プロフィール
工藤
その他
プロフィール詳細
カレンダー
検索
アーカイブ
アクセスカウンター
- 今日のアクセス:42
- 昨日のアクセス:464
- 総アクセス数:4628967
▼ 早春の港湾ゲーム
- ジャンル:釣行記
3月になったので、早春の港湾部に行ってきました。
しかも長潮と言う、かなり潮が動かないタイミングで。
正直言って、時期的にはまだ早いです。
もちろんバチだのアミだのを意識した釣りは成立はしますが、それらの釣りは基本的に大潮に絡む狭い時合いの釣りです。
当てられれば良い釣りが出来ますが、じゃぁそれ以外のタイミングでは釣りが成立しないのか?と言うと、全然そんなことは在りません。
そもそも、20年くらい前は、アミパターンなんてものも確立していなかったと思います。
「バチじゃない時に、なんか変な違うの喰ってるよね?」なんて会話をしてました。
しかもこの時期は、湾奥エリアはほぼ無人で、2月からシーバスが釣れるなんてほとんどのアングラーが知らなかったと思います。
当時、シーバスをそれなりにやりこんでいるアングラーと話をしても、12月末からバチが始まるまではシーズンオフみたいなことをよく聞きました。
私はたまたま、当時はブラックバスがメインであり、3月末までがシーバスのシーズンという動きをしていたので、「この時期は、バチみたいに数は出ないけどたまにポツンと大きいのが釣れる」という認識を持っていただけです。
それが20年もたてば、「湾奥でデカいの狙うには3月が裏ハイシーズン」なんてアングラーも出てくるようになりました。
まぁ、~~パターン云々はそれほど意識していないのですが、確かに数釣りにならない時ほど、予想外の良い魚に出会う気がしています。
今回の周ったエリアは、新木場からスタートして芝浦の先あたりまで。
奥の運河に、生命感なし。
だけど、この手の運河が大きな航路と出会うポイントが大事で、そこを起点にどっちに魚が居るのかで季節感を読んでいきます。
そんなコンタクトポイントには水門が多くあり、2面護岸の単調な水路に変化を与えてくれます。
流れを釣るバチを意識しすぎると見落としがちなのですが、この手の場所の小さなストラクチャーが、「数は少ないけどサイズが良い魚」を抱えてくれてることが多いです。
そこに「明暗」「ブレイク」「曲がり角」などの確定要素を、なるべく多く持つポイントを狙います。
一か所で粘る釣りではないので、足早に何か所かを見て回りました。
その時には、前出の確定要素プラス、不確定要素として当日の「風」「水質」「その他の何か」を考慮して、場所を絞っていきます。
今回は、前日にまとまった「春の雨」が降ったので、淡水が絡みやすいエリアは飛ばしました。
また、この淡水は自然河川によるものと都市排水によるものでも分けて考えます。
今回に限って言えば、都市配水系はプラス要素に考えてました。
そうやって絞って行って、途中でぽろぽろと同行した友人が産卵に関係のないサイズを掛けたり落としたりwしているのを見て、最終的に絞った場所で一番いい魚を獲っていく釣りが面白いです。
この時期の港湾、やっぱりコレがある。
ルアーはタピオスFにフックをガマカツのMH7番。
一回水を掴ませてから、ただひたすらゆっくり巻くだけ。
ブレイクと風で運ばれた水が起こす流れとストラクチャーが、全て90度でクロスする場所で、サスペンド気味に漂うタピオスは、数秒に一回のアクションが入る程度です。
それが足元のブレイクに差し掛かり、あと1mで回収するような位置で、下から突き上げて食ってきました。
そこまでゆっくりでは、アミパターンではないか?と言いたくなる人も要るでしょうが、そういうわけでは無いと思います。
個人的には「マッチザベイトだけがパターン」ではないと考えてます。
季節に合わせ、エリアの絞り方、ポイントの選定、アプローチの仕方、最後にルアーの使い方。
そういう沢山の要素を分解して層別し、その日のその時の自分のゲームに組み立てる事が「パターンを見出す」と言う考えであり、目の前にいるベイトはその要素の一つに過ぎないと思うのです。
ちなみにホントにアミでしか食わないなら(そういう時もある)、タピオスはシンキングです。
漂わせるのではなく、停めずにゆっくり巻くのが肝なので。
その時にアクションの質を「少ないイメージに」と言うのが釣れます。
ですから、ゆる~いアゲッパナの航路が良いんですよね。
そしてカラーは、常夜灯が絡む場所で、赤金はまず使いません。
個人的にはちょっと強い。
一発目に入れるのは、このあたりかな~。
イカだのアミだの手長エビだので、アクションの質は変えずにインパクトを少し落としたい時用のカラーです。
こんな感じで理由を絞り込む過程こそが、パターンを理解していくという事であり、ルアーフィッシングの楽しさの一つではないかと思うです。
付き合ってくれた友人に感謝♪
■タックルデータ
ロッド Tulala 89
リール オクマ40番
ライン PE2号 リーダー20lb
ルアー KET タピオスF
ウェアー アングラーズデザイン
- 2019年3月5日
- コメント(1)
コメントを見る
fimoニュース
登録ライター
- 新品リールを1年以上寝かしちゃ…
- 6 日前
- papakidさん
- ワールドシャウラリミテッド21…
- 6 日前
- BlueTrainさん
- デュエル:ハードコアTTリップ…
- 7 日前
- ichi-goさん
- 『掌返し?』 2025/6/4 (水) …
- 12 日前
- hikaruさん
- たけのこのこのこ2025 #9
- 15 日前
- はしおさん
本日のGoodGame
シーバス
-
- 本命はなかなか釣れないもので…
- JUMPMAN
-
- 今年初のホーム河川
- やまちゃん
バチやアミパターンで繊細なタックル推してる雰囲気で、磯ヒラとリール兼用で使ってるのカッコエエすね^^
潮フェッショナル
南極