凍結注意

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氷点下の寒い日が続く今日この頃、皆さんいかがお過ごしでしょうか。

自分は毎日、それも常時鼻水を垂らしながら仕事をしているために鼻をかみすぎて鼻の下がヒリヒリして辛いです。

さて、自分の仕事は設備屋さん、ざっくばらんにいうと水道屋さんです。

主に住宅の給排水、灯油、換気、冷暖房の配管、それに伴う給湯器、空調機器、暖房器具の据付、修理が主な業務なのですが、昨年12月から現在にかけて、寒さによる配管凍結が例年よりかなり多いです。

配管が凍結するとどうなるか、水が出なくなるだけではありません。

出なくなっただけで済む場合はかなりラッキーです。

というのは、配管が凍結すると、配管の中の水が凍って膨張し、特に給湯の管は銅のパイプを使っていることが多いのですが、これが膨らみ非常に高い圧力が掛かり、圧力に耐えきれずに銅のパイプが裂けます。

が、この時点では凍っているために水は外に漏れません。

このために、配管がパンクしているのに気付かず、数日間家を空けて帰宅し、ストーブを付けて家の中が暖まったときや、日中の気温が高いときなどに配管内の氷が溶けて、一気にドバーッ!ってことになります。

天井なんかから水がジャバジャバ降ってきます、地獄絵図です。

家を空けてから帰ってくるまで数時間水が噴き出しっぱなしってのがよくあります。

ボイラーなどの給湯器の内部もよくパンクします、ボイラーなんか壊れて取り替えるなんてことになったり、天井裏なんかで水が噴き出して、天井や床を剥がして断熱材を入れ替え、復旧なんてことになったらステラの2つや3つ買えるでしょう。

パソコンやテレビなどの家電も全滅なんてこともあります。

賃貸のアパートなどに住んでいる人は保険が適用になることもありますが、凍結は自己責任として実費になることもあります。

一棟4~8部屋の規模のアパートやマンションは構造的に凍結が起こりやすいです、気をつけて下さい。

今までに凍結なんかしたことないという家でも普通に起こり得ます。

最近非常に凍結が多く悲惨な現場をよく見るため、こんなログを書いてみました。

長い時間家を空ける際は、昼夜問わず水落しをすることをすすめます。

ただの注意喚起と思って書いたのでコメントは不可でと思いましたが、なにかあればどうぞ。

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