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カタボシイワシパターン ~回遊するタイミングとヒットパターン~

 暗い時間帯ではあまりベイトの気配を感じなかったのだが、夜明けと共にカタボシイワシがフィッシュイーターに追われ、ボイルが発生することがわかった。
 
カタボシイワシは夜明けをきっかけに沖から回遊してきたのか?
それともルアーのキャスト範囲に居なかっただけで、夜中もずっとこのエリアには居たのか?
 
明るい時間帯のボイルはナブラに近い規模にもなる為、おそらくそれらは青物の仕業。
シーバスを狙うのであれば、やはり暗い時間帯に的を絞りたい。
 
カタボシイワシが夜中に溜まる条件とエリアを知りたくて、先入観を持たず様々な時間帯にそのポイントに通ってみることにした。
 
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【初日の釣行を終えて、カタボシイワシパターン用にセットアップしたルアーケース】
 
※釣行日:12月初旬


■ 夜でも回遊がみられたカタボシイワシ
 
 日没後のエントリー時点ではベイトの気配は感じない。
沈んでいるのかな?と思いレンジを入れて探るも、やはりベイトは当たってこない。
 
12月初旬は南国鹿児島といえど夜は一桁代の気温まで落ち、両脇と背中にカイロを貼って対策をする。

寒いし何も起きない無の時間帯がずっと続いているけれど、新しいベイトパターンを模索している過程は楽しく、ロッドを振り続けることは苦にならない。
 
上げ潮か下げ潮か。干満のタイミングか。降雨の影響なのか。
そもそもカタボシイワシが捕食するエサは何なのか。そのエサが多く発生する条件は何なのか。
 
キリがない程に考えるべき要点があって、ロッドを振りながらだとあっという間に時間は過ぎていく。
 
 釣行開始から2時間程経過した頃、細かく立ち位置の移動を繰り返していると微かに「ピチャピチャ」という音が聞こえてきた。

その方角は、自分の立ち位置からして左方向。沖の方から段々と近付いてくることがわかる。
暗闇に目を凝らすと、水面にカタボシイワシの波紋が広がっているのも確認できる。
 
"夜でもカタボシイワシは回遊してくるんだ"
 
一番知りたいことがわかったと同時に、このチャンスは絶対に逃したくないと思った。


■ ヒットしたのはカタボシイワシの群れの端
 
 近付いてくるカタボシイワシの群れに対して重要になるのが、ルアーをどの位置に投入するか?という点。

初日の釣行では発生するボイル目掛けてルアーを投げたのだが、ヒットには至らなかったからだ。
 
悔しい思いをしたので、あれからベイトが居すぎて食わないボイルの攻略法みたいなのをネットで色々と調べ、学んだそれらをひとつずつ試していく。
 
一つ目の作戦はノーバイト。二つ目の作戦もノーバイト。
そして次なる三つ目の作戦は…フルキャストして少し巻いたところで、メガバスのカゲロウ124Fに衝撃が伝わる。
 
カタボシイワシのスレかな…?と思いつつもアワセを入れると、ぐんぐんと力強い引きが伝わってきた。
 
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 最後まで暴れまくって元気な引きを見せたのは、初日に続きヒラスズキだった。サイズは55センチほど。
 
カタボシイワシの群れの向こう側へフルキャストし、やや斜めにはなるがなるべく群れの進行方向と同調するように且つ、群れの端っこを引いてくるイメージでのヒットだった。
 
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カゲロウのカラーは、ナイトゲームでのアングラー側の視認性を重視して新しく購入したばかりの"PM HOT SHAD"。

チャートバックパール系のカラーは、暗闇でも足元まで来たらぼんやりと白く浮かび上がってくれので一の把握がし易く、回収時に足元のストラクチャーにぶつけるリスクが減るから好んで使っている。
 
マルスズキと比較すると引きが強いと感じるヒラスズキ。
良い一匹に満足しつつも、なんでヒラスズキ?という疑問はまだ残る。
 
自分が普段通っているシャロー河川では、降雨の影響がない限りなかなかヒラスズキが入ってくることは稀なのだが、海には意外と多くのヒラスズキが居るのだろうか?
 
海でのシーバス釣りの経験が無さすぎるので、ひとつひとつが新鮮過ぎるくらいだ。

 
■ ネットの世界で忘れがちな感謝の気持ち
 
 ヒット直前のシチュエーションでは、カタボシイワシの群れが近付いてくる中で、数回捕食と思われる音もボイル音も聞こえていた。

待望のそのシチュエーションで、いくつか事前に用意していたルアーのトレースコースを実践し、ヒットに繋がったことがかなり嬉しかった。
 
その調べた方法はいずれも先駆者たちの努力の賜物であり、ネット上にブログという形で提供してくれている情報に他ならない。

だからこそ、面と向かって話すわけではない"ネットの世界で忘れがちな感謝の気持ち"を忘れずに。
 
新しいフィールドに立つこともそうだけれど、新しいベイトパターンに向き合うのもとても楽しい。
 
カタボシイワシパターンを経験してまだ数日、そして釣果も2匹のヒラスズキだけ。
 
まだまだ知りたいことがいっぱいだ。


 
【タックル&ウェア】
[ロッド]ZENAQ PLAISIR ANSWER PA89 -Technical Surfer-
[リール]SHIMANO 18 STELLA 3000MHG
[メインライン]SUNLINE CAREER HIGH6 1号(16lb.class)
[リーダー]SUNLINE STATE CLUTCH SHOCK LEADER NYLON 20lb.
[キャップ]1989Luresフラットキャップ(OTTO)
[バッグ]SHIMANO XEFO・タフウエストバック
[ライフジャケット]DAIWA 膨張式ライフジャケット(腰巻きタイプ)
 
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