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▼ 少し足りない

２月１１日。
午前１時天白川に立ち込む。

この時期さすがに寒くて、ダラダラとやることができないので
自宅でタイドグラフと、海上保安庁の出している伊勢湾内の潮流
とを、にらめっこしながら十分作戦を立てて出るようにしています。

潮がまだ低く押しも弱いので、少し深い場所でローリングベイトを
放り込む。
すぐにボラのスレ当たりが伝わり、右に左にキャストをすると
カンと当たりが。
元気のいいエラ洗いと共に、上がってきたのは３０前後のセイゴ。
その後もポツリポツリと退屈しない程度にセイゴがヒット。



写真が雑ですが
寒くてカメラを出すのがつらいので。
こんなのが５匹ほど。

相変わらず風が強く岸際は、白く泡立っている。
時計は午前３時。
名古屋港に強い潮が当たり始める頃だ。
立ち位置を本命ポイントに変えると
風と潮の流れが同調してウェーダー越しに流れが伝わる。

最近ソル友のJIGGAさんに教えてもらった
カームをボトムで使う技を思い出し。
カームを潮上にキャスト、カームでボトムを流してやる。
ここは河口が少し深くなる所で、上げ潮が入ると逆に潮が下から湧き上がるような所だ。
その湧き上がる流れに乗せると、ピン!　とカームを
ついばむようなバイトが。

すかさず合わせるとグンとずっしりした手ごたえが。
流れに乗って走り出す。
トルクのある走りで主導権が取れない。
星空にドラグ音が鳴るだけだ。
指でスプールを押さえながらプレッシャーを掛けると
走りに勢いがなくなってきた。
ここぞとばかりロッドで回頭させる。
すると水面から飛び出し激しいエラ洗い。
グッドサイズだ。
６０後半だろう。
手前１０メートルがまた走り出す。
再びスプールを指で滑らせながらプレッシャーを掛ける。
文字にするとこんな具合だが実際は、３分前後だろう。

岸にズリ上げるとなんと今期最高の７８センチ。
うーん凄腕に２センチ足りない。
ヒラスズキをイメージさせるデップリしたシーバスだ。

これにてロッドオフ。



サイズ　７８センチ
ヒットルアー　アイマ　カーム110
ロッド　ヤマガ　バリスティック　8.5
ライン　PE1.2号
リーダー　ナイロン20ポンド

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