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北出弘紀 KD

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一投の大切さ その1




 
6月の後半はブログもアップせず(笑)釣りに集中する毎日を送っておりました。

今後リリースを控えているアイテムのテストも含んではいましたが、単純にその状況に必要なルアーで魚を釣るという、
どちらかと言うと次のステップを模索する方向に軸を置いての釣行でした。

NORTHCRAFTでは対象魚のシチュエーションに合わせたパターンを発掘し、その釣り方に必要なルアーを開発することが主たる目的ではあるのですが、やはり安定した釣果を考慮すると「定番」と呼ばれるアイテムの必要性も強く感じているところ。

NORTHCRAFTのヘビーユーザーさんやファンの方からも同様の要望はよく頂きます。


いよいよリリースが秒読みとなったVP-SHAD、BT-VIBのバイブレーション2タイプも、この定番と呼べるアイテムの一つだと思いますが、皆さんからは「ノースが出すんだから…」と定番アイテムに関しても大きな期待を寄せられていることを感じておりますので、定番の中にもひと手間かけるという鮨職人の如く、使った人に関心して頂けるようなルアー開発を心がけなければならないと思っているところです。

さて、そんな中で先日久しぶりに地元は石川県の能登方面に足を運んで来たのですが、行く前は釣友の中谷君からも「北出さん、いいタイミングに来るね〜、やっぱ持っとるわ」と言われウキウキ気分で向かったのですが、これまたお約束の「昨日まで良かったのに…」のパターン(笑)

ま、自然相手の釣りにはよくあるお話しですが、これがモノの見事にハマってしまいました。

しかし、それはそれ。そういう悪い状況の中で、どうやって答えを見つけるかも釣りの面白いところなので、地元アングラーの皆さんからもいろいろ状況を聞きつつ釣り開始。

最初の場所では魚の反応も薄く、先に別の場所で釣りをしているパウにいから「釣れたぞー」と連絡が入る。たまたまだろうと釣りを続けていると、今度はランカーサイズが釣れてしまったと再度連絡が入ったので、とりあえず現場に急行。

釣りをしている場所は流れのある橋脚付近のブレイク打ちという、河川では珍しくない光景でしたが、何せ今回の場所は流れが早く通常のミノーやバイブでは話しになりません。

34gのVP-SHADを投入しましたが、それでもボトムに届かないほどの強い流れ。地元アングラーがこの激流ポイントで日常的に使用しているのは、なんとNORTHCRAFTのAnchovy27g(旧タイプ)でした。

もちろん他のメタルジグでも釣りはできるのですが、リフト&フォールしたときのフォールのスピード、狙いたい場所までの飛距離など、総合的にこのルアーが良いということで自分も投げては見ましたが、確かにベストマッチ(笑)

水深や地形を把握しつつ、ボトムを探っているとここぞという場所でバイト。ベリー部分にフッキングでしたが、さすが激流の中に潜む元気シーバス!

それほどのサイズではありませんでしたがよく引きます。

キャストできる範囲が非常に狭く、仲間と順番に交代という形を取りながら釣りを続けました。

この場所のキモは魚が付いているであろうブレイクに、流れを計算してジグを流し込めるかどうか。ここは普段からドリフトの釣りをやっているか否かが勝負だったような気がします。


 


 

この後、2本ヒットして1本はバラシ。

夕マヅメに連続ヒットしたパウにいの2本は別として、地元アングラーさんが「今日はダメやね」という比較的悪い状況での釣果だったので非常に満足できましたが、特定の状況下でピンポイントを攻める醍醐味は十分に堪能させて頂きました。


ある一定方向の潮の流れ、遠投してギリギリのブレイクのディープサイド、その魚が付いているであろうピンスポットで底が取れた次の瞬間のフォールでのバイト。

一投の正確さ、一投の大切さをあらためて知らされた能登釣行。

昨年開催した北陸シーバスライブを彷彿とさせる季節外れの寒波襲来?に一同死にそうになりましたが(笑)久しぶりに楽しい時間を過ごさせてくれた能登の釣り仲間に感謝です。

中谷君、浜ちゃん、パウにい、ほか一緒に遊んでくれた皆さん、よても良い時間をありがとうございました。


その2に続きます。







 

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