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加藤 光一

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クロダイ 仲間の獲ったビッグワン!!

今年の夏は数年振りにクロダイにハマってます(’-’*)

今シーズンの湾奥はクロダイの当たり年であることも手伝って、しばらく放置していた数年前に見つけたクロダイパターンも更に磨きが掛かってきた感じ。



凄腕サマフェスの翌々日にもちょっとだけナイトクロダイ。
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45cm位だったかな?


これも同じ様なサイズ。
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40cm台のクロダイはキレイだね。

この夜は数バイトの3バラシで2枚の釣果。




翌日、にしやんさんから釣のお誘い。
仕事のタイミング的にも大丈夫そうなので二人でナイトクロダイをやることに。

楽しみだよぉ( ´∀`)


釣行当日の夕方に橋の上から水の色を確認してちょっとビビる……(´Д`)

なんとなく予想はしてたけど、前日に降った豪雨の影響で強い濁りと岸際を流れるゴミの量がスゴい。

どうするかなぁ…………!?

濁りだけならなんとかなるけど、ゴミはさすがに釣り自体が成立しなくなるし……

明日に変更して貰うかなぁ?

でも、上流域(埼玉・群馬)でそれなりの雨量が有れば、下流域では濁りとゴミの量がヤバいのは翌日。

そんな事を一人で考えながら、釣行の時間は潮の動きが変わっている事と、風向きがこのまま変わらなければ岸際を流れるゴミが河の中央に押しやられるであろう事を期待して自宅へ戻る。

(結果的に、風向きも変わらず岸際のゴミも河の中央部へ移動し、幾分濁りも取れて釣りやすいコンディションに。そして翌日は強い泥濁りと大量のゴミが流れてます)



約束の時間の少し前に「仕事が押していて少し遅れる」という旨の連絡を受けて自分もそのタイミングに併せて出発。


同じ位のタイミングでポイントに着いて合流。

ポイントの形状やクロダイパターンの説明をして釣り開始。


多少は前日に降った雨の影響が有るのか、クロダイのバイトが出ないので色々とリズムを変えつつ攻めていくと、少しして自分にシーバスがヒット。


ん~この状況でシーバスが喰ってくるということは、ヤッパ元のリズムに戻すべきかなぁ!?
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ゴメンよ、今夜のキミはニゴイと同格なんだ。
クロダイを獲る為のパターンの検証体としか見れなくて。@60cm



リズムを戻して数投目に1発クロダイらしきヒットがあったけれど、姿を見る前にバラシてしまったので何も無かった事にする(笑)




今夜は何としても にしやんさんに釣ってもらいたくて、自宅を出る前に仏壇に手を合わせた。
「俺の釣果はどうでもいいから、にしやんさんが良い魚とコンタクトできる様にちょっとだけ力を貸して」と。



スタートして1時間位かな?
自分に待望のヒット!!

慎重にファイトして無事にネットイン(’-’*)
いや~
「俺の釣果はどうでもいいから……」
とは言ったものの、本当にそんな感じですか?(笑)
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今期最小の40cm(*_*)


これで少しは自分のやっているパターンに説得力が出てくれるといいんだけど。

多分、このパターンはルアーのカラーも含めてにわかに信じて貰えないとは自分でも分かってる。
シーバスをちゃんとやりこんでいるアングラーなら尚更「ウソでしょ?ほんとに?」と。


でも、逆に考えると、ネットや雑誌に出ているパターンにアレンジを加えつつ実践している人も多いだろうし、シーバスを狙っていて釣れてしまったクロダイとも違うパターンのアプローチでクロダイを狙っているからこその自分の最近の釣果ともいえる。





ちょっとシツコイかなぁ?とは思いつつもなんとかヒットさせて貰いたかったのでパターンのいくつかのキモを再度伝えてみる。

(人によっては何度もパターンを言われるのを嫌がる場合もあるし、人によっては「うるさいよ、好きなようにやらせてよ」なんて言われたこともあるので、どこまで言えばいいのか難しいのです)





にしやん さんは

「よし、ちょっとやってくる!!」

とポイントへ降り立った。


僕は先程のクロダイに折られてしまったナレージ65のフックを交換中。


数秒後。

ジジジジィィ……ジジィ……

ドラグの音が聞こえる!?

