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上宮則幸

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高波と激流

雨だ。

友人と河口で落ち合う。
待ち合わせに7分遅れたが、偶然彼も同じタイミングに到着。
クルマを降りると、凄まじい波音が聞こえる。
大丈夫かよ?とお互い顔を見合せるが、ダメ元で仕度。

降り口のテトラの上で暫くたじろぐ。
まだまだ潮位が高く、それに波が激しく打ち寄せている。
安全なルートをしっかり確認してから入水。
あれ?これ流れてるの?
友人が驚いて言う。
そうだ、凄まじい勢いでテトラ添いのショアラインを抉るように流れが走る。
波で体が持ち上げられたところを横からの流れがバランスを不安定にする。

おれはカメラとライトを設置した1脚を砂底にツキタテようとするが、砂が締まり刺さらない。
あたふたしていると、ティップから垂らしていたルアーがPEに絡まり、キャストする前にラインに傷が着いた。
なんとか1脚を柔らかい砂底を見つけて突き刺すが、次はノットの組み直し。
ファーストキャストまで10分以上をロス。

友人の方に戻ると、何やってんのかサッパリわからんと言う。
あまりに流れと波が激しく、ルアーをコントロール出来ないと。
おれも、バカの一つ覚えのスネコンからスタート。

あ、今日はしっかり手前のスリットとシャローフラットに絞り、腰を据えて釣るつもりだった。
まぁ、そもそも今夜は沖には進めないが、ショアラインの早い流れに的を絞る。

上流の圧しの強い流れでスネコンを泳がすのに馴れているつもりだから、コントロールは取り敢えず出来てはいる。
目の前の激流と高波の最中にコノシロが追われる気配がするが、明確なバイトは無し。
水ががちゃがちゃに動き過ぎているから、もっと動くルアーに切り替える。

先日も同じエリアでランカーを仕留めたフィードシャロー155。
流すんじゃなくて、しっかり波動を出すためにグリグリ巻いていると、手前でガガガガガッツーン!と激しくヒット。
ファイトがいつもより激し感じるが、やはり平鱸。
しかもグッドサイズ。

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せっかくのいい魚だったが、まともの写真が撮れない。
川の中に設置した1脚が波と流れでグラグラに揺れ、被写体のおれも、まともに立っていられない。
カメラのレンズも雨で濡れ濡れ。
魚が弱るのも可哀想だし、めんどくさいから止めちまった。


潮位が下がるにつれ、魚の気配が消えていった。
最近通って掴んできたが、このポイントにも明確に時合いがあり、そのタイミングは過ぎた。
割りと時合いは短い。
大潮ならばなおさら。

一度対岸に渡るが、あまりの波気に移動。
Kさん、あの後どうでした?(笑)

中流に移動。
友人にグッドサイズがヒットするもバレ。
おれは沈黙。



明日こそ河口は浸かれねーだろ。
中流を攻めるか?また無茶して遊ぶか?

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