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クワトロブラックと橋本健二

今から7〜8年前、初めは某問屋さんの売り出しで出会ったと記憶している。
180センチ90キロはあろうかと言うイカツイ風貌ではあるが、妙に人懐っこいなぁというのが私の橋本健二への第一印象だった。いつもガムを噛み、首からぶら下げた携帯電話の中から驚愕の釣果を見せられた。まるでオフショアでの釣果のようだった。
橋本健二は釣りの話しかしない。ただ格闘技経験者という事もあり、当時格闘技観戦マニアであった私とはウマがあった。
その橋本健二と2012年、初めて釣りをした。
結論から言えば橋本は驚くほど釣りが上手かった。釣り場に密着した生活を営み、日々ライフワークのように磯に立つ男が自然と身に付けたテクニックなのだと思った。豪快なペンデュラムキャストはもちろん、ショアジグロッドを巧みに操りポッパーをドッグウォークさせながら青物を誘い出すテクニック。それに道具に対して自身が求めるもののロジック。
私は急速に彼に惹かれていき、メーカーとして彼と勝負したいと思った。
 


 
みなさまこんにちは。いきなり小説調の文章ではじめてしまいましたが、改めましてアピア代表の宇津木です。冒頭の文章は橋本健二さんとの出会いに触れましたが、今日は10月発売のショアジギングロッド:風神クワトロブラックについて書こうと思います。


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まずは新製品クワトロブラックと、現行のブラックラインとの違いから。

素材や使用パーツはもちろん違うのですが、一番大きく違うのはアクションです。ブラックラインはレギュラーアクションでブランクスを作っています。これは力がかかればかかるほどバット部まで曲がっていき、青物のパワーを受け止めるように設計されています。
ライトジギングモデルからラインナップしているブラックラインは、堤防やサーフ、沖磯など比較的根擦れの危険性のない地域に適しているといえるでしょう。

それに対しクワトロブラックはそもそも地磯での使用を前提としています。地磯は沖磯と違い足場の近くはシャローの場合が多いのが特徴です。そのため根擦れのリスクを回避させる為に、ファイト時には出来るだけロッドを高いポジションでキープする為、ベリー部分でしっかりと受け止める必要があります。そのためアクションをブラックラインのレギュラーアクションに対し、クワトロブラックはバット部を4軸で補強し、ファストアクションに設定しております。



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またクワトロブラックはPE3号以上の使用を想定していますので、バット部から2つのガイドは「Fuji MNSGガイド」を逆付けでセッティングしています。
これはテスト時に橋本さんもこだわっていた部分で、太糸になると「Kガイド」では糸がフレームに当たるため極端に抜けが悪くなり、明らかな飛距離のロスが出てしまいます。ですが「MNSG逆付け」セッティングにするとわずかに重くなりますが、抜けが良く、飛距離に関してはかなりの差が出ました。

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最後に両者の最も大きな違いは、クワトロブラックは10kgオーバーのブリやヒラマサがターゲットであるという事です。ショアからではそうそう出会えない夢のターゲットですが、いつか出会うメモリアルにクワトロブラックで挑んでいただければと思います。


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その他、橋本さんの解説やより詳しいスペックなどは弊社ホームページとAPIATVをご参照ください。

http://www.spartas.jp/product/rod/quattro_black/





 

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