今回は本モデルで4代目となる自動膨脹式ライフジャケット
腰巻タイプハイエンドモデルBSJ-5220RSEの紹介です。

この5520シリーズは、初代のBSJ-5220RSが開発されてから
マイナーチェンジを繰り返し、10年以上ブルーストームの
腰巻式ハイエンドモデルとしてコアなアングラーに愛用されています。


5220シリーズがここまで長く愛されている理由としては
開発当初からブレなかった、高浮力・高耐久を基幹とした
質実剛健のコンセプトが大きいと考えられます。


１、高浮力

BSJ-5220RSEにはラインナップの中で最も大きい33gのボンベを使用しています。

一般的な成人用ライフジャケットの浮力が24時間基準で7.5kgに設定されている中
このBSJ-5520RSEの初期浮力は約17kgと余裕が有ります。

浮力の大きさだけが、安全性に関わるわけではありませんが
浮力が大きくなれば水上での安定性は向上します。



実際に膨脹した際の画像がこちら

カバーから飛び出た気室が、前面で閉じる様設計されています。

気室の形状にも様々な工夫が有ります。

背面と比較した際、前面の浮力が大きいため安定した
浮遊姿勢を取ることが可能な他
気室を敢えて左右非対称に設計することにより、頭から落水した際
少ない力で反転し、水面上での呼吸を可能にします。

プラグの泳ぎだしを改善する方法に似ていますね。

2、高耐久

気室を保護する外装布に、擦れへの耐久性が高い
コーデュラ500Dもしくはポリエステル1680Dを使用し
内張りでポリエチレンの緩衝材を挟み込む3重構造です。




腰に当たる部分には、滑り止めと、蒸れ防止のメッシュを装備。



そして、より長く愛用していただけるよう
カバーのみを取り外しての洗濯が可能です。


カバーを取り外す際は、ライフジャケットのカバーを開いた上で
ベルトの端から外していきます。

画像にマーカーを付けた部分が面ファスナーになっており
センサーボンベなどが付いている気室部分とカバーが分離します。

カバーのみを取り外すことで、洗濯時にセンサー誤作動の心配が有りません。


また、充気装置にはUML社のProsensor Elite Autoを採用
新形状により気室へ与えるダメージが少なく
カバーに取り付けられたウインドウ部分から
2つのインジケーターにより、センサー・ボンベ
の状態を確認することが出来ます。



軽量、コンパクトが主流の中で、特異な個性を持ったBSJ-5220RSE
毎週のように釣りに向かうヘビーユーザー様にも、自信をもってお勧めできる製品です。




BSJ-5220RSE
 
Specification
種類：小型船舶用救命胴衣（膨脹式）
作動：自動膨脹式
胴衣の分類：Type-A　すべての航行区域
浮力：初期浮力約17kg
ウエスト：70~100cm
ベルトの長さ：70~135cm
重量：約755g
カラー：ブラック、MCカモ
生地：ブラック　ナイロン コーデュラ 500D
MCカモ　ポリエステル1680D　背面ナイロン コーデュラ 500D
充気装置：UML® UMA8000(Prosensor Elite Auto)
交換用ボンベキット：33UML Elite KIT
定価：\23,000-


営業部　酒井

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