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▼ 2月の決戦。
『明日、休みます。』
上司に有給申請を出した当日、定時にあがりジムニーで退社した。
「夕飯からかな。」
ナイトゲームに備え、腹ごしらえをした後に釣り場へ向かう。
近年の地元河川は市外からもアングラーが増え、時合いよりも更に早くエントリーしなければピンをキープすることが難しくなっていた。
本命の「1つ目の時合い」の7時間前から車内待機…。他のアングラーの車がこないか気をつかいつつ仮眠をとった。
『確実に仕留めたい。』
昨年の同時期は70クラスのアフターがぽつりぽつり釣れたが、本命のデカいやつからのコンタクトを得ることができなかった。1年前から準備しても、なかなか出会えないメーターシーバス。
先行者アングラーたちや、後行者たちからのプレッシャーの中だから獲れない…
という、プライドが高い自分故の検討違いな分析で頭がいっぱいだった。
『スキル不足だろっ!!!』
と、自分に喝を入れて始まった2022年の稚鮎シーズンでメーターを獲るという想いは、2021年の3月からおよそ1年を経てこの日に辿り着いた。
本命のこの日の一潮前。
メーターを想定してのリハーサル釣行では、2日で15バイト以上が出た。MAXは70アップでそれ以外はセイゴだった。
湘南河川ではかなりの好調だ。
昨年の春から季節外れのサーフシーバスを追いかけ続けた成果だと思う。
サーフにも横の流れが存在し、苦手なドリフトのスキルアップに繋がったと感じた。
マサっちの釣りチャンネルでドリフトのやり方を真似し、試行錯誤しながら神川の落ち鮎付きのシーバスもとれたことで、ドリフトへの苦手意識が薄れつつあった。
また、初冬の伊良湖遠征前からフラットも連日狙ったことで、ボトムを意識した釣りに耐性ができた。それで水の中のイメージ力が増した事も起因していただろう。
そして、リハーサル釣行から一潮が過ぎ、夕まずめのベイトの状態を確認したところ、稚鮎の存在を確認できた。
また、岸際でのハクや甲殻類の密度の多さは、デカいシーバスを寄せるには申し分なさそうだった。
windyアプリとネット天気予報の風向きを確認した。
双方、ともに予測が一致していた。
(獲るなら…明日だ。)
…
当日の夜、車内で長時間待機していたが、他のアングラーは現れなかった。平日だからなのか、、、。肩周りをほぐしながら、運転席を降りてこの状況に高揚した。
…
ほぼ無風の水面。ベイトの濃度はまだそれほど多くはなかった。
予測では30分後にベイトが浮き始める「一つ目の時合い」がやってくる。
ふと後方から声を掛けられた。
ベテランさんもこの時期の美味しい魚を狙いに来たようだった。上流側に釣り座を譲り、世間話をしつつ、本命の流れでセイゴがヒットした。

(セットアッパースリム95S)
その後は特に反応はなかったが、立ち位置を変えて、「2つ目の時合い」を探ってみる。
離れた位置にいたベテランさんがランカーをキャッチしたとほぼ同時刻、
ヒッターも地形変化についたランカーを捉えた。

(カットバイブ55HW)
(ぶつ持ちを撮ってくれたKさん、ありがとうございましたm(_ _)m)
Kさんが帰宅し、その後はぽつりぽつりとボトムでセイゴを獲るが、流れがとまってしまう。
「…移動しよう」
2年前。流れが止まったタイミングで恐らくはメータークラスのエラ洗いを目撃し逃した。
その時合。
「3つ目の時合い」だ。
この時合は昨年は1度も反応がなかったが、多くのベテランさんやその他メーターを捉えたことのあるハンターたちの証言と一致する。
かなり根が混在するエリアだが、1ヶ月間のプラとリハーサルで大抵の地形変化は把握できていた。
ゲンマ85Sの17gを沖にキャストした。
かなり緩い流れの中を10秒程度放置してから、「ぬぅぅうううん…」という引き抵抗を感じながらリーリングをする。
途中から、なんとも言えない流れに入る。
反転流なのか、押してるような不思議な感覚が手元に伝わる。
そのまま2回転ほどリーリングした時、
ぬんッ
という不意な手応えに、体が反応した。
完璧な合わせだった。
2秒程度感触を味わう中で、確実な生命感を感じ取った。
すかさずゴリ巻きして沖の根から引き剥がす。
強引に20m程度寄せた手前の根周りで「奴」はこの事態にようやく気付いたように、抵抗を始める。
ラインが根に擦られるような角度に入りそうになる…!
「させるか…!」
下流側に移動しラインを根から遠ざけ、奴を一気に寄せる。
手前5メートル。
根がない場所まで寄せたが、浮かない…!
スワットのバッドで最大限に体重をかけるも粘る。
が、テンリュウのブランクスの前では5秒後に浮いてくることを予想ができた。
慌てずにランディングネットに手をかける…が、背中にネットが無いっ!(笑)先程のランカーキャッチしたときに置き忘れてきたようだ←
もたもたしてる間に魚体が浮いてしまう(笑)
でかいっ…
ずりあげたいが、足元に根が多く、根の間の狭いスペースに慎重に奴の巨体をコントロールしなければならなかったが…
スワットの圧倒的な粘りとコントロールでずり上げに成功した。

