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▼ 雷魚FILEまとめPART1
- ジャンル:釣行記
それは昨年のちょうど今頃の夏の思い出。
僕は恋をした。
自宅から車で15分。
田園に囲まれた民家の横を流れる川がある。
生活ゴミが漂流し、一見して清流とは呼ぶには程遠い、ドブ川。
しかし、見た目の環境に反して、鮒や鯉、ボラやハヤが群れを成して泳ぎ回る姿にはどこか違和感さえ感じてしまう。
水面を菱が群生し「ウィード」や「カバー」と呼ばれる水生植物の密集するクリークに目当ての魚は生息している。
事の発端はというと、TEAMメンバーの数人がひょんな事から始めたフレッシュウォーターでのカバーゲーム。
タックルは専用ロッドにABUの6000番台。使用するPEラインは100lb~120lbと、なんともヘビーな仕掛けである。
幾度か、釣りの誘いを受けたが、当時の自分はソルトゲームに熱中しており、さながらシーバスチームに所属しているのだから
「シーバス以外の釣りはしない!」
なんてルール決めた事で、自身の釣りの幅を狭めてしまっていた。
夏の猛暑日。
ルアーフイッシングにおける基礎・原点ともいえる、釣りの楽しさを教えてくれた、自分にとっていわば、釣りの「師」であるKOUさんに釣りに誘われ、とあるクリークへと出かけた。
専用のタックルはまだ持ち合わせていなかった為、KOUさんからレンタル中のバスロッドにPE3号をストックしたスコーピオンMgにフロッグを結び、釣りに挑んだ。
照りつける太陽
焼けたアスファルトの上
ビキニギャル
男起ち岬
腰に下げた、飲料水はすでに温くなっていてとても飲む気にはなれない。
この釣りをするにあたり、いくつかのルールを教えてもらった。
スポーニング中の個体は狙わない。
ランディング&リリースは速やかに行い、魚へのダメージを十分に考慮するべし。※日中のコンクリート上には絶対に魚は置かない。
フックはバーブレスを使用し、ファイト時のラインブレイク等は魚の生死に関わることなので、必ず専用のタックルで、ラインは100lb以上のPEを用いてゲームする事。
ポイントの公開は避ける。人に教えてはいけない。
などなど。
ん?
専用タックルでなくてもどうにかなるっしょ!!
場所は開けたオープンエリアのカバーの一角。
キャストしたフロッグの後方の菱が小さく揺れた。
リーリングする手を止め、ラインを握り、フロッグを細かく前へと動かした。
その刹那
バフッ!!
今までに経験のない捕食音
と同時に、そこに有る筈のフロッグが視界から消え、水中へと突き刺さったラインを通して力強い生命反応が手元に伝わる。
カバーには大きな穴が空いていた。
もうドキがムネムネである。
思いっきり、親の仇の如く渾身の力を込め、フッキングを入れる。
細いロッドは「ミシリ・・・」と悲鳴を上げ、弧を描き、ガチガチにしめた筈のリールのドラグは「ギュギュ!」と逆に回転しながら滑りまくる。
親指でスプールを押さえ、後退しながらポンピングして魚を浮かそうとするが菱やその他の水生植物が障害となりピクリとも動かす事ができない。
専用でなくてもどうにかなるっしょ!!
安易な考えであった事に深く反省をした。

PART2へ続く
僕は恋をした。
自宅から車で15分。
田園に囲まれた民家の横を流れる川がある。
生活ゴミが漂流し、一見して清流とは呼ぶには程遠い、ドブ川。
しかし、見た目の環境に反して、鮒や鯉、ボラやハヤが群れを成して泳ぎ回る姿にはどこか違和感さえ感じてしまう。
水面を菱が群生し「ウィード」や「カバー」と呼ばれる水生植物の密集するクリークに目当ての魚は生息している。
事の発端はというと、TEAMメンバーの数人がひょんな事から始めたフレッシュウォーターでのカバーゲーム。
タックルは専用ロッドにABUの6000番台。使用するPEラインは100lb~120lbと、なんともヘビーな仕掛けである。
幾度か、釣りの誘いを受けたが、当時の自分はソルトゲームに熱中しており、さながらシーバスチームに所属しているのだから
「シーバス以外の釣りはしない!」
なんてルール決めた事で、自身の釣りの幅を狭めてしまっていた。
夏の猛暑日。
ルアーフイッシングにおける基礎・原点ともいえる、釣りの楽しさを教えてくれた、自分にとっていわば、釣りの「師」であるKOUさんに釣りに誘われ、とあるクリークへと出かけた。
専用のタックルはまだ持ち合わせていなかった為、KOUさんからレンタル中のバスロッドにPE3号をストックしたスコーピオンMgにフロッグを結び、釣りに挑んだ。
照りつける太陽
焼けたアスファルトの上
ビキニギャル
男起ち岬
腰に下げた、飲料水はすでに温くなっていてとても飲む気にはなれない。
この釣りをするにあたり、いくつかのルールを教えてもらった。
スポーニング中の個体は狙わない。
ランディング&リリースは速やかに行い、魚へのダメージを十分に考慮するべし。※日中のコンクリート上には絶対に魚は置かない。
フックはバーブレスを使用し、ファイト時のラインブレイク等は魚の生死に関わることなので、必ず専用のタックルで、ラインは100lb以上のPEを用いてゲームする事。
ポイントの公開は避ける。人に教えてはいけない。
などなど。
ん?
専用タックルでなくてもどうにかなるっしょ!!
場所は開けたオープンエリアのカバーの一角。
キャストしたフロッグの後方の菱が小さく揺れた。
リーリングする手を止め、ラインを握り、フロッグを細かく前へと動かした。
その刹那
バフッ!!
今までに経験のない捕食音
と同時に、そこに有る筈のフロッグが視界から消え、水中へと突き刺さったラインを通して力強い生命反応が手元に伝わる。
カバーには大きな穴が空いていた。
もうドキがムネムネである。
思いっきり、親の仇の如く渾身の力を込め、フッキングを入れる。
細いロッドは「ミシリ・・・」と悲鳴を上げ、弧を描き、ガチガチにしめた筈のリールのドラグは「ギュギュ!」と逆に回転しながら滑りまくる。
親指でスプールを押さえ、後退しながらポンピングして魚を浮かそうとするが菱やその他の水生植物が障害となりピクリとも動かす事ができない。
専用でなくてもどうにかなるっしょ!!
安易な考えであった事に深く反省をした。

PART2へ続く
- 2011年9月25日
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