え?(´Д`)


にしやんさん
「来たよ!」

じぇじぇじぇっマジっすか!?(`Д´≡`Д´)??

ネットを手に取り急いで駆けつける。


時おり水面に浮いてきて水面を叩く水飛沫からデカさを確信。

ドラグは強目に設定しているのが音で分かる。
突っ込んでも必用以上にラインが出て潜らせる事がないので根ズレの心配もなし。

上手い!


魚体とフックの掛かり具合を確認したいけれど、ライトの光りを嫌って更に突っ込みを繰り返すのでグっと我慢。

しばらくすると、水面に魚体が横たわる。

「ライト着けます!」

魚体を明るく照らした次の瞬間、再びボトムへ向かいダイブ(*_*)

一瞬ヒヤリとしたけど直ぐにゆっくりと浮いてくる。

ネットも嫌がって暴れる場合もあるので直ぐにはネットも水中に入れない。

完全に横たわった瞬間に素早くネットを差し込む。

僕のネットインと、にしやんさんのラインテンションを抜くタイミングはバッチリ。

阿吽の呼吸とでもいうやつでしょうか。

ネットにズシリと重さを感じる。



やったー!!

デカイよこれ!デカイよこれ!!

ゥヒャ~ヤバいデカイ!!

やった、やった!!

スゲー、スゲー(笑)

二人で大騒ぎ\(゜ロ\)(/ロ゜)/


嬉しかったなぁ。
自分一人ではどんなに大きくてもこんなには喜べないんじゃないかと思う程、嬉しい❗

ガッチリと握手をして魚体を確認する。

堂々の56cm!!
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凄腕なら超弩級に匹敵する大きさ。

口元に付いたルアーを確認する。

フッキングポイントを見ると、つい数分前に説明したパターンのイメージ通りに喰ってきたであろう掛かり方。

クロダイのサイズ、パターン、着水位置、ルアーのトレースライン、フックポジション、にしやんさんのファイトスタイル等の全てがパーフェクトにシンクロした結果であるビッグワン。


ヘッポコチヌガイドとしてはそれなりにプレッシャーもあったけど、ヒットに持ち込む以前に、にしやんさんの釣りのスタイルを垣間見ることができ、この魚に至ったのは必然だと思った。


足場の良くない立ち位置へ移動する際や、ルアーの交換時も不用意にライトは使わない。

ラインチェックでライトを点灯するときは、水辺から離れる。

適度な見切りで移動する。
(移動中も必用以上にライトはつけない)

暗闇で僅か1時間ちょっとの時間の中でもそんなことを感じることができた。

そして、自分の怪しげなクロダイパターンを信じて投げてくれたことも素直に嬉しかった。
ありがとう御座いましたm(_ _)m



ポイントやパターンの説明はさせてもらったけれど、この魚はきっと僕には喰わすことはできなかったと思う。
チョイスしたルアーやロッド操作等々は違うからね!
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釣りをスタートする前に、

「今日は僕がカメラマンですからね( ´∀`)」
と宣言した通り良い写真が撮れました❗


釣りをしていてこんなに興奮して嬉しかったのはいつ振りだろう!?

最高に楽しい夜でした。

そして、この夏、現在進行形で練り込んでいるこのパターンにもまだいくつかのメソッドが眠っているんじゃぁないかというヒントにも気付かせてくれた釣行になりました。

にしやんさんありがとう御座いました❗

忘れられない夏の思い出がまた1つ増えましたよ(*´-`)v



PS.
帰宅後、にしやんさんから
「ちょっと興奮して直ぐには寝付けそうにないよ」
というメールが届きました。

実は僕も同じ様に寝付けませんでした。
3時過ぎに寝て5時起き…………寝坊しました(笑)

朝マズメ狙いならアラームの5分前に勝手に目が覚めるのになぁ…………
何が違うんだろう(笑)

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