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釣り場について その3 距離間

  • ジャンル:日記/一般
これから書くことは何かの資料から統計をとったわけでもなく、僕自身が経験してきた事をもとに書くだけで賛否両論はあると思います。 また、プロでも何でもない釣り好きの一人の思いです。

今回は『距離間』です。
まず、距離間とは、釣り場において隣で釣っているまたは対岸で釣っているアングラーとの距離の事です。
狙う対象魚や釣り方、釣り場によっても違うと思いますので、今回はでは『ルアーで狙うシーバス釣り』をテーマにしてみたいと思います。

不快な思いやトラブルなく釣るために必要なアングラー同士の距離ってどれくらいだと思いますか?
すごく難しい問題ですよね…
釣る場所でもかなり変わってくると思いますし、仲間で行く場合でも違うと思うし…
すご〜〜く難しい問題だと思います。

今回もいつものように違う事を例えに出してみようと思います。
僕は『ヘラブナ釣り』を35年やっています。
ヘラでも大会は別として特にルールはありませんが、暗黙の了解的なルールと言うより最低限のモラルが存在すると思っています。

野池や川・湖など、管理釣り場でない場所で横に並んで釣るのなら『基本的に竿一本分の距離を開ける事』、向かい合う場合は『対面する釣り師との距離の真ん中に絶対に仕掛けが届かない竿を選ぶ事』が最低距離だと先輩ヘラ師の方々に教わりました。
また、先行者がいる場合は必ず挨拶をしてから『隣で釣らせていただいても良いですか?』と、どんなに仲が良よくても聞く事。
許可を得た後に釣り座を出して、さらに先行者の方に『竿は何尺ですか?』と聞いてからその方より短い竿を出す事、そして『ウキを並べない』のが礼儀だとも教わりました。

なぜその距離なのか?

横の距離の場合
○仕掛けを振り込む時に竿同士がぶつからいようにする為。
 ※初心者のうちは竿の長さの倍は開ける事。 なぜなら仕掛けを振り込む際に隣の人にハリがかかってしまう可能性があるから。
○魚をかけた時に隣の方の仕掛けと絡まないようにする為。
 ※初心者のうちは竿の長さの倍は開ける事。竿さばきが出来ていないとやはり隣の方の仕掛けに絡まる可能性があるのと、魚がバレた時に反動で隣の方にハリがかかってしまう可能性があるから。

対面する場合
○仕掛けが絡まないようにする為。

以上のことは、改めて聞けば当たり前のことですが、全くの初心者は言われなきゃわからない事だと思います。

『短い竿を出すのが礼儀』と『ウキをな選べない』と言うのは?
ヘラブナ釣りは餌を打って魚を集めて釣る釣りです。 そして、魚がスレればスレるほど沖に魚が移動します。
先行者より長い竿を出すと言うことは、先行者が寄せた魚を奪う可能性はもちろん魚を沖に離してしまう可能性が大きくなるんです。
また、短い竿であってもタナを上げて先行者の方よりウキを沖に立たせるのも絶対にやってはいけない事です。
『ヘラはタナを釣る』と言う言葉があります。
タナと言うのはシーバスで言えばレンジです。
ヘラブナは鯉や他のフナと口の形状が違い、唇にあたる部分が伸びません。 ですから底の餌を食べるときは逆立ちに近い状態で食べるのです。 そんな食べ方食べづらいですよね。
落ちてくる餌を下から上むいて食べる方が遥かに楽な訳ですから、タナが上の方が食べやすいのですぐに魚のタナが上がってしまいます。この事をヘラ用語では『うわずる』と言います。
ヘラブナ釣りは延べ竿でリールはついていません。
竿と同じ長さの仕掛けをつけて、ウキの位置の上下でタナを決めます。 ウキの位置を仕掛けの下(ハリに近い場所)に持ってくるほど、ウキは沖に立ちタナは上がります。だから、隣の人が深いタナで釣っていれば、短い竿でもウキを沖に立てる事ができてしまいますし、魚をうわずらせてしまい先行者の方が作ったタナを壊してしまう事になるんです。
『浮きを並べない』と言う事は、ウキの位置を先行者の方より岸に近い所に立てるという事の他にも、魚を『うわずらせない』と言う部分も含まれているわけです。