(ゲンマ85S 17g)
90を越すこの頭の雰囲気が圧倒的だった…。

堂々の94cm。
メーターこそ届かなかったものの、2020年の人生初ランカー89cmを凌ぐ自己記録更新サイズだった。
初90はとにかく嬉しい。。。
多くの時間と労力で掴むものってたまらないものがある。
感無量の冬シーズンを堪能できた。
これだからシーバスはやめられない。
また来年。
上司に有給申請を出した当日、定時にあがりジムニーで退社した。
「夕飯からかな。」
ナイトゲームに備え、腹ごしらえをした後に釣り場へ向かう。
近年の地元河川は市外からもアングラーが増え、時合いよりも更に早くエントリーしなければピンをキープすることが難しくなっていた。
本命の「1つ目の時合い」の7時間前から車内待機…。他のアングラーの車がこないか気をつかいつつ仮眠をとった。
『確実に仕留めたい。』
昨年の同時期は70クラスのアフターがぽつりぽつり釣れたが、本命のデカいやつからのコンタクトを得ることができなかった。1年前から準備しても、なかなか出会えないメーターシーバス。
先行者アングラーたちや、後行者たちからのプレッシャーの中だから獲れない…
という、プライドが高い自分故の検討違いな分析で頭がいっぱいだった。
『スキル不足だろっ!!!』
と、自分に喝を入れて始まった2022年の稚鮎シーズンでメーターを獲るという想いは、2021年の3月からおよそ1年を経てこの日に辿り着いた。
本命のこの日の一潮前。
メーターを想定してのリハーサル釣行では、2日で15バイト以上が出た。MAXは70アップでそれ以外はセイゴだった。
湘南河川ではかなりの好調だ。
昨年の春から季節外れのサーフシーバスを追いかけ続けた成果だと思う。
サーフにも横の流れが存在し、苦手なドリフトのスキルアップに繋がったと感じた。
マサっちの釣りチャンネルでドリフトのやり方を真似し、試行錯誤しながら神川の落ち鮎付きのシーバスもとれたことで、ドリフトへの苦手意識が薄れつつあった。
また、初冬の伊良湖遠征前からフラットも連日狙ったことで、ボトムを意識した釣りに耐性ができた。それで水の中のイメージ力が増した事も起因していただろう。
そして、リハーサル釣行から一潮が過ぎ、夕まずめのベイトの状態を確認したところ、稚鮎の存在を確認できた。
また、岸際でのハクや甲殻類の密度の多さは、デカいシーバスを寄せるには申し分なさそうだった。
windyアプリとネット天気予報の風向きを確認した。
双方、ともに予測が一致していた。
(獲るなら…明日だ。)
…
当日の夜、車内で長時間待機していたが、他のアングラーは現れなかった。平日だからなのか、、、。肩周りをほぐしながら、運転席を降りてこの状況に高揚した。
…
ほぼ無風の水面。ベイトの濃度はまだそれほど多くはなかった。
予測では30分後にベイトが浮き始める「一つ目の時合い」がやってくる。
ふと後方から声を掛けられた。
ベテランさんもこの時期の美味しい魚を狙いに来たようだった。上流側に釣り座を譲り、世間話をしつつ、本命の流れでセイゴがヒットした。

(セットアッパースリム95S)
その後は特に反応はなかったが、立ち位置を変えて、「2つ目の時合い」を探ってみる。
離れた位置にいたベテランさんがランカーをキャッチしたとほぼ同時刻、
ヒッターも地形変化についたランカーを捉えた。

(カットバイブ55HW)
(ぶつ持ちを撮ってくれたKさん、ありがとうございましたm(_ _)m)
Kさんが帰宅し、その後はぽつりぽつりとボトムでセイゴを獲るが、流れがとまってしまう。
「…移動しよう」
2年前。流れが止まったタイミングで恐らくはメータークラスのエラ洗いを目撃し逃した。
その時合。
「3つ目の時合い」だ。
この時合は昨年は1度も反応がなかったが、多くのベテランさんやその他メーターを捉えたことのあるハンターたちの証言と一致する。
かなり根が混在するエリアだが、1ヶ月間のプラとリハーサルで大抵の地形変化は把握できていた。
ゲンマ85Sの17gを沖にキャストした。
かなり緩い流れの中を10秒程度放置してから、「ぬぅぅうううん…」という引き抵抗を感じながらリーリングをする。
途中から、なんとも言えない流れに入る。
反転流なのか、押してるような不思議な感覚が手元に伝わる。
そのまま2回転ほどリーリングした時、
ぬんッ
という不意な手応えに、体が反応した。
完璧な合わせだった。
2秒程度感触を味わう中で、確実な生命感を感じ取った。
すかさずゴリ巻きして沖の根から引き剥がす。
強引に20m程度寄せた手前の根周りで「奴」はこの事態にようやく気付いたように、抵抗を始める。
ラインが根に擦られるような角度に入りそうになる…!
「させるか…!」
下流側に移動しラインを根から遠ざけ、奴を一気に寄せる。
手前5メートル。
根がない場所まで寄せたが、浮かない…!
スワットのバッドで最大限に体重をかけるも粘る。
が、テンリュウのブランクスの前では5秒後に浮いてくることを予想ができた。
慌てずにランディングネットに手をかける…が、背中にネットが無いっ!(笑)先程のランカーキャッチしたときに置き忘れてきたようだ←
もたもたしてる間に魚体が浮いてしまう(笑)
でかいっ…
ずりあげたいが、足元に根が多く、根の間の狭いスペースに慎重に奴の巨体をコントロールしなければならなかったが…
スワットの圧倒的な粘りとコントロールでずり上げに成功した。

(ゲンマ85S 17g)
90を越すこの頭の雰囲気が圧倒的だった…。

堂々の94cm。
メーターこそ届かなかったものの、2020年の人生初ランカー89cmを凌ぐ自己記録更新サイズだった。
初90はとにかく嬉しい。。。
多くの時間と労力で掴むものってたまらないものがある。
感無量の冬シーズンを堪能できた。
これだからシーバスはやめられない。
また来年。
- 2022年4月16日
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