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対象魚

鮎が好きって話

  • ジャンル:釣行記

さて、イベント的なベイトは期待せずに頑張りましょうってな話でしたが、じゃあどんなベイトに着いてシーバスを探せば良いんですかって話。

まずベイトベイト、こんなにうるさく言うのはシーバス釣るために、すごく大事な要素の中でも最も重要視するべき項目に当たるかも知れないのがベイトフィッシュです。

分かってても、気がつくと蔑ろにしがちな事があります。

それこそ、この時期、このポイントでは良く魚が釣れるんだよねって話でも、時期がシーバスを運んで来る訳では無く、理由があって、シーバスが着いてるということ。

それは水温に然り、ベイトフィッシュに然り。

魚達、いや自然界に生息する人間を除く生物達は皆、時計もカレンダーも持ってはいないんです。
魚達が時期を判断する要素は複数あって、全て把握出来てはいないが、水温だったり、日照時間だったり。

冬でも桜の花を提供するという花屋さんは蕾の段階で冷蔵室に入れて保存、その後18度の部屋に移し、人工的に開花のタイミングを作り、出荷しているとの事。(TVで見た。笑)

そんなこんな、外からの情報で時期を判断しているのが生物。
夕方のニュースとか、気象庁のwebページとか、そんなハイテクを使って季節だったり、天気だったりを判断する人間は1番鈍い生き物なのかも知れない。

そこで本題になる話がベイトフィッシュ。

自分は鮎とボラを主軸と考えている。
全国的にも宮崎県的にもポピュラーなシーバスフィッシングを代表するベイトフィッシュ達。

ただボラは年中ハク〜大ボラサイズがいるので、少々絞りにくい。

1番追いかけやすいのは鮎。
じゃないかなぁ〜と思う。(個人的見解を大いに含)


簡略的に書くと
春に稚鮎が遡上し
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夏に若鮎へと成長
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秋に産卵期を迎え落ち鮎となる。
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前後のズレはあるし、魚に四季という概念は無いが、この順番は自然の摂理の中で守られている。

鮎を追いかけると1年はあっという間。

落ち鮎が終わったと思えば早くて2ヶ月程で稚鮎の遡上が見れる。
そうなるとまた鮎追いルーティンに入ってしまう。

じゃあ今現在。
10月になりました。
鮎、シーバスの状況はどうでしょう。

真夏のカンカン照りも少し収まり、日の出は遅くなり、暮れは早くなった。
水温の大きな変化は無いです。

ですが、やはり鮎は動いてるんですね。

じゃあその動いた鮎に着いてシーバスが動いてるかというと、半分正解半分不正解。

鮎が時期を感知し、動いたように、シーバスも時を同じくして時期を感知し動いている。

これからの時期待ち受けている、落ち鮎というパターンフィッシング。
メディア等の情報だけを見ると、鮎が落ちてくるのにシーバスが着いて偏食しているように思いますが、現場からの経験上、そうではない。

この秋、冬という時期に備えてシーバスは餌を求め川を遡上する。
するとバッタリ鮎がたくさんいて、食べちゃうって方が正解に近いというか、釣るための思考回路としては分かりやすい。

実に今の現状、鮎は元気ピンピン。
流れに負ける様子など無く瀬を泳ぎ回っている。

でも謂わゆる落ち鮎パターン。

瀕死の鮎が流れてるため、ルアーも動かさず流すだけでシーバスが出る!
ってヤツ。

その釣り方が今通用する。
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これは時期的に餌を求めて遡上する個体の絶対数が増えてる事を表していると思う。
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春、夏、ましてや真冬の厳寒期でも遡上する個体はいる。
ただ絶対数、ここの分母が多ければ多いほど釣りやすいのは既知の事実。

こうして遡上個体が増え、どんどんと時期が進むにつれて、鮎の降りが始まり、より川の中が活性化する。

数を釣る、サイズを釣るという事に傾倒すると、鮎よりボラの方が効率的かも知れない。

ただベイトを追う、シーバスを追う、季節を追うという感覚が好きな人なら鮎を追いかけると、釣りの醍醐味が増すんじゃないかと思う。
自分は専らそのタイプだが、もちろん他のエリアで釣るシーバスもまた好きで、そこにも自分なりの楽しみ方がある。
ただ効率的に魚を釣るんじゃなく、一匹の魚にどれだけの付加価値をつけれるか、どれだけ本気になれるか。

気になる事が多い分、ポイントへ足を運び、そして気になる事を増やして帰り、また釣りに行きたくなる。


そんな釣りしてます。

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