他にも多々ありますが、ヘラブナ釣り始めるにあたって最低知っておく事が以上のことです。

さて、シーバス釣りではこういう釣り人の間で暗黙のモラルって存在するのでしょうか?
『下げの地合いがいいよ』とか『あそこいいよ』とか『あのルアーが強いよ』とかそうい会話は僕自身もよくしますが、ルール的な事ってあまりしないですよね…
例えば自分たちが通うホームポイントで
『見た事ないやつが来て挨拶もなくクロスして投げてきたから、あったまきたからフザケンナ!って言ってやったよ」
とか…
「俺と〇〇君の間に入ってきやがった」
とか…
「対岸からクロスしてきやがった」
とか…他にもお怒りの会話は耳にしますが、それは大枠のルールや共通認識がないからでは?と思ってしまします。

ヘラブナ釣り以外の『モラル』は僕は解りません。

個人的な意見ですがシーバス釣りにおいて、トラブルなく自分が気持ちよくできる距離は
○並ぶ場合は50m以上
○対岸との距離は100m以上
です。
メジャーポイントで難しい場所は声を掛け合っても
○並ぶ場合は20m以上
○対岸との距離は70m以上
です。
皆さんはどれくらいですか?


それぞれの釣りによってルールやモラルはあると思います。
初めての釣りでは、釣り場についてから先行者をまず見つけて、釣り始める前にまず挨拶して『やっちゃいけない事や入っちゃいけない場所ってあるんですか?』と聞くようにしています。
また、初めて行く土地でシーバス釣りをする場合は必ず地元釣具屋さんに立ち寄り釣れているポイントの情報を聞くだけでなく危険箇所や気をつけなくてはいけない事を聞くようにしています。
釣具屋の店員さんが愛想が悪くすご〜く冷たくあしらわれたり、ロコアングラーと思われる方に冷たくあしらわれたりと気分悪くなった経験もありますが、2度3度と通ううちに本当に仲良くなれたり地元のアングラーを紹介していただいたりといろんな意味でプラスな部分の方が多いと思っています。
釣具屋が近くになかったりアングラーがいない場所などでは釣りをしていない散歩されてる方やコンビニの店員さんなど地元の方に声をかけてポイント周辺(釣り禁止の場所や駐車スペースの事を特に)の事を聞いています。
散歩しているおじいちゃんにポイント周辺駐車できる場所や昔の地形や時期によって釣れる魚なんかも教えてもらったりもしています。 何回かいくうちに本当に仲良くなり地元のおじいちゃんのご自宅に車を置かせてもらった事もありますから!
数分のコミュニケーションを取ることで、トラブルを未然に防ぐことだけではなく、そのポイントの危険箇所を含め多くの情報を知り得る事ができると思っています。

シャイでそんなこと出来ないって方もたくさんいると思います。
そんな方々の為にも釣具屋さんや業界の方々を初めベテランアングラーの皆さんが、釣り場で自らコミュニケーションを積極的にとっていただくことで、時間はかかると思いますが自然とルールが生まれ浸透していくと思うのです。
シーバス釣りをはじめて浅い僕は今までどうだったんだろう?って思う事がたくさんあります。
『趣味だから、遊びだから、そこまで考えないでしょ。』
て方もたくさんいると思います。
僕は真逆の考え方でして…
趣味であって遊びだからこそ長い人生続けられる事だし本気です。また、生きていく上で精神衛生常にも必須なもので、少しでも心地よく時間を過ごしたいし、これから始める方々も含め多くの釣り人と出会いたいですし仲間とも楽しみたいと思うので、考えてしまうんですよね(汗)

あくまでも僕個人の思いですが…
すみません、知ったようなこと書いて(汗)





 

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