢はサクラ満開かな?(そう、甘くないのは世の常)

<お願い>
これからの時期、冬から春のサクラマス遡上時期(稚鮎の季節と同じ時期)は河口域のスズキ狙いでサクラたちがかかるかもしれません。
デリケートな魚ですのでその際は速やかに優しくリリースしてあげてください。よろしくお願いいたします。

Mickey

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