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▼ 【独り言】ロッドのコシが抜ける、とは。
- ジャンル:日記/一般
画が粗い。笑
もう6年前になるかと思います。
モアザンブランジーノAGS87ML(以下、「相棒」と表記)。
向上心の塊だった頃、更なるステップアップを目指し、あえて自分に十字架を背負わせるという意気込みで、フラッグシップモデルを手に入れました。
所帯を持った今となっては、どう考えてもやり過ぎだろうと若き日の自分に喝を入れたい今日この頃…笑
なおかつ釣り技術は全く上達していない気がします。ただ空いた時間に楽しみながら釣りをする日々。
しかしながら、やはり良いものは長持ちするものです。
これからも自分の釣り人生において大切な相棒のひとつです。
で?
良いものは長持ちしますよ〜っていうだけの話は浅すぎですね。笑
さて、釣具屋に行くと、陳列されているロッドを触りたくなるときがあると思います。高確率で。
ある日、というのもけっこう前ですが、相棒と同一機種を触ったり振ってみたときにふと気がついたのです。
同じ87ML、同じモデルなのに硬い(張りがある)気がする。
相棒の方が柔らかい(柔らくなった?)ように感じました。
もはや87LMLより柔らかい?
なんて思ったくらいです。
※今はモデルチェンジして87MLMが後継機種として出ているようですが、それと比較した訳ではありません。
いわゆる
「ロッドのコシが抜ける(ヘタリ)」
ということを初めて意識した瞬間でした。
実際に、そういうことがあるのかは、素材(カーボン)の性質やロッドの製作過程など、専門知識がないので分からないのですが、
とある高弾性ロッドを所有する方のブログを拝見すると、
購入当時はビンビンで、キャストに慣れるまで時間がかかったとのこと。
また、掛けてもうまくいなせず、弾きがちでバレが増えたとか。
数ヶ月使い込んでいくうちに、少しマイルドになり、バット寄りに乗せてキャストができるようになったとともに、ファイト中も弾きにくくなったそうです。
たしかに、私も相棒を使い込んでいくうちに、
バラシが減ったような気がします。
特にバチ抜けで。
極めて個人的感想ですが、
同一機種の新品ロッドと数年使ったロッドを比較して、硬さが違うと感じたので、私はロッドのコシが抜ける現象の存在を少なからず信じています。
まぁ「ロッドの個体差」という可能性がゼロではないと思いますが…。
しかしながら、コシが抜けて悪いとは全く思っていません。
むしろ良かったと感じています。今は。
シーバスフィッシングにおいて、ここ最近は、魚をバラさずいかにキャッチ率を上げられるか、という点に重きを置いています。
そのためには、例えば、
硬いロッドでがっつり合わせ、しっかりフックを貫通させるパターンと、
柔らかめのロッドでいなしファイトで寄せていくパターンがあると思います。
本当にそれぞれの好みなんですけれど、私は後者が好みです。
(※湾奥のシーバスフィッシングにおいてです。ショアジギなどでは前者だったりします。)
やっぱり、釣りのプロセスで、魚の引きが味わえる瞬間、魚とのファイト中が一番好きです。
したがって、我が相棒は使っていくうちに、自分の好みやスタイルに合ったロッドになってくれたような気がします。
(逆にロッドに釣りのスタイルを合わせにいった感も否めません。笑)
とあるネット記事では、10年以上使っているロッドのコシが抜け、グリップから曲がるようになったと聞いたこともあります。笑
でも、最近のロッドは、技術が向上し、そうはならないという情報もあるようです。
私は、相棒がグリップからグニャリと曲がるのを目指して?ひとつのロッドを長く使い込んでみたいと思います!(釣りの楽しみ方が増えました。)
- 2020年6月30日
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