石垣に行ってきた。もちろん、竿を持って…ただあまり釣りメインではない旅行であった。
西表島とダイビング5本が特に印象深かった。他にもっと大事な目的もあったが、アウトドアではないので遠慮しておく(^.^)

ダイビングは計2日。
1日目は、冬の海初体験で冷たさにびっくりしたが、意外となれると冷んやりして心地よかった。
曇りで、生物たちも活性が低く数も少なかったが、2匹のアオウミガメが相手をしてくれた。個人的に初野生ウミガメだったので、かなり感動したが…頻繁に出るので珍しくはないらしい…恐るべし石垣！

2日目は、すごいの一言…
わずか、2本のダイブ中1本目ウミガメと無数のコブシメの産卵、2本目で5匹のマンタの水中遊泳を楽しめた。
アオリイカ釣り好きとしては、コブシメとの遭遇はすごい楽しかった☆枝珊瑚の森を這うように抜けると…15〜20匹のの群れに囲まれた。でかい個体は、3〜4kgは優に超えるだろうか…手を伸ばせば届く距離に巨大イカいる状態に息を飲んだ。それぞれつがいで、メスは丁寧に触手を伸ばして一つ一つφ2cmほどの卵を枝珊瑚に植え付けて行く…野生動物が自己の意識を持って動く現場を目撃し、まるで宇宙で知的生命体に出会った気分であった☆

1本目の後、船上でエギングを楽しんだ。アオリイカとアオヤガラがエギに戯れてきたが…のらず汗…てこずってる私を見兼ねて船長が2号エギでコイカを釣り上げてしまった^_^流石です！

2本目は、船長の判断で日本人気No.1マンタスクランブルをあえて外し…マンタが突如水面に現れたポイントで潜ることに。
しかし、それが的中！
目の前を5匹のマンタが凧のようにクルクル旋回する姿は、まさに圧巻だった‼︎ぶつかるんじゃないかというぐらい目の前をマンタが次々と接近通過して行く…まるで人間をからかっているかのような優雅な水中遊泳に感激してしまった。笑

西表島にも、お邪魔してきた。見たかったのは、沖縄県下最大の滝ピナイサーラ☆
行き方は、マングローブカヌーからのトレッキングの5時間ほどのツアーがある。
ただ、昼12時に石垣島出発し17時半西表島から帰る私には時間がない…ということで私が選択したのは、マングローブジャングルを徒歩で通過し川を渡りトレッキング山道から滝に行くという無謀なツアー（単独行動）
マングローブ森に目印のブイがぶら下がっており、そこから目印の赤テープが30m間隔でついているという情報のみでトライ。釣りやカヌーで学んだ知識を活用し干満などを読みながら何とかたどり着けた。
行き道中は心配で心拍上がりっぱなしで、熱帯独特の植物や動物を楽しむ余裕はなかったが、帰りは魚や植生の固有性に目を奪われた。
片道50分ほどのトレッキング…苦労の末に辿り着けたピナイサーラの滝「ピナイ＝髭 サーラ＝滝」は高低差55mのすらりと長い美しい滝であり、達成感も格別であった。
西表図鑑Tシャツのオーナーが宇治出身の方で、ピナイサーラや西表島の動植物について興味深いお話しを聞かせていただき、西表山猫Tシャツもゲットし、最終便ギリギリで帰路についた(^-^)
また、いつか訪れたいです…西表島。

このリクガメはセマルハコガメという日本では石垣本島と西表島に生息する天然記念物。民宿の庭にひょっこり現れました。