プロフィール

hiratch

鹿児島県

プロフィール詳細

カレンダー

<< 2024/4 >>

1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30

検索

:

タグ

アーカイブ

アクセスカウンター

  • 今日のアクセス:163
  • 昨日のアクセス:529
  • 総アクセス数:1029301

QRコード

真昼間の一番搾り

行ける時に、ロッドを振りに行く。
例えそれが、自然の力が味方してくれないタイミングだと心のどこかで思っていたとしても。


いつもの上流域に到着したのは真昼間の12時過ぎ。
数日前に降った雨の影響はすでに終わりかけ、微妙に濁りが入っているか?とわからないくらい川は穏やか。
おまけに真上にある太陽の存在感が気になるところ。

ここ最近の釣果は雨の影響やマズメ時の活性の高さを狙ったものだったからちょっと不安になるも…
だが、よく考えたら最初にこの場所で釣った時も、特に至って何も変化のないこんな日の真昼間だったよなぁと思い出す。

小型ミノーに埋め尽くされている脳の思考回路をトップルアーに切り替え、最初に味わったトップで出す楽しみを再び味わうべくキャストを開始した。


しかし…目星を付けてる流れやストラクチャーを打つもまったく出ない。
…こりゃダメだ。
思わず弱音を吐く。

やれるだけやって小型ミノーに切り替えるか…と思うものの、残された時間がない。
今日の許された時間は2時間だけだ。

ボウズ覚悟でトップを引き続けるか、なんとしてでも1匹を搾り出すか…
すでに1時間近く時間は経過している。
トップをあと1時間も引き続ける集中力があるだろうか?…うーん、ハッキリ言ってない。
残りの時間はバイブレーションでボトムに潜むシーバス狙いに集中することにした。


早いペースで広範囲を探っていく。
残り時間が少ないのが気掛かりだけど、そこは丁寧な操作を心掛ける。

ストラクチャーにはロスト覚悟でタイトに。
流れのエリアでは、ラインに伝わる水流も意識して様々な角度からルアーを通して行く。

それを繰り返すも…出ない。
残り時間も少なくなってきた。
あと10投出来るか?といったところ。


折り返しポイントに到達し、場所移動も出来ない為、打ってきたエリアの気になる部分をもう一度ずつルアーを通して帰ろう。
そう思って再び丁寧にキャストし始めて数投目だった。

水深2〜30センチの対岸の浅瀬にキャスト。
サミングしロッドを立てたまま着水後、すぐにファーストリトリーブ開始。
それでも、ゴツゴツとずっと底を擦りながら巻いてきて、ブレイクラインに差し掛かりリフト&フォールに移ろうとしたその瞬間…

ゴツンと手元に衝撃が伝わり巻いていたハンドルも止まった。
水中に入るラインのすぐ先で、ギラリと反転し光る魚体が見えた!

少し遅れたがしっかりと合わせを叩き込みファイト開始。
ガッチリしまってるドラグ故の特徴だと思うが…アワセを入れた直後のエラ洗いがダイレクトで、とにかく回数も多い!
エラ洗い時に見えた魚体は小さいものの相変わらず元気なリバーセイゴだった。

vi5i4c8cbp4jjrvs9zzp_690_920-3adbc505.jpg

50あるか?ってくらいだけど、真昼間に2時間投げ続けた結果が出たことが何より嬉しかった。


hjvre7vj2kzuda27eybu_690_920-e3c9beb8.jpg

ルアーは自作のバイブレーション。
アルミ張りギラギラ仕様のボディで、個人的にヒラ打ちさせまくるのが楽しいカラー。

濁りだとか夜間だとパール系が良いとか、昼間のボトムゲームだとシルバー系がいいとかなんとか聞くけど…
まだイマイチ自分自身で実感出来てないから、確証を得るまで投げるのみ。


その後は、足元でアジサイズのセイゴがヒットしたけど成す術なくバラし…
実は以前から何匹もこの足元ヒットでバラしてるんだけど、次はこの足元ヒットをモノにする術をマスターしなきゃなと思う。


そんなわけで、真昼間の2時間限定釣行もなんとか1匹を搾り出して終了。
爆釣も楽しいけど、真昼間から飲む生ビール並に今回の1匹は価値があったのだった。



tackle deta
shimano DIALUNA S900ML
daiwa 14CALDIA3012H
YGKよつあみ G-soul SUPER JIGMAN X4 1号
GOSEN SHOCK LEADER 20lb.
P.P.B,SIGEKI70S…etc.


ちなみに…釣行後の外せない予定とは、何年かぶりの歯医者。まさかの親知らずに穴が空いている事実を、奥歯に詰まったご飯粒を取ろうとして気付くとは…言うまでもなく、治療後はテンションだだ下がりで1日を終えたのだった…



<2017.12.14 記事の一部をリライトしタグを追加しました>

コメントを見る