桜鱸〜破〜

  • ジャンル:釣行記
桜を散らす雨が降った。
新たな出逢いを連想させる花の頼りを合図に、再びその場所で彼と会った。
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2人とも学生だった時には、1週間の内、10回でも11回でも釣りに繰り出した彼だ。
一足先に卒業していった彼は、社会人として1年を過ごし、一段と男前になった。
反面、もちろんわ…

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桜鱸〜序〜

  • ジャンル:釣行記
新緑萌える季節へと向かっている。
それは生き物、動物が増えるということと同じだ。
微生物、昆虫、小動物…それぞれがそれぞれの世界で活動を本格的にする。
身近な所では、燕の巣の雛が大きくなり、給餌をねだる声が一段と大きくなる。要は、自然界の中で、それだけ餌がとれ出した、ということだ。
生存競争と言ってしま…

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勘違いをしていた

  • ジャンル:釣行記
アクションを入れて釣るのがシーバスだと思っていた。
というより、アクションを入れて釣った回数が多かったために、無意識にアクションを入れよう、入れようとしていた自分がいた。
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地元鳥取で、シーバスの状況は渋いながらも、ポツポツと水の中が春らしくなってきた3月中頃のことである。ソ…

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