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上宮則幸

鹿児島県

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砂塩鱗 目覚め良し

目覚めは6:00。
テント泊ではなく車中だったのを忘れて、起きあがろうとして思いっきり頭を天井にぶつけた。
狭い車内で体勢を整え、頭を押さえながら運転席に滑り込む。
ピーピー煩いスマホのアラームを漸く止めた。
手近に置いておくと寝惚けて止めた後の二度寝が恐いから、ワザワザ手に取りにくくギリギリ煩いと感じる…

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砂塩鱗 師走

「あたし出勤できるよ!」
年末は多忙のために休むと言っていたパートさんが、予定の変更があって仕事を手伝える旨の電話があった。
さばけたパートさんで、手伝ってもらうや作業が予想以上に捗り、あれよあれよと言う間に、地獄を見せられる覚悟でいた年内の仕事が予定の二日前に完了してまう。
ならばだ、事務所の大掃除…

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砂塩鱗 歓喜の浜で

ニベをテトラに引き揚げる。
ギャフはエラに差し込まれているだけ。
Oさんの心遣いをおれはすぐに気がついた。
リリース出来る可能性があるなら、放してやりたい。
それはおれが度々周囲に漏らしていた事で、強い道具仕立ては素早くランディングするためだ。
当然、Oさんもその意向を知っていた。
ギャフを抜く、ボガを撃…

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砂塩鱗 ファイト

「何でおれにヒットしなかったんだ?」
真実、その時のおれの心境だ。
同じ浜に立つアングラーの本命キャッチは、もちろん祝福したい。
また、真っ先にヒットさせるローカルの実力にも感服するところだ。
でも、子供じみていようが何だろうが、おれだってやっぱり釣りたいんだ。
迷った挙げ句に、それでも「おれらしさ」に…

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砂塩鱗 不安のち期待大

もう何日時化を食らっただろう?
ひょっとしたらおれが来た日だけ荒れてるんじゃなかろうか…
そんな弱気の虫が出て来た頃、おれの住む鹿児島では寒波が襲来。
魚釣りどころの天候ではない。
それでも天気図や予報を見ながら次の遠征のチャンスをうかがっていた。
そんな折、仕事の休憩時間にふとFBを閲覧していると、宮崎…

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砂塩鱗 道具

今年のオオニベチャレンジを支える道具。
リールはダイワのタトゥーラHD 153SH - L。
PE 2.5号が200m入ると言うラインキャパは丁度いいスペック。
そして、マグフォースZ登載!
以前からあるHD150のようなキャスト後半のルアーの失速感は微塵も無い。
リリース直後はしっかりフォースが効き、スプールの回転速度が落ち始め…

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砂塩鱗 変える

午前5:15。
目覚ましのアラームも鳴らないのに目が醒めた。
やはり気が立ってんだ。
睡眠時間は4時間。
適量の酒と疲れが熟睡させたのか?眠気は全く無し。
クルマの外は当然ように真っ暗だが、驚いた事に、おれ以外の誰のクルマも停まってはいない。
そもそも前夜入りしたのは、昨年目にしたあまりのアングラーの多さの記…

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砂塩鱗 その魚を手に触れた

極力見ないようにしたが、その魚のシルエットが瞼の裏に焼き付いてしまった。
BlueBlueテスターの川端君によると、他にも数本のオオニベがヒットしたらしい。
しかし、この広い浜でもそうあちこちで竿は曲がらない。
やはりそのエリアには数人のアングラーが竿を出していて、岸から離れた堤防下にはまだ数人が見える。
遠…

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砂塩鱗 その姿

それはもう半ば無理矢理。
アポは一軒消えはしたが、そう易々と三連続で羽根を伸ばせるはずもない。
なんとはなく理由をつけて仕事を人任せにしたとしても、既に二日も穴を空けている。
釣り帰り、夜中に会社に出向いて翌日以降の段取りもつける。
そう、今年一発目のビッグイベント、フィッシングショー横浜は二日後から…

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砂塩鱗 箍

電話はヒデさんの前日の釣果への祝いの言葉から始まった。
内心悔しい思いもあるが、彼も凄く満足している様子が伝わる。
ヒットしたのは最後に挨拶したあの場所だったと言う。
昨日の記憶を辿る。
比較的広い範囲にグチが溜まってはいたが、数人でルアーを通し続けたためか密度は疎ら。
おれがまだ居たタイミングはソコリ…

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