星と星の間で

  • ジャンル:釣行記
大銀河と大海原の間で3つの宇宙を見た。




見あげれば天の川が降り注ぐ。


見下ろせば漆黒の海から湧き上がっては落ちていく無数の星。





そして波に揺蕩い、その声に耳を澄ませた。






上がって来たそいつもまた、小さな宇宙だった。





その船の端っこで、自分が少しだけ大人になれた気がした。








この船はどこへ向かう?何を背負う?









貰った命で自分に何ができるのか。









答えはだせそうにない問いを12時間。








その果てに船首で見た朝日は、








どんな太陽より輝いて見えた。










写真には収められない。

収めきれない。






胸に焼き付けるって言うのかな。






その願いが叶うのなら





あの景色を、もう一度。





コメントを見る