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▼ マグナムクラフトとナノアロイ
- ジャンル:日記/一般
- (ロッドビルド)
ナノアロイ・・・新素材樹脂の名称ですね。
青木さんは
-------
現在、皆様のお手元に有るマグナムクラフトのブランクは
ナノアロイの技術を使ったカーボンで作られていると思いますが
ライセンス契約をすればナノアロイの技術を使ってますと
名乗る事が出来るという事だと思います。
-------------
と書かれてます。
違います。
これね、非常にまずいんですよ。
マグナムクラフトさんのカーボンにナノアロイ樹脂は
微塵も含まれてません。
ナノアロイってのは
樹脂名でちゃんと決まってます。
たとえ憶測でも全部ナノアロイを連想させる
書き方をしているのはまずいです。
厳密に言うと規約違反でありライセンス違反であり
誤解を招きかねない虚偽記載をしちゃってるわけですので
担当者も重くみてると思います。
東レの担当者さんから近々訂正依頼がいくかと。
マグナムクラフト採用のカーボンは下記ですが
http://ameblo.jp/magnamcraft/entry-12028143943.html
真ん中二桁が05と25しか存在してないことが分かります。
この真ん中二桁が樹脂名です。
例:9251S 90051F
25は高伸度一般樹脂
05は一般汎用樹脂となってます。
ナノアロイは 真ん中二桁が20 および 04です。
ナノアロイ採用例:
40t M40JB :T9045S-8
30tカーボン M30SC
T8045S-7
また35tにはナノアロイテクノロジー採用製品は存在しません。
ナノアロイのラインナップがあるものは
24t 30t 40t 55tとなってます。
というわけでマグナムクラフトさんには
現段階ではナノアロイ採用のものはありません。
東レ本社の担当者に直接話を伺ったので間違いありません。
こういう問題が多々見受けられるということで
8月を目処にナノアロイの樹脂に関する詳細を含んだ
新しいHPとPDFを公開するとのことです。
そもそも、一概にナノアロイを使ったから
良いブランクになるとは限りません。
適材適所
テーピングの圧力もそうですが
ローリングマシーンと呼ばれるカーボンシートをマンドレルに巻きつける巨大なプレスマシンの圧力でも変わります。
ここらへんはノウハウが要求されるとの事なので
中国でも大きい工場なんかは問題なく出来ることはあっても
そうじゃないところは技術が不足していたり色々問題があったりとかなんとか。
ブランクの原料は適材適所で使ってこそです。
マグナムクラフトさんのブランクは
現在の状態がベストだと思います。
ウエダだってそういう意味で
ティップは伸びのいいTR-X1000
バットは復元力と張りを出すため超低レジンで
伸びが極端に少ない樹脂を採用した
TR-1000やLimitTR-1000&ボロンで
使い分けたりもしてたわけですから
あとTR-Xという謳い文句も
ウエダのTR-X1000とは性格が別物ですから誤解なきよう。
ウエダは繊維の原料こそ同じですが
樹脂品番も樹脂量も汎用ではなく特注品です。
M40JBを使っていても一般プリプレグではないってことです。
またプレス圧力、熱処理も普通の処理ではないです。
だからこそ原料が手に入らないという問題に
直面したり色々あったわけですよ。
ウエダとは基本マンドレルへの巻き方も違います。
TORAYカーボンを使っている以外に
近いと感じる要素が一切ないです。
繊細さや張り、復元力より
つぶれにくさ、裂けにくさに特化し
強度を大前提にジギングロッドに近い設計にしているのが
マグナムクラフト共通の設計です
カリカリチューニングで
使い手を選ばざるを得ないレーシングカーと
誰でも運転できて長距離運用できる
一般車みたいな差です。
http://ameblo.jp/magnamcraft/entry-12028143943.html
真ん中二桁が05と25しか存在してないことが分かります。
この真ん中二桁が樹脂名です。
例:9251S 90051F
25は高伸度一般樹脂
05は一般汎用樹脂となってます。
ナノアロイは 真ん中二桁が20 および 04です。
ナノアロイ採用例:
40t M40JB :T9045S-8
30tカーボン M30SC
T8045S-7
また35tにはナノアロイテクノロジー採用製品は存在しません。
ナノアロイのラインナップがあるものは
24t 30t 40t 55tとなってます。
というわけでマグナムクラフトさんには
現段階ではナノアロイ採用のものはありません。
東レ本社の担当者に直接話を伺ったので間違いありません。
こういう問題が多々見受けられるということで
8月を目処にナノアロイの樹脂に関する詳細を含んだ
新しいHPとPDFを公開するとのことです。
そもそも、一概にナノアロイを使ったから
良いブランクになるとは限りません。
適材適所
テーピングの圧力もそうですが
ローリングマシーンと呼ばれるカーボンシートをマンドレルに巻きつける巨大なプレスマシンの圧力でも変わります。
ここらへんはノウハウが要求されるとの事なので
中国でも大きい工場なんかは問題なく出来ることはあっても
そうじゃないところは技術が不足していたり色々問題があったりとかなんとか。
ブランクの原料は適材適所で使ってこそです。
マグナムクラフトさんのブランクは
現在の状態がベストだと思います。
ウエダだってそういう意味で
ティップは伸びのいいTR-X1000
バットは復元力と張りを出すため超低レジンで
伸びが極端に少ない樹脂を採用した
TR-1000やLimitTR-1000&ボロンで
使い分けたりもしてたわけですから
あとTR-Xという謳い文句も
ウエダのTR-X1000とは性格が別物ですから誤解なきよう。
ウエダは繊維の原料こそ同じですが
樹脂品番も樹脂量も汎用ではなく特注品です。
M40JBを使っていても一般プリプレグではないってことです。
またプレス圧力、熱処理も普通の処理ではないです。
だからこそ原料が手に入らないという問題に
直面したり色々あったわけですよ。
ウエダとは基本マンドレルへの巻き方も違います。
TORAYカーボンを使っている以外に
近いと感じる要素が一切ないです。
繊細さや張り、復元力より
つぶれにくさ、裂けにくさに特化し
強度を大前提にジギングロッドに近い設計にしているのが
マグナムクラフト共通の設計です
カリカリチューニングで
使い手を選ばざるを得ないレーシングカーと
誰でも運転できて長距離運用できる
一般車みたいな差です。
- 2015年7月8日
- コメント(6)
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