プロフィール

hiratch

鹿児島県

プロフィール詳細

カレンダー

<< 2024/3 >>

1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

検索

:

タグ

アーカイブ

アクセスカウンター

  • 今日のアクセス:11
  • 昨日のアクセス:118
  • 総アクセス数:1024007

QRコード

"わがままなまでに拘る" 2018年夏のリバーゲーム開幕

誰のためでもない


自分のしたい釣りを


わがままなまでの拘りで


今年の夏は、自分とハンドメイドルアーの価値を掴む為の勝負の夏と決めている


全ては自分のためだけに




先週末の九州南部梅雨入りの知らせ。

毎年のようにその知らせを聞いた次の日が晴れるのは、もはや恒例のような気もする。



春の残り火に見切りをつけた翌日、中流域の瀬に僕は立った。

そこは、今年の夏に中・上流域の特別な1匹のスズキに出逢うことを夢見るとある河川。



道路脇のスペースに車を停めて準備をしていると、近付いてくる人影に気付く。

普段から駐車スペースにはだいぶ気を遣っているつもりであるが、もしかしたら何か言われるかも?と思いつつこちらから挨拶をすると、結果的に釣り談義に華が咲いた。


ご年配のその方は東京から移住してきて、この川の目の前に家を建てた。

毎年、夏になると鮎釣りを楽しみ、遠く離れた故郷の友人たちに立派に成長した鮎たちを贈っているのだそう。



「どこから?」


「鹿児島市内からです」


「そう」


「僕もこの川が好きなんです」



そんなやりとりの後、支度を整えた自分を見て「それじゃあ」と言って立ち去るご年配の方。


「少しお邪魔させて頂きます」と言って、僕はご年配の方とは反対側となる河原におりた。



…そういえば挨拶を交わしたすぐあとに「ヤマメか何か?」と聞かれた。

まさか、ここにヤマメがいるということなのか…?

なにか大きなヒントをもらったような気がする。




僕がこの夏の釣りでやりたい事はとても単純で、一言で言えてしまう。



"瀬の中やストラクチャー周りに10Parabellumを泳がせるだけ"



そこにはもちろんいくつかの拘りを盛り込んでいくことになるのだけれど、夏が終わって振り返った時にその"拘り"が形になっていればいいと思うので、今は敢えて書かないでおこうと思う。




もちろんそんな拘りの釣りを、今からこの夏いっぱい展開していく。



瀬の流芯の強い流れからはじき出されストラクチャーの岩陰に流れ込んでいった10Parabellumを、捕食者は逃す機会など与えず早々と食らいついた。


記念すべき中流域の始まりを出迎えてくれたのはチヌだった。



mp4m7r4wdreontw9kyme_360_480-3f97c7c5.jpg



手前に張りだした大きな岩を避けたいのに、下にグングンと潜るようなファイトでヒヤヒヤさせてくれた正真正銘真っ黒な子。



axkuui2yxi7p2bwme55j_480_360-9171148b.jpg


30センチくらいかな?10センチの10Parabellumに食らいつくその気持ちが逞しくもあり可愛くもある。



幸先の良い出だしに満足しつつ、濁りの効いた晴れの日のデイゲームをさらに楽しむべく、下流へと移動しながら打っていく。

ここぞと思うストラクチャー周りでバイトは出ない。


いるのか?いないのか?


一投毎にそんな心の声を無意識のうちにルアーに乗せるけど反応はなく、こちらからの声掛けをやめてみる。

でもそんなやめた途端、"あちら"から声が掛かったりするもので。



c3ej2ohdedpujhkwcah4_480_360-9ebb8ddd.jpg




kcssj6sn95u32m5p6if2_480_360-d4280f86.jpg



幸先良く出逢うことができた中流域シーバス。



35rpm4p7hsvpgahm443m_480_360-b4203464.jpg


ヒットルアーの10Parabellumは、シャウトTCスパークのシングルフック仕様。

拘りのひとつだ。



僕の夏の始まりは魚を探すがホゲ続けるところから始まる予想だったのに、こうも簡単に初日から主人公が登場してくれるなんて。

全くもって僕らしくない展開だが、緩む口元から嬉しさが込み上げてくる。




自然はやはり変化していくもので、去年そこになかった地形が新たな流れを生み、狙いのエリアまでは行けなくなっていた。

そして、あるはずだった対岸のシェードが重機によって破壊されて、ひとつふたつとピンのポイントは潰れていた。


だがそれでも、その時その場所で出来ることをやるかやらないかが、単純に答えに繋がるだけなのかもしれない。



10Parabellumをダウンの流れに乗せつつ、ワンアクション入れたら後退させていく。


明確なバイトがあった1回目は乗らなかったが、2回目のバイトはしっかりとTCスパークが捕らえた。





hukp8fjo683hpdrjdu6c_480_360-2f6d2d69.jpg



この1匹がこの日キャッチした最後のシーバス。

元気でエラ洗いしまくりのファイトが、最高にエキサイティングな1匹だった。




時期的に雨の恩恵を受けやすい梅雨ということと、夏というにはまだ少し早い5月だけれど、僕の2018年夏のリバーゲーム開幕はこの日からとする。


自分の夏だから、自分勝手にそう決める。



そして、梅雨が明け灼熱の太陽が照りつける夏本番がやってきた時が最上流域チャレンジの合図。


そこで1匹の特別なスズキに10Parabellumで出逢いたい。


今年の夏は、ただそれだけに全てを捧げたいと思う。




svm527r5vumdynngnx7i_480_360-f0cee00b.jpg




【tackle data】

Rod:Golden Mean OUTRANGE ORS-90ML

Reel:DAIWA 18CALDIA LT4000-CXH

Line:SUNLINE CAREER HIGH6 1号(16lb.class)

Leader:SUNLINE STATE CLUTCH SHOCK LEADER NYLON 20lb.

Hooks:Shout! TCスパーク #2

Lure:10Parabellum(1989Lures) …all handmade lures



【wear & tool data】

Cap:Pazdesign フラットバイザーIII

EYE WEAR:DANG SHADES LOCO 

Protect gear:Pazdesign フェイスガード グレーカモ

Life jacket:Shimano XEFO ショートゲームベスト VF-274L

Wader:REALMETHOD チェストハイウェーダー ピンフェルト TG-2904

Fish grip:STUDIO OCEAN MARK OG2100Newbie M/Go

Camera:Nikon COOLPIX A900



■ハンドメイドルアーやシーバスフィッシングのリアルタイム更新をTwitterにておこなっています♪ お気軽にフォローして下さい♪

http://twitter.com/hira__tch


■Facebookでは釣りはもちろんの事、日常やプライベートなど色々投稿してます♪

https://www.facebook.com/1989Lures


■Instagramページです♪ コンデジ"Nikon COOLPIX A900"で撮った写真達を紹介しています

https://www.instagram.com/hiratch_1989lures/

コメントを見る